■ BARCLYS PREMIER LEAGUE 2007/2008 |
リバプール(2-2)アストン・ヴィラ ・前半19分 ベナユン (リバプール) ・後半24分 ヘアウッド (アストン・ヴィラ) ・後半27分 オウンゴール(アストン・ヴィラ) ・後半43分 クラウチ (リバプール) |
■ さすがに、もう終わりかも・・・ |
◆ 勝ち点1しか得られず、順位は5位。
開幕戦の相手だったアストン・ヴィラですが、その試合同様やはり侮れない相手でした。試合前からちょっと怖いなぁ~って気はしていました。
前半、ベナユンのゴールで先制し、まずまずの試合展開の中後半を迎えるものの、連続失点をして1-2とアストン・ヴィラにリードされる始末。
この時点でスタジアムをあとにする現地のサポーターもいました。多分、「もう、勝てね・・・」と思ったんでしょうね。さすがに、1-2とされた時点で負けたとは思いましたが、最近試合に出ていないクラウチがなんとかゴールを決めて2-2とするもののロスタイムはほとんどなくそのまま試合終了。形式的な勝ち点1を奪ったリバプール。
この結果により上位2チームと勝ち点14差が開いてしまったリバプールです。ちょっと振り返ってみると、昨年末12月30日のマンチェスター・シティ戦から数えて4試合連続引き分け。この期間の4試合勝利していれば「勝ち点12」を積み上げていていたわけです。え~っと・・・つまり、現在、勝ち点48になっていた可能性があったということです。それで勝ち点差6となっていたら、まだまだ望みは大きかった。今は、ピッチの上でコンタクトレンズを探すくらい優勝が困難な状況になったと、最後まで奇跡を信じている私でも、ぼちぼち白旗を揚げざるを得ない状況になってきたかもしれません。
◆ ベニテス監督を解任すべきでしょ!?何も変わってないじゃん
簡単に試合を見ていて気になったことを・・・
リバプールの選手は、まじめに一生懸命攻撃も守備もしていましたが、どうも攻撃の形が作れない。今回カイトが入っていましたが、試合勘が明らかに低下しているのか、後半5分くらいだったかな?決定的なチャンスでトラップが流れてしまう始末。さらに、後半12分くらいにも決定的な良い形があったもののゴールに結びつかず・・・
また、以前も書いたのですが、攻撃の形(幅)が狭い。守備はCBが人材不足という問題を抱えつつもチームとして良くやっていると思うのです。しかし、攻撃が場当たり的・・・(苦笑)結局は、以前から抜本的な問題が解決されていないので、こっちとしても書くことが一緒になっちゃうんですよ(笑)
以前、『ベニテス解任までのリミット』という記事を書きましたが、その中で、次のように書きました。
具体的な条件及びリミットは・・・ 2月10日(日)チェルシー戦 [A]
1.チェルシー戦までに首位チームとの勝ち点差が「9」以内でなければ、解任。
2.チェルシー戦に敗れたら、解任。
3.2月19日(火)CLインテル戦[H]に敗れたら、解任。
今のままでは、条件1が適用されますので、解任して、来期に向けた新体制に変わった方がいいと思いますね。
■ ついでにオーナーも変わって欲しい |
◆ チーム崩壊を心配するジェラード
リバプールが2人のオーナーの手から離れるんじゃないか?って噂も出ていますが、とりあえず、トム・ヒックスは否定しています。でも、意外とこのアメリカ人野郎は、適当な言い訳を付けてあっさりとリバプールを売却する可能性もあるんじゃないかな?と思っています。
こういうクラブの不安定な状況、さらに、ベニテスの後釜探し(クリンスマンとの接触)など、現在のリバプールはクラブとしてふらふらしています。それが多少は、監督、選手に影響していると思うのです。
実際に、クリンスマンとオーナーが接触していたという話が出て、ベニテスとしても不安になるでしょうから、気の毒ではあるんですよね。
でも、この話が出る以前にチームとして、なかなか勝ちきれないという状況はあったわけで、逆にCLのグループリーグの時の状況を考えれば監督交代を考えるのは普通だと思うのです。
さらに、実際のピッチ上の事象を見れば、チームとしての問題「勝ちきれない」のは明らかで、その問題点が改善されていない。彼の引き出しの中には、これ以上何かしらの策がないんじゃないか?って思うのです。ベニテスには、これ以上リバプールをどうこう出来ないんだと思うのです。チームにも倦怠感にも似た感じがあるでしょうね。追い討ちをかけるように、クラブの買収やら、監督解任の噂などと、これじゃ勝てる試合も勝てないですよ。オーナーの発言がチームに良い影響を与えてないのは事実で、さすがに、この状況に危機感を感じたキャプテンがコメントを出しています。
