大きな世界の小さな部屋

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災厄運ぶ電子の要塞 Bパート

2011年09月22日 12時15分23秒 | ムービーTF DOTM
Aパート


では、アークの本領発揮です。まず、機体後部のスタビライザーらしきものを外します。


コクピット左右のジョイントを外し、左右にガバッと開くと、テンポの遅いギゴガゴゴ音…
TFお馴染みの変形音が鳴ると同時に、左右展開と同時にコクピットが上に上がって行き
ます。画像には写ってませんけど、この時に内部の銃座、床の中央にある長方形部分の
左右にある四角いクリアパーツが点滅します。


完全に開くと、コクピットが垂直に立ち上がりました。まさか、こんな大胆なオートモーフがあるとは思いませんでした。


ここから更に、左右パーツを展開しコクピット部を前方に90度倒します。尚、ローラーはコクピットに座ったままでも変形は可能です。


中央の床部分、このパーツを前方に180度動かしてスロープにします。


続いて機体の向かって右側にあるこの長方形パーツ、これを立たせます。


左端のこの部分、倒れている柱上パーツを全て立たせます。ここがちょっとだけ硬いです。個体差?


スペースシップ状態でも目立っていたミサイルポッド、これの上面に有る5ミリジョイントにスタビライザーを付けます。


こうして完成したのが“アーク バトルステーションモード”。基地ですわな。さっきまで単なる宇宙船だったアークですが、変形することで漸くプレイセットらしくなりました。


それでは各部のご紹介。コマンダールーム…まぁ指令室ですわな。エラい狭いですけど、プレイセットなんてものは
こんなもんです。ここはスペースシップモードではコクピットなので、ローラーがコクピットに乗っているときは変形する
とここに出てきます。尚、この状態では先程のエンジン駆動音ギミックは発動しません。それにしても、場所的にコマ
ンダールームと言うより見張り台っぽいですが、それは禁句です。


続いて機体左側、これはスペースブリッジだそうです。スペースブリッジと言えば初代TFに出て来た転送装置、
そして実写映画第三弾にも出て来ました。形状から察するに、この中に入ると目標地点まで転送されるのでしょう。


周辺に立っている柱状パーツ“ピラー”は、映画本編の様に取り外す事が出来ます。が、外せるだけでローラーの手に
持つ事は出来ません。画像では両手を添えてるだけです。劇中に出て来たピラーの数を考えると全然足りないんです
が、そこは考えないように。


今度は中央床、ここには銃座があります。リージョンクラスサイズではありますが、ローラーの身長と合っておらず、
銃座に配置する際はちょっと屈ませる必要が有ります。それと、この銃座にはグリップやTFを固定するジョイントが
一切無く、配置する際はただ置くだけなので、もうちょっと何とかして欲しかったなー。せっかくリージョンクラスには
武器用グリップが標準装備なんだから、それくらい有っても。


そして斜め前にあるこの円形スイッチ、これを押すと…?


発射サウンドと共に銃口が点滅します。お約束のギミックですね。余談ですがこのスイッチ、スペースシップモードでは
主砲発射音スイッチと繋がっているのです。変形することで主砲スイッチと離れ、銃座スイッチへと切り替わる仕掛け。


そしてこの銃座、足場がターンテーブル方式に回転します。こういうギミックがあるんだから、なおさら固定用グリップ
が欲しかったですが。


その銃座の後ろには、捕虜収容用のプリズンセル…早い話が牢屋ですな。
何故牢屋なんかあるかというと、プレイセットに牢屋は付き物なんです。でも、牢屋と言うよりビーストウォーズに出て
きた修理用リペアカプセルっぽくも見えるので、そういう使い方も良いかと。


格子は中央から左右に分かれ、それぞれがスプリングでアーク本体に接続されていて、開いても勝手に閉じようとします。


今まで付属のローラーでギミックの紹介をしてきましたが、牢屋なんだしせっかくだから別売りのディセプティコン兵士
を牢屋に入れてみました。まぁ雰囲気は出ているんですが、この牢屋には大問題がありまして…。
と言っても玩具的な問題では無く。


少しズームアウトして撮影して見ると、この牢屋の頭上にはコマンダールーム、目の前には先程の銃座があります。牢屋と基地中央に
ある銃座、これ敵に乗っ取られたら最も困るものベスト5に入るほど危険な場所じゃないでしょうか?そんな重要ポイントが牢屋のすぐ目
の前&頭上に…捕虜が脱走したら真っ先にそこを取られそうな気が。


