光に透けると どんな色?

様々ゆえに色々あるのか、色々ゆえに様々なのか。
不可分のそこで にっこり真顔。
皆みな様に愛と美と調和と笑いを。

クッキー・ハヤシ、魔法の、

2005-03-29 | 食べるの作るの


陽が昇り、さんさんとしている部屋で、
なおも亀のように寝続ける小5長女。

その小5長女が、昨日クッキーをこさえてくれました。



 ホームメイドのクッキー
 あなたの手に触れ 声に触れ
 生地いっぱいにワクワクやドキドキエッセンス
 オーブンの中でちょっぴり膨らんで
 サクサクっと香ばしくなったよ


なぁんてね。

↓こちらは小1次女がこさえてくれたハヤシです。 



 ハヤシ ハヤシ
 言葉の遅いあなたでも
 カレーとハヤシはすぐに覚えたね
 火や包丁 怖いけど
 上手に使えば 美味しいハヤシが作れるよ

 小ビンを振って隠し味
 見よう見まねで隠し味
 具の色が変わったよ
 大きかったのが小ちゃくなったよ 
 いろんな発見に大騒ぎ

 お料理はマジカルだね
 あなたを見てたら思ったよ
 あなたを見てたら思ったよ


なぁんてね。



わたしの実家、大分の田舎から小包みが届きました。
収穫すると必ず送ってくれるミカンと椎茸です。
実家では、ミカンはじめいろんな野菜を作っています。
わたしも高校を卒業するまで、毎週休日になると
朝早くから畑へ行き (連れていかれ) 農作業していました。

今は父1人で農作物の面倒をみていますが、
以前は母も献身的に山仕事をしていました。
が中途障害で全盲になり、以降はお家でノンビリしています。
ノンビリといっても肉体的なノンビリで、
精神的には以前と変わりなく、献身的に家族に尽くしてくれています。

今回(も)てんこもり届いた椎茸を、たれたらこが佃煮にしてくれました。
父さんが~夜なべぇをして~つくだぁにこさえてくれた~♪
お鍋ごと撮影したので写りは悪いですが、お味は絶品です。



 椎茸の佃煮
 父が育てた椎茸を
 あなたが刻んで火を通す

 幼い頃の食卓が 今に戻ってくるような
 幼い頃の食卓に あなたが共にいるような

 シュクシュク煮詰まる鍋の音
 香ばしい山椒のいい匂い
 全部がぜんぶ ありがた味

決意いらず

2005-03-28 | 暮らし
雨が降ったり止んだりの今日。
小1次女と小5長女が、クッキーとビーフシチューをこさえてくれました。

小1次女はビーフシチュー担当。
初めて包丁を持ち、フライパンで野菜を長らく炒めたり、
終始興奮気味でした。
ナツメグや黒ペッパーなどの適量香辛料などは
娘の手首が振り振りなるまんまにお任せ。
最初はどうなることかと思いましたが、
とても美味しくできあがりました。
 
小6長女はクッキー担当。
小麦粉やベーキングパウダーをふるいにかけ、
周りに粉をこぼしながらも終始落ち着いてこさえていて、
出来上がりは完璧!
本当に美味しくて感心しました。

娘たちは、
「お父さんが帰ってきたら、
 誰が作ったか内緒で食べてもらって反応を見よう」
と企んでいたようですが、
このお嬢さん方お二人に隠し事などできるわけがなく、
たれたらこが食べ始めたそばから速攻告白。

父親の 「美味しいよ」 という言葉に、
娘たちのお顔はとても満足げで嬉しそうでした。
今日一番欲しかった言葉はソレなのよ!
と言わんばかりのニッコリ顔、可愛かったな。

たれたらこには、
先日の西九州の地震のチャリティライブの話が持ち上がっています。
今日お誘いを受けたばかりですが、ライブは一週間後。
もう日がなく、夕食後さっそく選曲作業に。
今一生懸命、部屋でギターを弾きスコアの選別をおこなっています。
はて、ライブでは何が聴けるでしょうか。楽しみです。
  
今日はわたしもオフで、ゆっくり過ごせました。
こんなゆっくりのんびりした暮らしの中から、
やれお料理こさえよう、やれライブだ、と
たくさんの楽しみの種が生まれました。
固い決意なんて、いらない。

命日に動物園へ

2005-03-26 | 暮らし
今日は息子の命日でした。
彼のことを想いながら、
家族で天王寺動物園へ行ってきました。

元気でいますよね。
こちらも元気でいますよ。

娘たちメニュー

2005-03-24 | 食べるの作るの


今日はなんと!
小学生の娘たちが力を合わせ、お夕飯をこさえてくれました。
美味しかったよありがとう。

 
 小皿に盛られた和え物は
 さっきのボールで初顔合わせ
 ポン酢で気の合う仲間になったよ

 野菜炒めは火がお好き
 お先にどうぞと譲り合い
 順番もめずに出来上がり

 桜色のお赤飯
 春もそこまで来てる頃

 イチゴのにおい、甘いにおい
 あなたたちのいい匂い


なぁんてね。

小学校も今日終了式を終え、明日から春休みです。
2週間余りのこの自由時間をどう満喫するのでしょう。
11歳と7歳の女の子、ミニバカンスの始まりです。

たれたらこメニュー

2005-03-24 | 食べるの作るの


 お味噌汁は、節目の味。
 朝にはスックとさせてくれ、
 夕には安らぎを運ぶ味。
 
 炒り豆腐は、土地の味。
 地からチカラをとりいれて、
 天を仰ぐものの味。


なぁんてね。

冷蔵庫で古くなってきているものを使った、たれたらこの力作です。
ミカンは皮をむいて盛っていてくれたのですが、
フルーツ好きの女3人、写真を撮影する前に食べあげちゃいました。
ちなみにわたしは今リウマチ痛で、
左手のチカラが弱いため、ミカンの皮がむけません。

たれたらこは昔から何でも楽しんで実行する人です。
お料理も然り。そしてその腕前はとてもgood! です。
後片付けもちゃんとしてくれます。

凝り性なところがお料理の味によく出ていて、
隠し味や具材の組み合わせ、下ごしらえなど
各段階でいろいろ工夫を凝らしています。

たれたらこの味を覚えて育つ娘たちは、
将来、母の味ではなく、父の味を恋しがるのかも。