南米のウルグアイ東方共和国 モンテビデオ市の住民より

モンテヴィデオ住民 メディア リサーチャー・コ-ディネ-ションしながらつぶやいてます・・・

メルカード デル プエルト編 その1

2010-08-30 | 街 、ラ・プラタ川
モンテヴィデオ市 旧市街地にある、メルカード デル プエルト(港市場)
ウルグアイ伝統料理アサード、チビートスなどが満喫できる食堂・レストラン街で、市内のいくつかあるメルカード(市場)でも最も人気があり、歴史あるスポット。



メルカードデルプエルトは、1886年10月、当時としては近代的な市場として誕生。当初は、港で働く人々の為に、新鮮な野菜、くだもの、肉を売る市場として機能。写真下は、当時の面影を残す、馬の水飲み場。地方から馬車で運ばれた生鮮食料品、ここで馬は足止に。
 





チリ落盤 と ウルグアイ

2010-08-26 | 社会 政治
「鉱山労働者33人の生存確認、救出活動」の模様は、ウルグアイでも連日報道されている。

ウルグアイ国民ならこの事故で思い浮かべることは、33人という数は、ウルグアイ独立に貢献した有志の数。そして1972年に起きたアンデス山中のウルグアイ空軍機遭難事故。この事件は世界中に反響を呼び映画化された。墜落から8日後、生存が絶望視され救助活動が中止。乗客のラグビー部員ら、高度4000m以上の不毛の山脈で、死亡した仲間の干した人肉を食べて生き延びた。部員自ら歩いて下山し救助を求め72日後に発見、生還した事故。45人中、生きて帰ってきた16人のウルグアイ人のその後の人生は様々。精神的・社会的に復帰を試みても薬に溺れた者、意思を貫いて医者になったもの、マスコミにさらされ続け自らプロデューサーになった者、全く公的な場所に現れなくなった者・・・・

落盤現場は、掘削作業が3ヶ月以上、およそ66cmの孔から、地下688mにいる作業員を救出するのに、およそ一人あたり1時間かかる地底での生活。



ウルグアイの当時の遭難者、カネッサとセルビーノが今回の落盤事件でローカルTVやラジオのインタビューに答えている、
「我々とは状況が異なるか、過酷な日々のなか、精神的なダメージは計り知れないものがある、正しい心理的なカウンセリングは彼ら達にとって非常に重要になる、そして33人が信用しあい忍耐を持つこと」と助言している。

救出の長期化、精神的ダメージを考慮して、遭難鉱山者には期間をを伝えていないという。彼らたちが一番よくわかっているのでは・・・・





世界遺産 コロニア デル サクラメントの過ごし方 街並編4

2010-08-25 | 歴史・世界遺産・国家遺産
コロニアデルサクラメント街並編2の続き・・・・
ススピロ(断末の呼吸・ため息)の小道を、ラプラタ川からトライし、
マヨール広場に出て左へ歩くと、ポルトガル博物館がある。

入り口は大変狭いが、内部は非常に興味深い。時間のある人は入場料払って
見学してみてわ・・・
  



しかし今の所、水曜日はお休みなので運悪くこの日に当たった人は、
ススピロの小道にある画廊へお邪魔してください。


ここもポルトガルスタイルの家屋で1700年初頭に建築され、忠実に内部が
復元されている。


    
内部の天井


台所

中庭などが拝見できます。個人の画廊ですのしっかり、芸術作品を鑑賞
しながら家屋を見学してくださいませ・・・・






もうすぐ ウルグアイの電話番号 8桁に。

2010-08-22 | 社会 政治
来週の8月29日(日)の午前2時より、7桁から8桁になり、国内どこからでも
市外局番は不要に

例えば 
モンテヴィデオ県 従来番号の 例)734-1234は、モンテヴィデオの
市外局番(02)の 2 をたして、2734-1234で、国内どこからかけても
局番無しの8桁に。

モンテヴィデオ県以外の 地方県では、例えばカネロネス県。モンテヴィデオ
から電話する場合、今までは市外局番(033)10-822。市外局番の0の
代わりに 4 をたして 4331-0822へ。



国外からは変更なく 今ままで通り、国番号+598-2-734-1234。

ウルグアイ国内在住の方、携帯などにセットしてある番号の変更が必要に
なります。ウルグアイ国内から電話する方は気をつけて

今週末より オペラ95ドル バレー25ドル タンゴ無料 

2010-08-20 | 文化
今週末から来週にかけて劇場の催しが目白押し。どこの劇場の椅子が居心地いいでしょうね?左はオペラハウスのソリス劇場、右は新国立劇場のもの。

  


新国では、バレー芸術監督フリオ・ボッカのデビュー作品「ジゼル」20日より9回公演、オペラハウスでは4時間にわたる大作「フィガロの結婚」200人以上の出演者。同じく20日より6回公演。
   


そして、8月12日よりはじまっている第6回タンゴフェステバル公演。サラ・シタロッサ他で、市役所他後援で無料・整理券で解放してしまっていることも後退期を迎えている。予算の関係から演奏者の知名度、レベル、急速化するベテランの撤退、若手演奏者の ”コード化 モード化” した、タンゴに住民は遠のく一方。タンゴ陶酔者や年配者は、オペラやバレーに流れている。モンテビデオ住民、お金を払って良いものを観たい!という傾向に。その事実として一番高いオペラが完売。

注)オペラもバレーも国政・市政援助によって公演される為、通常の半額以下で観覧可能。オペラは評判を呼んで初日公演は、某国際的企業によって25万ドルで買い取られ、予算もしっかりついて、住民達も質ある公演をお徳に拝見できます。