たまにっ記

HIROMI YAMAMURO DIARY

2005終了~!

2005-12-31 21:34:08 | Weblog
きょひー!もう終わりですね2005年。早かったなー。皆さんは今夜から明日にかけてどのように過ごされるのですか?私は地味~に家でおそばを食べて越すつもりです。うふふ。。そしてお正月はおもいっきりグダグタして過ごすんだ~!連日休みなんてないもんねーー。そしてぽわ~んとなった躰をまた練習して取り戻すのさ。
。では今からお正月用の花をいけるんで。皆さん、今年も本当にお世話になり、ありがとうございました!来年も精一杯頑張りますのでよろしくお願い致します!!

パンクス時代

2005-12-29 13:59:53 | Weblog
今 電車の中。私の前に、いまだにいたんだー!と言う感じの超ハードコアなパンクスが座ってます。こいつ多分洗濯のりで髪立ててるな。。(洗うの大変なんだよね。)気合い入ってますねー。おー安全靴はいてるよ!(惜しい!わざともっと汚さなきゃ!)ちなみに男の子。激しくメイクも施してます。(オイルじゃないと落ちな
いんだよねー)あーすごい写真撮りたい!でもバレたら怖いからやめとこ。。フフ、彼の周りだけ人がいないぞ。。(結構寂しいんだよね)。。。何を隠そう、大昔、私はパンクスでした。(言っちゃったっ)私はハードコアではなくポジパン(笑)お金が無かったから髪は砂糖水で立たせて、しろ塗りはベビーパウダーに水を混ぜ、塗
っていました(笑)ライブハウスで雑誌に載っちゃった事もある(笑)電車の座席両隣に誰も座ってくれないのも知っています(笑)なつかしいなぁ。こうして前に座ってる彼を見ていると、可愛いなぁ、と思います。彼は思ってほしくないと思うが…私も可愛かったんだなぁ。。バンドも組んでて、ショボいバンドだったなー。フフ楽しか
ったけど。あ、降りた。ハードコア。すごい音。装飾類が…頑張って生きてねーハードコアさん!

鬼塚勝也さんジム、クリスマスパーティー★ 

2005-12-25 01:27:02 | Weblog
先日、元世界王者の鬼塚勝也さんのジムでのスパーリング大会を観て来ました。なんと博多まで!もう五回目になります。私は飛行機が大の苦手!怖い!自立神経失調症になりそう。スペインに行く時以外は乗りたくない!でもこの試合を観る為なら乗っちゃいます!鬼塚会長のジムで学ぶ人達は、様々で、仕事を持ちながら毎日のよ
うにジムに通うサラリーマン、まだ六歳の男の子、鬼塚会長の人間性に魅せられ、なんと北海道から博多に移り住み、練習に励む双子の姉妹、障害を持ちながらも、夢を追い掛け、車椅子で闘う二十歳の青年、そして世界のベルトを目指すボクサー。。。鬼塚会長はそれぞれに目標を持ち、頑張る人達には小手先ではなく、惜しみ無く
指導されているのだと感じます。練習生達は、その日頃の思いをこのスパーリング大会で思いきり闘うのです。なんだか知らないけどすごく感動するんですよね。私が応援してる双子の北川姉妹なんて観る度にスピーディーになってるし、女性としてかっこいい!そしてラストは何と!鬼塚会長のスパーリングが観れるんです!現役か
らもう十年位経つんですよ!でも肉体は現役選手以上だし、衰えるどころか進化している!本当に信じられません。パンチの凄まじい速さには早送りしてるのか!?というほどスピーディー!魅せどころもわかってるし、感動ものですよ。それにジムがとってもかっこいい!“根性”とか書いてないんですよ!外観は黒で、中に入ると
薄いピンクで二階は緑なんです。とにかくセンスが良くて鬼塚会長の美意識を感じます。私はフラメンコだからボクシングは出来ないけど、このパーティーには学ぶべき事が沢山あるのです。とっても楽しいし!私自身充電してパワーアップさせてもらってます!また来年も行っちゃうんだろうなぁ。。。ジムの皆さん、お疲れ様でし
た!鬼塚会長、楽しませていただき、ありがとうございました!次回も楽しみにしています!!

