南米のウルグアイ東方共和国 モンテビデオ市の住民より

モンテヴィデオ住民 メディア リサーチャー・コ-ディネ-ションしながらつぶやいてます・・・

アルバロ レコバ の 今日のピカイチお仕事

2014-09-28 | スポーツ
週末ウルグアイリ-グ、ナショナル対ワンダ-戦
アルバロ レコバの5度目のオリンピック・ゴ-ル〔コ-ナ-キックから直接ゴ-ルすること〕
インテルで1度、ウルグアイで4度目。
試合は、2対0で、我がナショナルの勝利! 2点目は22歳のぺナ。スタメンで入ったナチョが
前半8分で怪我。急遽プレ・トレ-ニング無しのレコバと交代しこのゴ-ル。
38歳の彼、まだ楽しませてくれます



年々早い 桜の開花

2014-09-27 | 街 、ラ・プラタ川

モンテヴィデオ市内プラド地区にある日本庭園 
春のこの時期、入園制限をするほどたくさんの市民が桜を見に訪れます。


春の訪れ桜の開花は、年々ウルグアイでも早くなっています。
この庭園が開園した10数年前は、10月に入ってから満開になることが多かったのですが、
この週末には既に葉桜が多く、かろうじて八重桜を楽しませていただきました。



季節を日本を感じるこの一画にたくさんの市民が訪れて、これもうれしく感じます


今日のお昼 見晴らしが良いところで

2014-09-18 | 食べ物 飲み物
モンテヴィデオに訪れたら誰もが一度は立ち寄る独立広場。
その広場に面したラディソンホテルの25階にあるレストラン アルカディア

最近お昼のビュッフェを再開したとのことで
お天気良い日にお邪魔




ホテル・ビュッフェといえば、アドレナリン上がるローストビ-フ。
以前は確か定番だったのですが、見当たりません。かなりお得になったせいでしょうか。
メニュ-は、日替わりで前菜6種ほど、本日のメイン3種、お魚のグリル、パスタ、煮込み料理 
お料理は典型的なウルグアイの街のバ-ル風、早い話下町のお味
ホテルスタイルのビュッフェを期待してはいけないことにキズかなければいけません




始めは少しずつ試食して結局おかわりしたのは、
ボロ-ニア風ペンネ、デザ-トはウルグアイの御菓子メレンゲのチャハ・ケ-キ。
これは作りたて感はありましたが、やはりあくまでも街のバ-ルのお菓子の味。




見晴らしの良い最上階、セロの丘が見えるお席も予約ができます。
眺望良く、テ-ブル間が大変広く、落ち着いた雰囲気で、
ビジネスランチまたはゆとりの時間を過ごしたい方には




ラディソンホテル 25階 ビュッフェ 月から金曜 12時から15時 
前菜、ス-プ、メイン、デザ-ト、グラス・ドリンク、お茶又はコ-ヒ- お一人約28ドル



ウルグアイ代表 対韓国戦の前日に・・・・

2014-09-09 | スポーツ

対韓国代表戦前日の記者会見、地元記者たちに招待されたのは
ウルグアイ代表 主将 そして今や世界トップクラスのDFとなった
アトレティコのディエゴ・ゴディン。今をしっかり見極めている現地の
雰囲気と時代の変化をつくずく感じたセレステ・ファンも多いはず。

思わず色んなことが頭の中を横切り・・・・


かつてセンテナリオ・スタジアムにミックスゾ-ンが存在しなかった頃、
試合を終えた選手とのインタビュ-は全てロッカー・ル-ムで行われていた。
そのロッカ-ルームの隣にはすぐシャワ-ルームもある。
勝利後に中に入るとまるで動物園。床にはバナナの皮やリンゴの食べかけのみならず、
誰のものかわからない下着まで散らばり、
必要に迫られて中にはいれば 、女性であっても男性になるしかない有様。
幸い換気が悪かったお陰でシャワ-の大量使用の後は、部屋全体が霧のロンドン。
着替えをしながら選手達は八次栄えのインタビュ-を要領よく答えている中、
一人だけ目だった選手がいた

ディエゴ・ルガ-ノ

そこには大手のテレビ局から小さなラジオ局、地方の村の新聞社まで記者は様々。
そんな彼らにルガ-ノは、ひとつ、ひとつ丁寧に相手の目をみて向き合い応答。
他の選手が着替えを終えて髪を整えめかしこんでいる頃、
彼はまだ裸でかろうじて腰にバスタオルを巻き、
もごもごしている新米記者さんと話していた。

