![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/d0/80a63ed9af4e36a7a6b2581963c01421.jpg)
先日、ペガシス18μgでウイルスが消えた患者さんの経過をのせたことがありますが、今回も、180から開始して減量していった結果、18で著効がえられそうな患者さんを経験したので報告します。7月のウイルスチェックで陰性化なら、SVRとなる方なんです。2010年7月21日、確認できました。著効しました。
1bの高ウイル量の患者さんで、ペガシス180μg、コペガス錠600mgで開始しました。5ヶ月目から、好中球の減少が強くなり、90、60、30と休薬や減量を繰り返し、最終的に18で継続可能であった患者さんです。
ウイルスの消失は3ヶ月以内であったため、かなり効果が期待できる方でしたが、減量をした期間が長かったため、72週を目指して、18で7ヶ月間継続しました。
自覚症状のでる副作用は少なく、長期に継続することが可能でした。ウイルスが陰性化している限り、インターフェロンの量が少なくなっても継続することに意義があるんだなと勉強させられた患者さんでした。患者さんによって最適な量が最初からわかるならいいのですが、いまはまだ、試行錯誤で結果がよければよかったとしか言えないところが辛いところですが、少ない量でも効いている方がいることを知って頂ければ幸いです。
1bの高ウイル量の患者さんで、ペガシス180μg、コペガス錠600mgで開始しました。5ヶ月目から、好中球の減少が強くなり、90、60、30と休薬や減量を繰り返し、最終的に18で継続可能であった患者さんです。
ウイルスの消失は3ヶ月以内であったため、かなり効果が期待できる方でしたが、減量をした期間が長かったため、72週を目指して、18で7ヶ月間継続しました。
自覚症状のでる副作用は少なく、長期に継続することが可能でした。ウイルスが陰性化している限り、インターフェロンの量が少なくなっても継続することに意義があるんだなと勉強させられた患者さんでした。患者さんによって最適な量が最初からわかるならいいのですが、いまはまだ、試行錯誤で結果がよければよかったとしか言えないところが辛いところですが、少ない量でも効いている方がいることを知って頂ければ幸いです。
一年前の記事以来↓の、18μgの微量投与での著効例になりそうですね!
http://blog.goo.ne.jp/ryokuai_2007/e/8f6005bdfa70e4f90a1780f79b642920
患者さんごとにIFNの効きは異なるので、
ウイルス側の反応性が高いのであれば、
用量を減らしてでも継続する価値はありますね!
きっとMさんも勇気づけられたことでしょう!
先生、どうもありがとうございます。
ではまた~♪
1年前でしたよね。今回も効いてくれていそうで良かったです。
とうとう著効になられたのですね~!
いや~、よかった、よかった。
IFNはウイルスも自分もやっつけるので、
どちらに対する影響がより強いかという問題なのですね。
さすが先生、よく諦めずに継続されましたね!
それにしても9割廃棄はもったいないな~。
自分用にボトルキープできるといいのですが。
ではまた~♪
微量投与で65歳女子の方、著効・・・おめでとうございます(^ ^)
先生の超~ウルトラ匙加減に、感動!!!!!!
&ちゃっかり参考にさせて頂いてマス(=^ ^=)うふっ♪
よかったです。さすがに10分の1まで減らさないとならないってなったときは、ウイルスの陰性化が持続できるだろうかと不安でしたが、継続してくれたので、続けることができました。ウイルスが消えてなかったら、中止してたでしょうね。
18であれば90の5分の一なので、四割捨てるになるんだけど。小さい分量もないから、資源としてはもったいないのですが、薬としては効果があれば少なめにが原則ですからね。よかったです。大丈夫だってわかっていればどんどん減らせるんだけど。まだ、そうもう行かないのでジレンマですよね。
少量長期とかが本格的に保険適応になってくれたら、そういう量でも捨てずに使える時代がくるかも知れないんですけどね。
主治医に報告してみます。
ニュースでは相撲が云々などは後に”まわし”、こういう役立つ情報を流して欲しいものです。
心を痛めるまたかの幼児虐待ニュースより、新手の俺々詐欺を紹介するとか。
こういう、たまたまうまくいきましたっていう感じの報告はあまり学会でもされないんです。学問的には深くないっていうか、人によってやり方も違ったりするからなのかな。
でも、臨床医の研究会などでは結構報告されたりしています。いろんなさじ加減をみんなが出し合って、技を高め合えたらいいですよねえ。