ご機嫌公論

フリーランスのライター兼編集者・ロイ渡辺のBLOG。
締め切り間際に更新されていても、それはあくまでも「息抜き」。

他人とは思えません

2009-09-25 06:27:28 | Weblog
嫌いになれない憎いヤツ。


他人?
他狼?


写真提供/jojo

父からのショックな告白

2009-08-19 01:45:10 | Weblog
本日、父の誕生日でした。
今年、満74歳。
日中、移動中に「電話でもかけておこうかな」と一報。

とりあえず「おめでとう」を伝え、お互いに近況報告。
なんやかやと世間話をしている最中に、父親からまさかの告白が。






「オレ、最近、筋トレ初めてさあ。
 胸筋もついてきたよ」





私、負けています。

友だち告知×2 iPhone & iPod Touchのアプリ

2009-08-10 06:17:58 | お仕事告知
友だち関係の告知ざます
しかも、iPhone & iPod Touchのアプリですのよ、奥さん。
画期的~!



まずは、盟友ライター岩根氏からのご依頼。
「昔から知り合いのデザイン会社がやってる」そうで。
限定60,000部発行のフリーマガジン、『relations.』。
雑誌1冊まるごと全52ページが、雑誌レイアウトそのままに、完全無料ですべて読めます。
読み慣れた「紙のページをめくる」感覚に近い感じで、読めるものだそうですよ。
オレはiPhone ユーザーではないのでアレですが(笑)。
表紙は矢沢永吉。プラソルjojoくんは、中特集の「受付嬢」がお気に入り(笑)。
入手先はココ
(iTunesが開きます)



ふたつめは、そんなjojoくんのバンド、Plastic Soul Bandのアプリ。
YouTubeビデオ、厳選バンドフォト、曲の試聴、ブログ、ライブ情報、Twitterのつぶやきから、プラソルパズルゲームまで、全ての情報がこのアプリ上に集約されているのだとか。
入手先はココ
(iTunesが開きます)
もちろん無料。

読書するサルの備忘メモ 09’03~07

2009-08-04 23:16:55 | Books
3月
今野敏「宇宙海兵隊ギガース」講談社文庫
今野敏「宇宙海兵隊ギガース2」講談社文庫
今野敏「宇宙海兵隊ギガース3」講談社文庫
樋口有介「船宿たき川捕物暦」筑摩書房(再読)
樋口有介「船宿たき川捕物暦 初めての梅」筑摩書房
バリー・アイスラー「雨の牙」ヴィレッジブックス
バリー・アイスラー「雨の影」ヴィレッジブックス
バリー・アイスラー「雨の罠」ヴィレッジブックス
バリー・アイスラー「雨の掟」ヴィレッジブックス
シャンナ・スウェンドソン「コブの怪しい魔法使い」創元推理文庫

4月
加藤実秋「インディゴの夜 ホワイトクロウ」創元社
大崎梢「配達あかずきん」創元推理文庫
ローレル・K・ハミルトン「十字の刻印を持つふたり」ヴィレッジブックス(再読)
ローレル・K・ハミルトン「亡者のサーカス」ヴィレッジブックス(再読)
ローレル・K・ハミルトン「異形の求婚者」ヴィレッジブックス
竹内真「じーさん武勇伝」講談社文庫

5月~7月
ハセベバクシンオー「鑑識・米沢の事件簿2~知りすぎていた女~」宝島社文庫
ブランドン・サンダースン「ミストボーン─霧の落し子─1灰色の帝国」ハヤカワ文庫
ブランドン・サンダースン「ミストボーン─霧の落し子─2赤き血の太陽」ハヤカワ文庫
ノベライズ版「相棒 season4(下)」朝日文庫
ロバート・アスプリン「ドラゴンズ・ワイルド」ハヤカワ文庫
パオロ・マッツァリーノ「反社会学講座」イースト・プレス(再読)
ローレル・K・ハミルトン「幽霊たちが舞う丘」ヴィレッジブックス
ローレル・K・ハミルトン「輝ける王女の帰還(上)」ヴィレッジブックス
ローレル・K・ハミルトン「輝ける王女の帰還(下)」ヴィレッジブックス
大倉崇裕「オチケン!」理論社(再読)
大倉崇裕「オチケン、ピンチ!」理論社
ディビッド・ウェーバー「反逆者の月3─皇子と皇女─(上、下)」ハヤカワ文庫
ジョン・スコルジー「最後の星戦 老人と宇宙3」ハヤカワ文庫
カリン・ロワチー「戦いの子」ハヤカワ文庫
カリン・ロワチー「艦長の子」ハヤカワ文庫
三津田信三「十三の呪 死相学探偵1」角川ホラー文庫
道尾秀介「片眼の猿」新潮文庫