リバプールの主将であるスティーブン・ジェラードも、クラブの将来に不安を感じている。21日、ホームで行われたアストン・ヴィラとの試合を2-2で終え、同選手はその感情を露わにした。リバプールでは、数ヶ月に渡ってラファ・ベニテス監督とオーナー陣の不仲が取り沙汰されている。この一件は、間違いなく選手たちに影響を与えているようだ。 「僕らにも影響があるのは確かだね。選手たちのプラスにならないことは明らかだ。こういった状況が続いていることは、みんな知っているよ」 「選手はピッチでの自分たちのプレーに集中しようとしている。でも、毎日のように続いていては不可能なんだ」 引用元:Goal.com - 監督交代騒動の影響を感じるジェラード |
そう言えば、先日移籍してきたシュクルテルが後半25分から登場しました。これくらいかな・・・「おっ!?」って思ったことは・・・シュクルテルのプレー内容については、次回以降にお送りします。
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■ リバプール 07/08シーズン |
01.アストン・ビラ戦 [A] 02.チェルシー戦 [H] 03.サンダーランド戦 [A] 04.ダービー・カウンティ戦 [H] 05.ポーツマス戦 [A] 06.バーミンガム戦 [H] 07.ウィガン・アスレティック戦 [A] 08.トッテナム戦 [H] 09.エバートン戦 [A] 10.アーセナル戦 [H] 11.ブラックバーン戦 [A] 12.フルハム戦 [H] 13.ニューカッスル戦 [A] 14.ボルトン戦 [H] 15.レディング戦 [A] 16.マンチェスター・ユナイテッド戦 [H] 17.ポーツマス戦 [H] 18.ダービー・カウンティ戦 [A] 19.マンチェスター・シティ戦 [A] 20.ウィガン・アスレティック戦 [H] 21.ミドルスブラ戦 [A] |
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確かに時間が少なかったからプレー事体は良いのか悪いのか分かりませんね。ただ、気が強い!!!ような気がしました。
今シーズンはそれこそプレミアリーグの引き分け記録を塗り替えてしまう・・・そっちに期待しちゃったりしてます。
ベニテス監督もいよいよ危ないんじゃないかと思いますね。。
どうなっちゃうんだ~。。
たぶん違約金払えないし。
こんばんは。
シュクルテルは、あまり印象なかったです(苦笑)
でも、おっしゃる通り、気が強い性格の感じはしましたね。
こんばんは、はじめまして。
違約金ね・・・いつまでの契約になっているんでしょう!?
むこうでは、監督は支持されているみたいで、オーナーの方が支持されてないみたいですね。評判悪いみたいです。
まぁ、個人的にもあのジジィ2人の雰囲気が気に入りませんけどね(苦笑)
何よりアタフタと現オーナーに身売りさせてしまったクラブのフロント首脳陣も問題ありかと感じます。
グラウンドでは監督の采配に大きな問題がありますが、レッズをこんな状態にした経営陣にも責任があるはずです、たとえばパリー。彼は人格者ですが、やりてのクラブ責任者ではなさそうです。
わたしはレッズサポーターとしてクラブを応援しています。結果の出せない監督は、結果の出せない選手と同じ様に交代させるべきだと思います。十分機会は与えたはずです。
ベニテスはかつてはよくやった、それだけです。彼個人を応援するしないは人それぞれの問題ですが、今の成績を見てレッズサポとしてはオーナーと仲良しでもなんでも支持はできません。
こんばんは。
前回も指摘されていた経営陣の責任は、オーナー・監督以上に大きいでしょうね。完全に忘れて見逃していましたが、よく考えれば、ご指摘の通り身売りした経緯など、(新スタジアム建設案もそうかな?)実効的な責任は経営陣にあるんでしょうね。
カイトは守備とかはきちんとこなしますが、攻撃面では不発ですし、キューウェルも本来の力は出せていませんし、手詰まり感は否めませんね。
こんばんは。
カイト、キューエルに対する見解は私も同意です。
ただ、キューエルに関しては、そろそろ年齢的な衰えみたいなものも出てきたのかな?と思う次第です。
いかんせんリーズ時代のキューエルを知っているので、個人的にはどうしても比較しちゃいます(苦笑)
カイトに関しては、私は評価しているのですが、どうもゴールがね・・・