僕にとって「ノイズ」とは何だかよく分からない音楽です。灰野敬二、不失者は何が良いのか今でも分かりません。裸のラリーズも凄く欲しいんですが、値段が高く今でも迷ってます。「ノイズ」は聴いてるうちに、「これ、音楽かよ?」、「どこを楽しめばいいの?」等の疑問が出てきて、最終的に停止ボタンを押す運命となりCDは棚で眠る事になる。僕の「ノイズ」歴です。それでもこの「ノイズ」という音楽のジャンルには惹かれるものがあり、これはどうか?と思い購入に至ったのがMerzbowでした。Merzbow(メルツバウ)は秋田昌美という日本人のソロユニットで、毎年膨大な音源をリリースする世界でも有数のノイズミュージシャンです。その膨大な音源の中でも、ネット評で「割とポップ」との声があり買ったのが、ジョン・ゾーンのレーベルTzadikから出た「1930」というアルバムでした。
Merzbow / 1930
再生ボタンを押した途端、流れ出てくる音は正に「ノイズ」というピャーピャー、ガーガーのM1「Intro」。M2「1930」ではキャーピー、ギューギュー、キャキャキャキャ、ゴーゴーの嵐。M3「Munchen」は、ピャオピャオ、フーフーフーフー、ピュンピュン、ギャンギャン。M4「degradation of tapes」でシューシュー、ゴーゴー。
M5「iron, glass, blocks and white lights』ではそれまでの総括の様なノイズ嵐。何打よコレ、と最初思いましたが、今までのノイズ系と違ったのは「アルバムを通して聴けた事」。1回聴けるとなると、2,3回と聞く事はもう好きになったようなもん。と勝手に思い、リピートしまくってました。そうすると「コレはいいぞ」と思う様になり、「割と構成しっかりしてるなぁ」と感じるまでになったのです。このアルバムを買ったのは確か去年の春頃。今でもよく聞きます。なんせ実に心地よく、聞きようによってはただの雑音が非常に音楽的なものだと分かったからです。もちろん、他のノイズが音楽的じゃないというわけではなく、合わなかっただけ。しかし、メルツバウを含め世のノイズミュージシャンは何故沢山ある音楽表現の中で、ノイズというジャンルを選んだのでしょう。ノイズを音楽として聞かせる事は相当難しいことだと思います。なにせ「ノイズ」ですから。「雑音」なんですから。こう考えるとノイズは、音楽表現の中の究極ともいえますね。
Merzbow / 1930
再生ボタンを押した途端、流れ出てくる音は正に「ノイズ」というピャーピャー、ガーガーのM1「Intro」。M2「1930」ではキャーピー、ギューギュー、キャキャキャキャ、ゴーゴーの嵐。M3「Munchen」は、ピャオピャオ、フーフーフーフー、ピュンピュン、ギャンギャン。M4「degradation of tapes」でシューシュー、ゴーゴー。
M5「iron, glass, blocks and white lights』ではそれまでの総括の様なノイズ嵐。何打よコレ、と最初思いましたが、今までのノイズ系と違ったのは「アルバムを通して聴けた事」。1回聴けるとなると、2,3回と聞く事はもう好きになったようなもん。と勝手に思い、リピートしまくってました。そうすると「コレはいいぞ」と思う様になり、「割と構成しっかりしてるなぁ」と感じるまでになったのです。このアルバムを買ったのは確か去年の春頃。今でもよく聞きます。なんせ実に心地よく、聞きようによってはただの雑音が非常に音楽的なものだと分かったからです。もちろん、他のノイズが音楽的じゃないというわけではなく、合わなかっただけ。しかし、メルツバウを含め世のノイズミュージシャンは何故沢山ある音楽表現の中で、ノイズというジャンルを選んだのでしょう。ノイズを音楽として聞かせる事は相当難しいことだと思います。なにせ「ノイズ」ですから。「雑音」なんですから。こう考えるとノイズは、音楽表現の中の究極ともいえますね。