またですか? またですよ。
ということで、またもやたっぷり間があいた感じでの、サルです。
もうね、やっぱりね、「趣味はブログ更新!」って言える人、尊敬します。
無理です、オレ……。地道じゃないのね、性格が……。
ってことで、感想乱れ撃ち。

バリー・アイスラーは、面白いのだけど、読み進めるとその殺伐さにちょっと凹む(笑)。
主人公が日系人という設定なのだけど、映画化されて椎名桔平。それはどうだ?
ローレル・K・ハミルトンの別シリーズは、なんつーか、アレ、エロ小説(笑)。嫌いじゃありません。
ロバート・アスプリンの作品は、現代を舞台にしたファンタジー。
作者が残念ながら亡くなってしまったのだけど、別シリーズで共著している人が引き継ぐらしい。
残念&楽しみ。
「ミストボーン」はかなり期待の出来るシリーズ。
体内で金属を燃やして特殊な能力を発動させられる者がいる、という設定のファンタジー。
舞台は不死の王に支配され、灰と霧の立ちこめた諦観の漂う世界。
既刊2冊なので、これからどんどん世界観が明らかにされるのが楽しみ。
SF的には、カリン・ワロチーとかディビッド・ウェーバーとかジョン・スコルジーとか、豊作。
みんな、SFたくさん読みましょうね。最近のSFもいいですよ。

一昨日、昨日、そして明日

2009-03-14 06:16:50 | Weblog
一昨日。
確かな筋(味覚と感性において信頼できる、の意)からの情報で知った
銀座の端っこにある居酒屋さんに行ってみる。



見事に食いかけ。
そこそこ大きな海老フライが3本。
その勇姿が台無しです。
っつーかさー。
温かい食い物が出てきて、すぐに箸をつけないなんて、オレには出来ませんよ!
ビールは先に出て来るし、突き出しも美味しそうだったし!
無理なんです!
ということで、美しくない写真をまずは一枚アップ。

昨日。
読売新聞毎週水曜日夕刊の「popstyle」と、講談社『TOKYO★1週間』とのコラボ企画、
「ムチャぶり大作戦」の取材が最終回でした。
これは、前の企画「恋ナビ対決」から続いてきたもの。
石田純一→青田典子→IKKOと続き、
企画内容が変わってからはガッツ石松&SHEILAのコメント取材をやってきましたのです。
で。
本日は、ガッツさんの取材で最終回。



取材後によく食事に誘っていただいてたのだけど、今日は大人数でファイナル。
終ってしまう寂しさと、
いつも以上にサービス精神旺盛だったガッツさんに笑わせてもらったりした楽しさと、
ミックスで時間の過ぎるのが早かったです。
また、機会があれば一緒に仕事したいな、と。

そして、今日。
日付が変わって、今日。
超お久しぶりの、Plastic Soul Bandワンマンライブ。



3月14日(土)
Life House NORO(看板には「自然郷のろ」と書いてあります)
東京都武蔵野市吉祥寺南町1-11-3 いづみビルB1F
0422-49-4915

Open:18:00
Start:19:00
料金:予約2,500円 当日3,000円(ドリンク別)

狭いお店ですので、電話をかけて予約をしてください。
ま、多分平気ですが。
もちろん、オレも行きます。
この店では、瓶のエビスをラッパ飲み、が正しいスタイル(笑)。
肩肘張らない、楽しいライブです。
2ステージたっぷり。
興が乗れば、客も踊ります。
よかったら、一緒に行きましょう。

……あ。
やけに「日記っぽいタイトルだなあ」と思ったあなた。
大正解!
「日付が変わって今日、ライブだよー」という告知なのでした!

