『流れる雲をおいかけて』
迷子になりました。
調子に乗って近道をしようとしたとかじゃありません。
流れる雲を追いかけていたら、迷子になりました。
生まれ育った街でそうそう迷うわけあるまい・・・と
余裕ぶっこいていたとかじゃありません。
流れる雲を追いかけていたら、迷子になりました。
気づいたら、隣の市にいました。
―― しようがありません。流れる雲を追いかけていたんですから。
少し泣きそうになりました。
別に知らない土地に心細くなったとかじゃありません。
雲を見失ったからです。そうに決まってます。
16才にもなって、心細くて泣きそうになるなんて有り得ません。
あるとしたら、もっとロマンチックな理由に違いないです。
あの雲は何故、私をまってるの? 的な理由です。
教えて、おじいさん!! という心境でした。
愛と友情のワンクリックありがと♪