Green Mind

音楽の感想や日記なんかをね

カンタベリー10選

2005年11月21日 | 雑記
Matching Moleの所で書いた 私的カンタベリー10選が独立。というかコメントを付け足しただけですが。

Hatfield & The North / The Rotter's Club
iTunesにいれてEasy Listeningと出てもおかしくないくらいスムースで耳当たりが良いくせに何回も聴かないと馴染んでこなかった。BGMに最適なのかもしれませんが、BGM的に繰り返し聞いていてもこのアルバムの良さはいつまで経っても分からないと思うのです。

Soft Machine / Third
タワレコで1200円で買ったんだよなぁ。Kinksの「Face To Face」と一緒に買ったのは忘れられません。爆音で聴くと死にそうになるね。

Matching Mole / Matching Mole
サイコーにカッコ良いアルバムですが、僕が当時このグループに口出し出来る立場にいればデイヴ・シンクレアに「もっと暴れろ」と言います。

Gowen/Miller/Sinclair/Tomkins / Before A Word Is Said
僕はこれをアダルト・オリエンテッド・カンタベリー・ロック、AOCRと名付けます。地味ーですが、これは当然、じわじわくることの異音同義語です。ところでAORの「A」はアルバムとアダルト、どちらが正しいんでしょうか。

National Health / National Health
これは僕も「口出し」出来ないくらい完璧です。アラン・ゴウエンがいるだけでこんなにメランコリックになるんです。

Caravan / In The Land Of Grey And Pink
デイヴ・シンクレアが命削って弾いたようなソロが圧巻の名曲「Ninefeet Underground」が素晴らしい。

Piccio Dal Pozzo / Piccio Dal Pozzo
イタリーのカンタの遺伝子を引き継いだバンドのファーストアルバム。
案外、近年のUA好きにはいけるかもというプログレ。

Robet Wyatt / Shleep
「Rock Bottom」も傑作ですが、聴いた回数では断然上なので敢えてこちらを。タイトルは見れば分かる通り「Sheep」と「Sleep」を合せたものですが、音も正にそのような感じです。

Sinclair & Hopper / Somewhere In France
ここまでくるとプログレとは言えませんが、カンタベリーを感じる音ではあります。これを800円で売ってくれた新宿うにおんぷろぐれ館には足を向けて寝られません。

Gilgamesh / Gilgamesh
地味でしかもあっさりしてるときたもんだから全体の輪郭は若干ぼやけてますが、細部で光るメロディのみずみずしさときたらそれはもうたまりません。

最新の画像もっと見る