読書するサルの備忘メモ 09’02

2009-03-01 23:16:47 | Books
2月
大倉崇裕「三人目の幽霊」創元推理文庫
今野敏「武打星」新潮文庫
天沢退二郎「光車よ、まわれ!」ピュアフル文庫
松村栄子「雨にもまけず粗茶一服(上)」ピュアフル文庫
松村栄子「雨にもまけず粗茶一服(下)」ピュアフル文庫
柳広司「百万のマルコ」創元推理文庫
牧野修「都市伝説探偵セリ①リコーダー・パニック」フォア文庫
牧野修「都市伝説探偵セリ②噂のサッちゃん」フォア文庫

今月のひと言
「あれ? これ読んだっけ?」と半信半疑で手に取ったのが「三人目の幽霊」。
何でそう思ったかと言えば、いわゆる「落語界をモチーフにしたミステリー」ってのが、近年かなりたくさん書かれているから。実際、大倉も「オチケン!」っていう大学の落語研究会を舞台にした別物も上梓済み。
出来としては、正直「オチケン!」が上。残念ながら、大倉は「本格」にはあまり向いてないかも。真面目なものを書こうとすると、なんというか、キャラの掘り下げと物語の展開、そしてトリックがどうも中途半端になってしまうみたい。続編である「七度狐」は、読もうかどうしようか思案中。
牧野の2冊は子ども向けの作品。牧野「完全にホラーとは言いがたい」系作品のファンなのでチェックしてみました。
柳は、イマイチ。「ジョーカーゲーム」への期待高まらず。
拾い物は「光車よ~」と「雨にもまけず~」。
前者は発掘された児童文学で、骨太。あっけなくも残酷なシーンや、いろんなメタファもありつつ、それでもひとつの物語世界の力強さを感じさせてくれる作品。子どもの頃こういうのをバローズ(ジャンキーの方じゃなくて、ターザンな方)以前に読んでいたら、日本文学どっぷりになっていたかも。
後者の「雨にもまけず~」は、芥川賞にこれっぽっちも関心の無いエンタテインメント偏重主義者のオレにも楽しめる作品。青年の成長譚というものは、冒頭で「いかに主人公がダメか」の描写が続くのだけど、これが男性作者の場合、かなり痛い。取り上げられるエピソードも痛いし、描写も痛い。その点、この作者は女性ならではの「ま、若い男の子は馬鹿だからしょうがないよ」的な多少優しい視点で描かれているので、読みやすかった。テンポもゆったりとしていて、焦らない青春小説という斬新さも心地よかった。当たり。

読書するサルの備忘メモ 08’03~09’01

2009-02-14 14:17:41 | Books
3月~6月
ノベライズ版「相棒」朝日文庫
ノベライズ版「相棒 season2(上下)」朝日文庫
浅田次郎「天切り松 闇がたり 昭和任侠伝」集英社文庫
エリザベス・ベア「HAMMERED 女戦士の帰還」ハヤカワ文庫
エリザベス・ベア「SCARDOWN 軌道上の戦い」ハヤカワ文庫
エリザベス・ベア「WORLDWIRED 黎明の使徒」ハヤカワ文庫
山本弘「神は沈黙せず(上下)」角川文庫
山本弘「闇が落ちる前に、もう一度」角川文庫
松尾由美「人くい鬼モーリス」理論社
加藤実秋「インディゴの夜」創元推理文庫
加藤実秋「インディゴの夜 チョコレートビースト」創元社
東直己「名もなき旅」ハルキ文庫
ジェイムズ・リーズナー「聞いてないとは言わせない」ハヤカワ文庫
須藤靖貴「セコンドアウト」小学館文庫
鯨統一郎「ヒミコの夏」PHP文庫
はやみねかおる「都会のトム&ソーヤ①」講談社(再読)
はやみねかおる「都会のトム&ソーヤ②」講談社(再読)
はやみねかおる「都会のトム&ソーヤ③」講談社(再読)
はやみねかおる「都会のトム&ソーヤ④」講談社
はやみねかおる「都会のトム&ソーヤ⑤(上下)」講談社