相手を問わず、人の話を良く聞き慎重に、不遜なく答える姿勢は誰もが知っていた。
ウルグアイ代表がチ-ムとして結束、お互いを尊重、家族として
成長したのは彼の真摯ある対応の賜物であることは間違いない。
そして選手としては、我らがクラブ・ナショナルから始まる
名DFとしての数々の功績は、誰もがご存知の通り。

目の前にあることを分け隔てなく新米であっても丁寧に対応する彼の性格と態度が
徐々に主将としての地位を築き上げていった。近年、チ-ムの問題として
ピッチの外でのことが障壁となることしばし。特に、インフラと給料問題。
これは、90分闘争する仕事の彼らには難題であるが、双方穏便にまとめた。
かつての代表合宿は、旧市街地の簡易ホテルよりもひどかったが、
今はどこのホテルかと思うくらい。

W杯後、若手ホセ マリア ヒメネスがルガノのことを
「調子がよくないのはW杯の前からわかっていたから、僕は万全の体制で
臨むようにいつも準備していたし、コスタリカ戦後、
不調を理由に出場しないって決めたのさ」と、12チャンネルで口を滑らせていたように、
タバレス監督はまるで運命共同体のようにピッチの外でも中でも
ルガノを砦にしていたのが彼を悩ませたかもしれない
主将としての道に迷ったときに1950年優勝時の永遠の主将オブドゥリアの本を
読んで自分を正したルガノ。

試合後、一番最後にバスに乗車してくるルガノ主将をみてチ-ムメイトは安堵していた。
ブラジルW杯時、スアレス不祥事の記者会見での無理は、彼の体調を考えたら精一杯の
勤めだったに違いない。
この時代のウルグアイにはなくてはならないウルグアイサッカ-史に残る名主将であった。

エクスポ・プラド 農畜産商業展覧・品評会

2014-09-07 | 地方


春の訪れを思わせるお天気の午後、市内プラド地区にお邪魔。

今年で109回目を迎える伝統的なウルグアイの農畜産業会が
開催されています。生産者、市場関係者もたくさん来場。
この期間に、牛、乳牛、羊、ヤギ、鶏、うさぎなどが国中から集められ品評・表彰されます。
各地から集まってくる多種多様の動物達は、入場の際に血液検査のなどの検疫が
その場で実施され今日存在する様々な伝染病・ウイルス感染を回避しているとか。
さてウルグアイは、なんといっても豊かな草放牧の牧場飼育が自慢、
その種に適しているのがヘリフォ-ド種。
ウルグアイは、この種の繁殖・育成では今、世界一だとか。もっぱら昨今、アンガスが市場では
比較的高値で取引されているようですがこれもひつのマ-ケティング。ヘリフォ-ドのステ-キも食べ応え充分あり。


ウルグアイにいるならヘリフォ-ドを食して見極めることも必要 
写真の生きた牛さん達、へりフォ-ドとアンガス種、
別棟でそれぞれ展示されています、どちらがヘリフォ-ドでしょうか?



さて展示は生きた食べられてしまう動物だけではありません
このトレ-ラ-は何でしょうか?答えは移動式精肉加工車。
牛は伝統的に中・大口の出荷が多いので一括して処理できるシステムが構築されているようですが
養豚業はまだ小口が多数、業者に委託、輸送費などコスト高になり、自己処理により、衛生悪化、病気の要因の可能性も。
このトレ-ラ-によって巡回しながら処理する計画があるとか。普段、拝見できないおもしろい車内



このあたりでおやつタイム自前の牧場をもつラパタイアの
デゥルセ・デ・レチェ(キャラメル・ソ-ス)のミニ・パフェ。
これが本日の最後の1個とお姉さんにいわれて、ぎりぎりセ-フ。
わざわざ入場券をはらってこの展示会にきたかいがありましたこのお店の超人気商品




そして肉牛ではなく、乳牛の家屋へ。なんといっても特に成長が顕著な分野。
この10年間で生産が60%アップ、1日600万リットル、1ha.2500リットルの搾乳が可能に。
40年前は1ha. 730リットルしかとれなかったことを考えると躍進中




そしてこちらは人気のコ-ナ-。日本なら「マグロの解体ショ-」というところでしょうが
こちらでは「羊の解体ショ-」です。手さばきがあざやかプロの技。人だかりができてました。
夕暮れ近くになりお腹も空くころ、今日の戦利品いや、お土産はラムチョップ。
ウルグアイの力強い食の産業基盤を考えながらおいしく頂きました