気を取り直して、今度は機体右側ブロック。こちらにはリペアベッドが…初代TFでも良く出て来たアレですな。
メンテナンスアームが有りますが、これ一体成型で真横にくるくる回転するだけで真上に上がらないので、アーム
としては全く役に立ちません。ただ付いてるだけ。固定にするならするで、せめてアームは垂直か斜め上に向く様
にしなきゃ駄目だろう…。


リペアベッドらしく、となりに軍医のラチェットを置くと様になります。考えて見ればこのラチェット、劇中でちゃんと修理
してるシーンなんかありましたっけ?初登場時にバンブルビーの喉にリペア用ビーム(だと思います)を照射した位じゃ?


続いて中央前方、こちらには先程のスロープが。中央が抜けているのが特徴。スロープ、そして左側にチョコンと伸びた
レバーもあるし、見ただけでギミックは想像できると思いますが、他のプレイセットとは一味違います。
まず、左側のスロープがちょっとだけ浮いているのにご注目下さい。


ここにビークルモードにして配置すると、左側スロープがビークルの重さで斜めに傾きました。
するとその状態でスイッチが入り、エンジンのアイドリング音っぽいSEと共に左右のクリアパーツが点滅します。


後方のレバーを引くと、左側スロープが斜めに起き上がりビークル発進!と同時に、クリアパーツ発光&発進サウンドが。
しかしこのギミックには少々問題があり、スロープ中央が抜けている事からこの部分が引っかかり、ビークルが途中で止
まってしまう事がたまにあります。発進ギミックなのに途中で止まったら興冷めでしょうに…。


これはリペアベッド隣の右端ブロックですが、ここには特に何もありません。武器庫とか、適当な設定を付けておけば。


この機体端には専用ジョイントがあり、別売りのサイバーバース中型基地と連結する事が出来ます。この連結用ジョイントは他の場所
にも有りますが、左右にしか無いので基地を連結する際には少々融通が利かない感じ。はっきり言って、連結用ジョイントも5ミリジョイ
ントにした方が良かったんじゃ?


DOTM名物の5ミリジョイント、バトルステーションモードでは合計六箇所となっています…基地と言うには意外に少なめ。そして、スロープの
ど真ん中に付けたら発進できないんじゃ?サイバーバース武器を付けられる箇所は意外に少なく、リペアベッドの四隅にしか付けられません。
床に小さい穴がいくつも開いていますけど、あれは単なる肉抜き穴で径が合わないので付けられません。


さて、今度はここをご覧下さい。これは先程の、スペースシップモードと殆ど変わっていない部分ですが…?


ここいらの武装各種は、5ミリジョイントで接続されていて着脱可能な仕様となっています。で、これは取説には記載
されていないアンオフィシャルなギミックです。5ミリジョイントで接続されていると言うことは…?


他のTFの武器パーツとして使用可能なのですよ!まさか、アークにこんな隠しギミックがあったとは…。
パーツが大きいので実質リーダーかヴォイジャー専用となりますが、リーダークラスに流用出来る大型武器って極端に少ないのでありがたいです。


以上、アークでした。プレイセットと言うものは過去に劇場版スポーン(90年代末期にブームになったアメリカ産アクションフィギュア)で経験しましたけど、アークは
価格帯も上なだけに変形ギミックがあり、そして手持ちのEZコレクションと絡められるのでこちらの方が楽しめました。特に、TFらしい大胆なオートモーフにはびっくり。
でも、スペースシップモードは特に文句は無いんですが基地モード、こっちは少し微妙かなー?リペアベッドの意味の無いアーム、中型基地連結用ジョイントの融通の
利かなさ、それと牢屋と同じくらいプレイセット名物“巻き取り可能なクレーン”や“トラップ”、“エレベーター”が無いのもちょっと残念かな。コスト的に無理なんでしょうが、
だったらリペアベッドのアームや連結ジョイントや銃座グリップ等、もっと遊びやすくする工夫をしてほしいです。サイバーバースの中核を成すアイテムではありますが、
単品で見るとちょっと物足りないです。他の小型サイバーバース製品やEZコレクションを持っている人、リーダークラス持っている人なら取り敢えず…。

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