7月
宮部みゆき「今夜は眠れない」角川文庫
宮部みゆき「夢にも思わない」角川文庫
ディーン・クーンツ「善良な男」ハヤカワ文庫
ジョン・スコルジー「老人と宇宙(そら)」ハヤカワ文庫(再読)

8月
ジョン・スコルジー「遠すぎた星 老人と宇宙2」ハヤカワ文庫
畠中恵「いっちばん」新潮社
東野圭吾「探偵ガリレオ」文春文庫(再読)
東野圭吾「予知夢」文春文庫(再読)
東野圭吾「容疑者Xの献身」文春文庫
加藤実秋「モップガール」小学館
上橋菜穂子「虚空の旅人」新潮文庫

9月
ジム・ブッチャー「ドレスデン・ファイル―魔を呼ぶ嵐」ハヤカワ文庫(再読)
ジム・ブッチャー「ドレスデン・ファイル2―狂った月」ハヤカワ文庫
東野圭吾「浪花少年探偵団」講談社文庫(再読)
東野圭吾「しのぶセンセにサヨナラ 浪花少年探偵団・独立篇」講談社文庫
ローレンス・ブロック「タナーと謎のナチ老人」創元推理文庫

10月
トロイ・クック「最高の銀行強盗のための47ケ条」創元推理文庫
ノベライズ版「相棒 season3(上)」朝日文庫
誉田哲也「ストロベリーナイト」光文社文庫
ピーター・V・ブレット「護られし者1 萌芽」ハヤカワ文庫
西條奈加「金春屋ゴメス」新潮文庫
ウェン・スペンサー「エイリアン・テイスト」ハヤカワ文庫

11月
ウェン・スペンサー「ようこそ女たちの王国へ」ハヤカワ文庫
ウェン・スペンサー「ティンカー」ハヤカワ文庫
ディック・フランシス「再起」ハヤカワ文庫
坂木司「夜の光」新潮社
畠中恵「アイスクリン強し」講談社
ハセベバクシンオー「鑑識・米沢の事件簿~幻の女房~」宝島社文庫
伊坂幸太郎「モダンタイムス」講談社
ピーター・V・ブレット「護られし者2 代償」ハヤカワ文庫

12月
北森鴻「深淵のガランス」文藝春秋社(再読)
北森鴻「虚栄の肖像」文藝春秋社
沢木冬吾「天国の扉 ノッキング・オン・ヘヴンズ・ドア」
北森鴻「なぜ絵版師に頼まなかったのか」光文社
松尾由美「フリッツと満月の夜」ポプラ社
ジム・ブッチャー「ドレスデン・ファイル3―血塗られた墓」ハヤカワ文庫
大倉崇裕「福家警部補の挨拶」創元推理文庫

1月
ノベライズ版「相棒 season3(下)」朝日文庫
ノベライズ版「相棒 season4(上)」朝日文庫
牧野修「ネクロダイバー―潜死能力者」角川ホラー文庫
ピーター・V・ブレット「護られし者3 攻勢」ハヤカワ文庫
ディヴィッド・アーモンド「肩甲骨は翼のなごり」創元推理文庫
ロイス・マクスター・ビジョルド「死者の短剣 惑わし」創元推理文庫

……もうね、サボりすぎですよ。
各コメントを書くのもどうかと思うほどに、溜まりまくりです。
が。
ごくごく一部に、ちょっとだけこの記事を参考にしている人もいるということなので、頑張って書いてみます。
さあ、レッツ飛ばし読み!

