米ドルよりウルグアイペソ

日に日に米ドルの価値が下がり続けるウルグアイ。

ドル預金よりウルグアイ・ペソ建て定期預金が利子が良い。
年率ペソ5％に対してドル0.7％。

両替屋や銀行で両替すると、掲示交換率よりも決まってペソを高く
買い取るのは当たり前になってきた。
ほんの10年前は、自国通貨では貯蓄を避け、米通貨で
預金をする人が多かったが、近年はその傾向にない。



ドル債務集中を回避、国際格付けアップを狙い、ウルグアイ国債も円建て
10年債を日本で再販売。サムライ債・利子1.64％。
ウルグアイ共和国銀行で販売される堅実な国立乳製品組合社債、
年率3％など魅力的商品は多々ある。

危ない橋を渡る？と考えた10年前とはウルグアイの経済状況は確実に
変化。2011年度経済成長率5.5％の推移。
借金の元本の削減を実行し債務の再構築をしてから一ヶ月で市場デビュー。
8年がたつ。が、インフレ課題をどう対処していくか今後の焦点。

投資、先見の明が明暗をわける、新興国投資現象は誰もが未経験。

姉妹でティーハウス ・ ドーニャ・イネス

　
ご近所に　誕生した　ティーハウス。カップケーキとスコーンが自慢
姉妹でお茶するのが大好き！が高じて、自分たちで　ティーハウスを始めよう！と3ヶ月前にオープン。


　
お店のデザインから全て、姉妹で始めて、お姉さんがお菓子つくり、妹さんがお茶・カフェ担当。
カップケーキは日替わり、今日は、チョコチップ入り、リンゴ入り、キャラメル入り、チョコ生地など。
トッピングは、あっさりメレンゲクリームで甘さ控えめ。スコーンは大人気で1個からお持ち帰り可。
ハイティーで夜までオープンしてます！　キッシュとケーキのお茶セットもあります

　MIGUEL BARREIRO 3293 esq. CHUCARRO en POCITOS TEL 2708-0349

今日のお昼 ウルグアイ家庭料理 マタンブレ ア ラ レチェ

晩秋のモンテヴィデオ。今日のお昼は、マタンブレ　ア　ラ　レチェ　コン　サルサ　デ　トマテ　イ　
ムッツアレラ。長い名前。日本語で、ミルクに漬け込んだ牛のわき腹肉のトマトソースとムッツアレラチーズ添え。
早い話、マタンブレのピザです。小麦の生地の変わりにマタンブレのお肉。
フツーのオヤジカフェでのランチタイム。晩秋にふさわしいオーブン料理メニューの誘惑にかられて着席



マタンンブレは、牛のわき腹肉　(皮と腹肉の間の層で繊維質が多く少々固めだが、脂肪がないのでライト)
一晩、ミルクに漬け込んでとろり柔らかくして、オーブンで焼き、トマトソース+ムッツアレラをのせて仕上げます。
オヤジカフェに、日本人の入店がめずらしいいのか、付け合わせのマッシュポテトにミニトマトで日の丸風のデコ。
お隣のテーブルのプレートには、このデコはなかったのです



デザートは、寒さに備えて高カロリー。ランチメニューの定番デザート、チョコムース+レモンティー。
しめて、1000円丁度のモンテヴィデオでは極めてノーマルなオヤジカフェでの定食セットでした

税金を払うのに 年137日間働くウルグアイ国民

税制度・様々な税金の種類を知って、払って、どんな国に居住しているか再認識する人も多い。
税金をを払わず、どんな税金があるか知らず生活している人の多くは、実社会から疎遠状態に近い。

国民または居住者の義務であるべき税金。年間に課せられる税金を支払うのに一体、年に何日間労働をするのか？
という、おもしろい統計がウルグアイ日刊紙「エル　パイス」の記事に。
記事によるとウルグアイは、なんと世界で7番目。国内純生産の37.5％。年137日間の労働が必要とか。
すなわち5月17日までの労働収益が税金に回っている計算。上手のスウェーデンはなんと7月20日まで、
しかしその分、国民に還元されていることで知られている国。ウルグアイは還元されているのか？　
答えは微妙.　当たり前のようだが税金を支払う義務は定着している〔南米諸国にはまだ納税義務の意識まで
いかない地域もある。〕。税金を納めて、より福利厚生を充実した社会を構成するには、産業、教育、
人口バランスが重要　　　小国ウルグアイは、毎年税制改革を多々模索中。

あー今年も確定申告の時期がもうすぐやってきます　今年はいくら払わされる？　
記事によると、今年の税金は昨年より4日分余計に働かなくては行けないらしい

表の順位、上より　4月6日までオーストラリア、4月12日アメリカ合衆国、４月13日韓国、5月1日スペイン、
2日南アフリカ、13日ニュージーランド、以下ポルトガル、ルクセンブルゴ、ウルグアイ、ドイツ、英国、フランス
カナダ、イスラエル、スウェーデン。あれ日本は？

ウルグアイ 東日本大震災・復興支援コンサート

端午の節句の日に、ウルグアイ外務省主催の復興支援コンサートが行われた。
開催場所は、外務省パラシオ・サントスのサロン。




日本にゆかりのあるウルグアイの音楽家や外務省幹部も演奏に参加しての手つくりの温かみのあるチャリティーとなった。
最後に　日本の精神的なシンボル「さくら」の演奏・合唱が行われ、出席者は日本の復興を切に願った。
コンサートの収益金とウルグアイ政府からの義援金50万ドル〔約4千万円〕が送られたとのこと。


(写真・共同通信配信)