四季の旅人

私のブログは生きるを旅として、四季を歩きながらその表情を文に纏めているのが私のブログです。

社会保障費2200億円の削減

2008-05-31 | Weblog

毎年増える社会保障費を抑制でなく削減と財務省が提言、政府管掌保険の赤字を組合健保から1000億円補填させる条例を国会に提出。

確かに。人は老いていくものこれは自然界の定め。
自然界なら老いたものから朽ち果て、その後に新芽が育っていくけど、人はこうはいかない。
確かに老いていくと病気と障害がでる。若い時の欲望の付けが、老いと共に出て来るのも事実、
それはある意味で自業自得といえばそれまで。
しかし。若いときに頑張って社会を支え「ハイ、あなたの場合。状況、条件が変わりましたので過去と同じ優遇は出来ません」そう告げられると、それはないだろうと言いたい。
何も最高の補償を求めないけど、普通に人が生活できる保障は欲しい、それが人間の願望である。年金、保険にしても、労働力の提供を多様化させ企業コストの改善を簡単に出来るようにした結果、その歪が生じたのも事実。いま、一番しわ寄せを食っているのが弱い立場のお年寄りと言えるかも知れない。
健康保険
75歳以上のお年寄り線引きして外すのでなく社会全体で支えることを考えるべきである
問題は負担の割合。
 負担については給与等の年収に応じて負担を決める(それに不動産、証券等をプラス)
 窓口割合負担については一定収入に応じて負担(最低年収で生活している人はなし)
 細かい施策を作り予防対策を行なう(例60~75)
年金
基本は議員年金を含めて全てを一本化する
 年収に応じて徴収(年金が支払える年代まで支払える仕事の確保を官民で法的に整備)
 積み立て方式にして運用を図る(一本にして年金機構の組織で)
 基礎部分は税方式(消費税が望ましい)
2200億円
組織の見直しと無駄の改善で捻出して税で負担
 道路特定財源と消費税を当てる(無駄なダム、道路、箱物を作らない)
 特殊法人の民営化(補助をなくし独立採算制の運用)
 組織の権限委譲と簡素化と集約(省の人員と権限を地方に委譲)


この体制が崩れた原因は労働環境の多様化(派遣法の問題)組織の官僚化と権利の温存、政治の事なかれ主義。反対に対して権力、組織を持って潰してしまう権力構造に問題がある。
その例がなくならない天下りと特殊法人であり、組織の未だに改まらない親方日の丸発想であり、国の仕事は潰れないという考え方である。
いまこそ。組織のために仕事をするのでなく、国民のために仕事を行なう姿勢が必要である。官僚も政治かも国民のサイドに立って考えないとこの先の日本は危ない。
その先頭は若い世代の発想であり、人としてどうあるべきかを考えることである。
これはあくまで個人としての考えです、皆さんにも考えて欲しいことであり、今のお年寄りと同じように何年、何十年か先に老いがあるのですから。

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