山本弘「神は沈黙せず」は、SFの形を借りた“宗教とは何か”を語った作品。思考の整理にとても役立つかな。よい作品。
宮部みゆき、クーンツは「お久しぶりです」的に再び手に取った作家さん。っていうか、クーンツはいつのまにかメジャーじゃなくなってきちゃってるのは何でだろう?
「ドレスデンファイル」はオススメ。現在のシカゴで唯一「魔法使い」と看板を掲げている男の話。魔法を巡る設定が秀逸。ニコラス・ケイジが総指揮でテレビドラマ化していて、そっちも見ちゃった。勢いついてしまったのですね。ま、ドラマの方は別物ですが。
設定が秀逸、というのであればピーター・V・ブレット「護られし者」もイイ。夜になると地下から魔物が沸き出てきて、人間は護符に守られた場所で息をひそめて生きるしかない、そんな世界の物語。3人の若者が主人公となってぐいぐいと物語を引っ張って行く構成力もよし。シリーズ追いかけてます。
ウェン・スペンサーもかなり気に入った作家さん。SFなんだけど、SFじゃない。フェミニスト文学と位置づけられることもあるようだけど、エンタテインメントとして完成している。もっとたくさん訳されないかなあ。心待ち。
沢木冬吾はお待ちかねの新作。新作だったよなあ。多分、新作(笑)。この人の寡作っぷりも、何だか不安。風間一輝みたいに夭逝しないといいのだけど……。

以上、かなりさっぱりとご紹介、でございました。



『イケてる面接術』 発売!

2009-01-26 22:16:38 | お仕事告知
またですか? ええ、またです。
と、思わず小声でセルフやり取りをしてしまうくらい、更新がお仕事絡みばかりで恐縮です。
生きてます。無事です。だから、こんな記事でも優しくしてくださいね。

ということで、胸を張って宣伝。


『おちまさとプロデュース イケてる面接術』

「おちまさとプロデュース イケてる面接術」をつくる会・編

NHK出版刊 A5判
112ページ(2C112ページ)
定価:本体950円+税
2009年1月28日(水)発売!!!

今回も、あの『企画の教科書』をはじめ、シリーズ累計10万部オーバーの「教科書チーム」が新刊を出します。
書名から分かるとおり、今回は面接本です。
就活生をメインターゲットにして、30日で内定奪取の面接力がつく、就活指南書。
イケてる面接術、略称『イケ面』です。


『イケ面』は、プロデューサーとして各界で活躍中のおちまさとが生み出した斬新な「就活面接」の教科書です。
世界的に進む金融危機のなかで、内定取消など就職状況は急速に悪化。
しかし、『イケ面』はまわりの就活生より頭ひとつでも上に出て、競り合いに勝ち、就活のみならず一生困らない面接力をつけよう、という本です。
書名やつくりはナンパですが、中身は直球・ど本命の本格派になっています。こんな時代だからこそ、必読の一冊となっています。

『イケ面』には、面接を考えるための問題も満載。実際に考え書き出すことで、内定奪取はぐっと近づくことでしょう。
内容にあんまり寄り添わないイラストは、ツンデレ面接官と就活王子が展開する物語。
本文レイアウトも30日を楽しく有意義に過ごすために手帳の体裁となっています。
一度ならず何度も読みたくなる仕掛けが満載なのです。

……ということで。
「インチキ」ではなく、でも「ありきたり」ではなく、30日できっちり面接を勝ち抜こうというコンセプトの、新しい就活本です。
去年の5月から本格始動して、実に半年以上の制作期間を費やした力作。
例によって、やりすぎるほどに凝ってます(笑)。
タイトル周りは付箋を貼り付けたような体裁になっていて、まるで下の文字が透けてるかのような印刷になってますし、そもそも全ページ薄くスミが乗ってます。
多くの人は「何のことだか」と思うでしょうが、出版関係の人たちが見ると「バカでしょ、この人たち!」って言うこと請け合いなくらい、凝ってるんです。
つまり、それだけ「面白い」と自信があったから、凝ったんです。ええ、言い切っちゃいます。

2010年卒業予定の就活生はもちろん、スターを目指してオーディションを受ける人、転職活動をしている人、逆に面接官の大役を任されちゃってる人。
読めば必ず「!!!」と思うこと請け合いです。
ぜひ、書店で手にとってくださいませ。

あ、ポチっとしちゃう人は、こちら
アフィリエイトではないので、心置きなく!(笑)



『正しい欲望のススメ』一条ゆかり(集英社) 発売!

