サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

伊藤達哉

2017-11-06 14:32:27 | 日記
ハンブルガーの伊藤達哉という今年20才の選手が注目されているが、ほぼ無名だった選手がこのように注目されるのは異例のことだ。しかし下位に低迷しているハンブルガーの若手選手だから、さして気にならなかった。それにしてもハンブルガーは毎年下位にいる。EL昇格圏くらいまではいけないのだろうか。


さてこの伊藤達哉は今シーズンからトップチームに昇格して、まだフル出場もしていない。それにハンブルガーには17才でトップチームにいる選手もいるので20才の伊藤が極端に若いということでもない。ただし伊藤はハンブルガーの組織には2015年からユースに入団しているので、下部組織からの生え抜きという意味ではサポの期待の星と言える。


166センチ、59kgと日本人選手としても小さいが、キレキレのドリブルで突破していくらしい。まだ伊藤の出た試合を見たことがないのでよく分からないが、キレキレらしい。ただすぐに足がつるというイメージはある。20才の若手なのにすぐに足がつり、体力に不安があるのは疑問が残る。


攻守の切り替えが遅い、ポジショニングが悪いといった批判もあるが、ドイツのクラブのユースに入り、そこからトップチームに昇格できた選手は伊藤が初めてではないだろうか。柏ユースの時にハンブルガーユースと試合をして、そこからオファーを引き出したということだから、若手の育成に定評がある柏だからこそか。伊藤達哉のドリブルが通用するのであれば、伊東純也も通用するのではないだろうか。


しかし20才の選手が起用されるということはその影響でベテラン選手がはじき出されるわけで、現在20才という世代は若いようで若くないのかも知れない。サッカー選手のピークは25才くらいと言われるが、伊藤達哉にはこれからの5年間で大爆発して欲しい。