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【特殊系】一本柱鳥居(片足鳥居)@山王神社(長崎県長崎市)・間あき鳥居@鬼法教総神苑(京都市伏見区)

2016-03-30 | 鳥居見聞録
今までにも色々な特殊系の鳥居を紹介してきましたが、今回紹介する鳥居もそんな一例

まず初めに紹介させて頂くのは、長崎県の観光名所のひとつにもなっている鳥居です。

一本柱鳥居(片足鳥居) 長崎県長崎市坂本に鎮座する山王神社へ至る参道途中にあリます。
山王神社の二の鳥居として1924年10月に建立されましたが、原爆の炸裂(爆発)と同時に猛烈な爆風によって片方の柱をもぎとられ今の姿になったそうです。

近くには、爆風でもぎ取られた片側の柱が展示されています。

こちらの写真は、原爆投下後すぐの貴重な写真(写真は、いずれも山王神社(長崎市)WIKIより転載)
原爆の痕跡を今でも見ることが出来る貴重な遺構としての意味合いもあるようです。
以前は各部位が揃った正式な明神型石鳥居だった様なので、いささか本稿の鳥居カテゴリとしては異なる事例なのですが、実は、まさに建立当初より“片足鳥居”としてその形状を見る事が出来る鳥居が京都は伏見区に鎮座する伏見稲荷大社の近くに一基あります。

間あき鳥居 鬼法教総神苑(京都市伏見区)いわゆる伏見稲荷の稲荷講が建てた鳥居の様です。
案内書きには“出世門”ともありました。 鳥居の上部を開くことで運が開ける意味合いがあるそうです。上に邪魔するものが無いことからそう呼ばれているみたいです。(撮影:2007-12)

【一本柱鳥居(片足鳥居)】


【間あき鳥居(出世門)】



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