2008-07-26 02:10:13 | お仕事告知
「本日発売!」って言いたかったのだけど、怒濤のお仕事攻撃でこんな時間。
正確には「昨日発売です!」になってしまった……。
案の定詰めの甘い人生を送っているロイです、こんばんは。

さて。
表題の通り、オレが構成などを手がけた一条ゆかり氏の
「漫画家40周年記念エッセイ本」が発売になりました!
その名も
『正しい欲望のススメ』


敢えて言うことでもないのですが、彼女は正真正銘の天才です。
それも、「努力し続けられる」天才です。
もちろん、作品のクオリティは抜群だし(常に最新作が最高傑作)、
手慣れたものを大御所的拡大再生産するようなこともしてないし(何で今更そこに挑戦するのかなあ、と思わせるほど新しいものに挑戦し続けてる)、
40年間休むこと無くトップを走り続けている、努力に裏打ちされた驚異の天才なんです。

その驚くべき実績の原動力は何か?
ここ数年に訪れたという、人生を大きく変えるような発見とは何か?

この本では、彼女がずーっと向き合ってきた「トラウマ」と、
漫画家人生の根っこに存在している「欲望」について、
ある意味衝撃的なまでに赤裸々に綴っています。
驚きのドキュメンタリーであり、
元気の湧いてくるエッセイであり、
人生の指南書ともいえる本なのです。

一条さんのファンはもちろん、
作品を一度でも読んだことのある人、彼女の漫画には興味は無いけど何かしらもの作りに携わっている人……
そんな人たちに是非読んでいただきたいと思っておりますのですよ。
楽しく読めて、何かしら得るところは必ずある、と確信しています。

ポチッとしてくださるもよし、書店で立ち読みしてくれるだけでももちろんOK。

何卒よろしくです。

あ、ちなみにオレ、記名であとがきも書いてます(笑)。

「私は友達(周囲の人)に恵まれている」

2008-04-26 21:28:29 | 絶対禁止事項
うっかりカテゴリを「絶対禁止事項」にしましたが、もしかするとそれよりは多少「弱め」かもしれません。
お願い事、に近いかもしれません。



宗教的にだったり思想的にだったり、はたまた生物学的にだったり。いろんなジャンルで繰り返されてきた、繰り返されている質問。
「人はなぜ生まれてきたのか」あるいは、「人生の目的とはなにか」。

遺伝子レベルのうんぬんとか、種の繁栄とか、そーいうこと(正しいけど)を脇に置いておくならば、きっとこの質問の答えは「快適に暮らすこと」なのだと思う。

で。
人間というのは「コミュニケーションの生き物」です。
他の動物と決定的に違う箇所は、言語や芸術などを「作り、残す」こと。
この「時間軸方向に延び」るコミュニケーションの他にも、同時代的に違う場所へと言葉や芸術を「横方向へ拡げ」るコミュニケーションがあります。

この「横方向へ拡げ」るコミュニケーションが、身近な形になったものが「友達」や「身の回りの人間関係」です。


つまり。
人はみんな、生きていく意義(快適に暮らすため)として、とても誠実に努力して友人や家族を愛おしんでいます。
言うなれば、「そのために生きている」訳です。
素敵な友達や周囲の人たちを得るために、良好な関係を結ぶために、生きているのです。
だとすれば、その努力の結果「周囲の人に恵まれる」ってのは、当然の帰結。

だから。
友達や周囲の人に恵まれている人は、改めて口に出すのはやめませんか?
それは、分かってますから。
噛みしめて、感謝の気持ちは違う形で表しませんか?

美味しい料理を食べたとき、思わず「美味しいね!」って言うのとは、何だか訳が違う気がするんです。
「料理程度」ではないはずなんです。
何せ、一生の目的なんですから。




ちなみに。
「私は友達に恵まれている」と「趣味は人間観察」は、若い女の子の口癖みたいなもんだと思うんですけどね。
実感が薄いから、口に出さずにはおられない、って感じでね。