葬祭業コンサルティング日記

船井総合研究所において、葬祭業を専門にコンサルティングを行っている前田亮の気付きやマーケティングに関することを発信

後悔をさせないことも大事な仕事の一つですね。

2013-05-17 14:16:31 | 経営
ご支援先の葬儀社様での話です。

その葬儀社様では毎月お葬式勉強会を行っています。
その毎月の勉強会に熱心に参加される方がいらっしゃるそうです。

年齢で言えば30代の方といいます。

若い方ですよね。
事前相談で来ることがあったとしても、毎月熱心に勉強されることは
とても珍しいことだと思います。

なぜこの方が参加されているのか。

実は、一度この葬儀社様でお父様のお葬式をされたそうです。
その際は直葬で行ったといいます。

担当者の話では、打合せする余地がないくらい、「とにかく安く!」で、
お花なども全て自分たちでご用意されたといいます。


そして今、後悔をしているのだといいます。

安くはなったものの、本当に良かったのかということにかなり悩まれた
そうで、次にこのような場面に遭遇した時のためにも、しっかりと勉強
しておきたい!という思いから、毎月参加されているのです。


この話をお客様から聞いた担当者も後悔されていました。

確かにこちらの話を聞いてくれないほど、「安く安く」が強い方だった。
それでもきちんと、その意味を話してご納得できるお葬式を提案できなかった
ことは、本当に申し訳なかったと。


実際にこういった話は少なくないですね。

直葬が悪いという話ではなく、どんなお葬式にもメリットとデメリットがあります。
もっといえば、お葬式、供養とは何なのかということも、もちろん意味があります。

お葬式を提供する葬儀社として、単に費用をお伝えするのではなく、こういった
メリットデメリット、意味などもきちんと伝えていくことも、葬儀社の使命なのだと
思います。


本日もありがとうございました。



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