秋も近づいて参りました。今日は豪快に男の料理の代表格を、どど~んと公開。
スペインはマドリッドの名物伝統料理です。名前は「コシード(Cosido)」。え~と、概念的には
スペイン風ポトフという感じ。現地では大きな土鍋に入れて供されます。実はボク等夫婦はこれ
をまだ食べたことがありません(笑)
ちょっと垣間見ただけでその量に怖気づいてしまって(笑)
作り方は簡単です。
■大きな鍋に水1L入れ、骨付き豚肉・牛肉・鳥もも肉を入れ沸騰させます。ボクはそんなに
肉を食いたくないので今回は骨付き豚肉大四本のみとしましたが何れかで十分でしょう。沸騰
すると大量にアクが出ますので、これを丁寧にさらってください。アク取りがこの料理の
ポイントかな。
■アクが出なくなったら、におい消しでショウガ一片、にんにく一片のみじん切りを入れて。
(現地のはにんにくのみでショウガは入れてないようです)更に長ネギ半分を3,4cmに
切ったのを入れて。
■火を中火にして昨日水につけて柔らかくしたヒヨコマメを入れ、たまねぎ二個、キャベツ
1/3個、ジャガイモ(大)の皮を剥いたの、にんじん一本を縦割りに半分にしたのを入れて。
更にチョリソー(辛味の効いたソーセージ)六本とローリエ一枚を入れて(ローリエなんてなくても
全然かまいません)。チョリソーは必ず入れてね。それでないとスペイン風にならないから(笑)
■ここでちょっと味付けで、鶏のうまみも欲しかったので、固形の鶏がらスープの素を一個
入れました。
■中火と弱火で煮ること約30分。ジャガイモに火が通ったなと思えば完成です。
■以上、ちょっとスペインのとは違いますが、まぁ、こんなものでしょう。チョリソーから出た
辛味が効いてるけど、柔らかいいいスープが出来上がってます。
これが出来上がり図。スープは本場では別途濾して細いスパゲティを入れて単独で飲んで、
それから土鍋にぎっしり詰まったこれを食べます。我が家の場合スープは冷蔵庫にとって置いて
翌日醤油だしと一緒にうどんにして利用しました。
この料理の特徴はチョリソーによる隠し味だけで塩コショウを一切していませんが、色々な味が
しみこんでこれだけでも十分いただけます。特にヒヨコマメがうまいです。
アクと一緒に脂身もほとんど捨てているのでヘルシーそのもの!
因みに今回は粒マスタードと一緒に赤ワインのお供で一皿完食!(フランスパン添え)
食べる前後で体重を量ったら1kg以上は身体の中に入った計算になっちゃいましたが(爆)
これは二人で取り分けてもいいかもね(苦笑)
全体で四人前くらいの感じです。
二人で食べて同量くらい冷蔵庫に残ってました。これは次の日に、缶詰のトマトを入れて
煮込んで、更にカレー粉とガラム・マサラで味付けして。前回ご紹介した牛すじ肉のトマト・
カレー煮込みの練習です。はは、かなりうまく仕上がりましたよ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Phoenix 東北&関東
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
チョリソーが無いから今日は出来ませんが作ってみたいです。
どうも、野菜不足なもので・・・。
これは食欲を誘う料理ですね
因みに、これに合うお酒は・・・・・・
是非入れてみてください。それとヒヨコマメは入れると美味しいです。これもスペイン風です。
鍋料理の変化球でこれから冬場にかけてぜひどうぞ。
お酒はワインが一番合うかなぁ。日本酒もいいと
思います。勿論ビールは最初に(笑)
コシードを食べたかどうか、まったく記憶にありません。
スペインの食事で覚えているのはトレドで食べた
ご飯に芯の残ったパエリアだけです。
これではとても食通にはなれないはずですぅ~~。クッ!
私は時々、自己流でポトフらしきものをよく作って食べます。
じゃがいもとかウィンナーが余った時に・・。
その時はコンソメ使って野菜をたくさん入れるのですが、骨付き豚肉も美味しそうですね。
今度作ってみようっと!!
ひよこ豆は使ったことないのですが、チャレンジしてみます。
アルデンテと同じようなものかも。お鍋で直炊きで蓋しない
でやりますから。
あの多少芯があるのが結構うまいですよ。
キャベツとチョリソー、ヒヨコマメを入れるのが目新しい
ですよね。ヒヨコマメのスープはそれだけでも美味しいです。
こうして食べるともっと美味しい!