肝臓病と共に生きる人たちを応援します

肝炎友の会との関わりで成長した肝臓専門医のブログです。2007.9.4より新規開始しました。

肝炎友の会はるにれ会 観楓会2016行ってきました 重大発表ありってことで 写真アップ

2016年10月03日 | 患者会
 
 
 
10月1日のはるにれ会の観楓会に参加してきました。ことしは30名の参加、緑愛からも6名参加してくれて、東京からも来てくれて、沢山の方が参加してくれました。患者会の役員お手伝いの方には重大発表があるから、是非、会員さんにそう言って誘ってくださいなんていってたのですが、準備ができてなかったら、新曲のことですと話そうかと思ったりしていましたが、方向性は大丈夫そうだってことで話してきました。
稲積から緑愛に移るとき、新発寒で診療を継続するとして2カ所での診療を続けてきたのですが、どちらも、交通の便が悪いかたがいて、通うのに1時間以上かかっていた人が半分以上だったので、今度の場所は、市内であればほぼみんなこれなら通えると思える地区ですし、小樽方面から来る方はJRを使ってこれるからよかったあって、喜んでくれました。みんなに我慢してもらっていたんだなあって、欲みんな来てくれていたよなあとうるうるでした。
市立札幌病院でも治療が可能というのも喜んでいた患者さんが多かったです。

医療スペースと会議室スペースを伝える前に、友の会のみんなが集まるようなスペースは作れませんかと聞かれて、あ、そうそう、今度作ろうと思っていて、みんなが集まってサロンになってくれたらと思っていたんですって、言ったら、よかったあって。また、看護師してたから採血でもパートでも雇ってくださいって行ってくれる人や、グループホームも作りましょうって、みんな自分が長生きしたときに行ける場所を作って行かなきゃって話もでてました。
副会長の浅野さんは、先生また苦労するんだねえって心配そうに言ってるかと思いきや、嬉しくて仕方ない様子でにこにこしていました。1時間半かけて緑愛にかかってくれていたので、近くなってとっても嬉しいって言ってくれました。
それこそ、月2回でも行きますなんて言ってくれる方もいたり、私も正直に処方箋の枚数が評価につながるので、たくさん回数来てくれると助かりますなんて話もしてきました。混んできたらそろそろ半年でいいよなんて言いますって話したら笑っていました。

スタッフはどうなんですかと聞かれたので、緑愛にも一緒に来てくれた検査技師さん放射線技師さんはそのまま緑愛に残ってくれることを話しました。治療ができるようにしておきたいのでちょうどいいし、クリニックには旧稲積時代の職員も含めていっしょに働いて欲しいスタッフが揃っているから心配ないことも伝えて安心してもらえました。

はるにれ会は、私が研修医の時から、私の成長を見守ってくれていた患者会ですし、助成制度の充実を求めつつ、肝炎訴訟を応援して、また、会員との交流を図りながら、お互いに前向きに頑張ろうって取り組んでいる会なので、重要なパートナーでもあります。会員数の減少に悩んでいましたが、多くの方がつながっていくよう頑張っていきたいと思います。友の会は会員以外も参加することが可能なので、応援してくれる方は是非参加してください。年会費3000円で会報誌が年4回です。

今週からは外来でも、患者さんに説明していきます。より安心して過ごせる環境を作って行きたいです。