パピー  (父)

2005-12-23 17:36:25 | Weblog
私の父はハルヤスといいます。もう、かなりの高齢だけど、ボクサーの真似したり、フラメンコの真似したり、とても元気です。それに、口から生まれてきたのか?という程、よく喋ります。テレビを観ていても喋ってるから全然聴こえないし、やっと静かになったと思ったら、トイレに行ってるかお風呂に入ってる時。お風呂に入っ
たと思ったら五分で出てきて『忘れもの?』と訊いたら『早くゴマ(愛犬)に会いたいから出てきた』とか言ってるし。フラメンコの真似する時はお風呂に入る前、全裸になってタオルをスカートがわりにし、うまく前を隠しながら『カモンカモン!』と言いながら踊ってます。どうやらハレオでよく“バモー”と言っているのをカモ
ンと言っていると思っているらしいです…  若い頃は結構色男で、かなりモテたらしいですが、今ではみるかげもなく、ヒョットコみたいな顔してますが…
これからも元気で長生きしてほしいものです。。。

芸術の意味

2005-12-21 12:20:49 | Weblog
私がフラメンコを始めて、まだ間もない頃、知り合いの方にボランティアで障害者施設で踊ってほしいと依頼があり、引き受けました。当時は新人公演で受賞した年でしたが、まだまだへなちょこだったので自信も無かったのですが心を込めて踊ろうと思いました。本来フラメンコは生演奏でないとお話にならないのですが当時は無名
な私がノーギャラでギタリストや歌い手にお願いする勇気もなく、テープをなんとか編集し、それに合わせて踊りました。踊り終えた後、拍手がパラパラで、静かだったので“えー、全くウケテナイ!やはりテープだし、踊りも変だったのかな”と、かなり落ち込みました。ブルーになりながらメイクを落としていたら看護士さんがや
って来て、『これ、○○号室の○○君からよ』と、クシャクシャになった紙切れを渡されました。見てみると、歪んだ字だったので、すぐには読めなかったのですが、よく見ると“ありがとう”と書かれてあったのです。私はすぐさま部屋を飛び出し彼の病室に感謝の気持を伝えに行きました。爽やかな笑みで迎えてくれた彼はおそら
く、20代くらいの青年で重度の障害を持ち、寝たきりで、移動は車椅子、話す事も手足を動かす事も困難な方でした。そこで私は思ったのです。拍手が少なかったのは、自由に手足を動かせない方が多かったからだと。そんな状態にもかかわらず、一生懸命に手紙を書いてくれた青年に本当に励まされました。今思い出しても涙が溢
れてきます。どんな批評家に誉められるよりも嬉しかったです。その時私は思いました。どんな仕事でも心を込めて一生懸命に踊って行こうと!今日のこの気持を忘れず、やっていこうと。この出来事が私の原動力になっています。。。
話は変わりますが、故、岡本太郎の“自分の中に毒を持て”という本を井上泉から借り、読んだことがあります。すごい本で、その本の中で太郎は『芸術は戦いだ』と書いています。私も実にそう思います。自分の表現するものが伝わり、それによって人々が感動してくれたら、これほど幸せな事はない。だからこそ、常に技術を磨き
自分の弱さと闘っていかなければ見抜かれてしまう。うわべの踊りになってしまう。。結局、芸術とはうわべの綺麗を並べ立てる事ではなく生命力の豊かさなんだと思います。私の場合、“思い”は溢れんばかりだけど、技術を磨いていかなきゃなぁ。と思う今日この頃です

レッスンでの感じかた

2005-12-21 02:03:52 | Weblog
フラメンコレッスンの時、皆さんは何を感じていますか?右とか左とかなんて鏡を見ていれば分かる事。もちろん人それぞれで、すぐに覚えてしまう人もいれば、無器用な人もいます。早く覚えろというのではなく、何を見て何を感じているか、が大事だと思うのです。レッスンの時に恥ずかしがったり、躊躇していては何の為にフラ
メンコをやっているのか疑問に思ってしまいます。私がクラスで習っていたときは恥ずかしがる余裕なんてなかったし、無我夢中でしたよ!今思えば、私は初心者でまだヨロヨロしてる頃から、振り自体よりも先生の一瞬一瞬の心の動きを見ていたように思います。内面から発されるものを感じ、とりあえずそれと同じような気持ちで
踊ってみたり、表情をつけたり。。形を整える基礎はとても大事ですが、同時進行で心の動きも感じていくべきだと思います。なのでレッスンでは形だけではなく気持ちを入れて教えているつもりですが、それを感じとってくれている人が非常に少ない気がします。でもそれは、上級クラスだけでなく始めた時から意識したほうが良く
、それこそが基礎だと思うからです。以前、コンチャ・バルガスに個人レッスンを受けた時、私が綺麗にまとめた時はソッポを向き、おーい!帰ってこーい!というほど形はめちゃめちゃなんだけど気合いが入った時はすごい誉められました。私の心が見えたからでしょう。表現する手段としてはまず技術、コンパス。でも、形も綺麗
で技術もあるけど心の感じられないフラメンコは全く魅力を感じません。フラメンコは生活に密接したものだと思うけど、スタジオに来たら他の事は一切忘れ、一心不乱に踊るのも良いですよ!!