STUDIO ZODIAC

黄道12星座のように様々な得意分野で活動を続けています。

パイポ星人

2004年03月26日 | ■ (;・∀・)ノ
「パイポ星人」、それがアダ名の1つである。

人の記憶なんてモノは曖昧なもので、アダ名の出典となる本を探すため、最近まで「パイポ」でサーチしまくっていた。 実際の処は微妙に違っていた訳だが・・・_| ̄|○

そもそもの経緯は、ある本から始まった。

学生の頃、友人からもらった本を読み始めた、「世界の恐竜~」みたいな本だったのだが、既にタイトル自体の記憶も違っていたので、最近まで「幻の本」となっていた。 実際には「帰ってきた世界の怪獣」だったらしい。

この本に記載されている怪獣とは、実際には読んで字の如く「怪しい獣」=「怪動物」で、遭遇した場所や日付などが克明に記してあり、1メートル以上あるハリネズミかヤマアラシらしき怪動物がシマウマを襲った事件を始め、シャム双生児のように胴体だけがくっついていて、全身がニメートル五十センチもあり、目が一つずつひたいのまん中についたトカゲに襲われたとか、身長2メートルそこそこの雪男の話などが載っており、「世の中には知らない事がたくさんあるんだな・・・」と素直に感動し、一機に読み進んだ。 だが、後半のページに進むに従い、疑問になっていった。

「ん、宇宙怪獣?」

「なんだ? 宇宙怪獣って・・・」



人食い宇宙怪獣パイパ

ガン。 ガン。 ガン。
ひろい宇宙に、ぶきみな音をひびかせて、土星人はじぶんたちの土星を、外部からの敵から守るため、大きな要さい地帯を作っている。
それが、地球から見える、あの土星の外わくなのだ。

ピャオ! ピャオ!
敵の襲来を知らせる合図のサイレンが、土星になりひびき、土星兵たちは要さいにあつまり、戦闘の用意をととのえた。
やがて、黒い大きなかたまりが、ぐるぐるまわりながら、土星に近よってきた。 それは、宇宙人がもっともおそれている、人食いのパイパ怪獣であった。

パイパ怪獣は、全体がブヨブヨとやわらかく、胴の直径が1メートルあまり、長さが4メートルあまりあって、胴体が6つあり、それにそれぞれ目と鼻があり、胴体そのものが口になっていて、なんでもすいこんでしまうぶきみな怪獣だった。

土星兵たちは、怪獣の襲来にそなえて発明した、強い破壊力をもつ、光線ロケット弾を怪獣めがけて撃った。
だが、怪獣はからだをぐるぐるまわしながら、そのロケット弾をはねかえし、土星兵たちを6つの口にどんどんすいこんでいき、数百人をのみこむとぶきみな音だけをのこして、とびさってしまった。


読み終えた瞬間、怒りが頂点に達した。

「何が土星人だ! ふざけるな!」と本を投げ捨てたのだが、あまりのダマされように友人に話すと爆笑され、パイポ星人(実際には「人食い宇宙怪獣パイパ」だった。)と呼ばれるようになった。

ちなみに写真が「人食い宇宙怪獣パイパ」・・・

人を食った話であるが、完全に食われました!>(;・∀・)ノ チャンチャン♪

『帰ってきた世界の怪獣』

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1 コメント

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Unknown (菜々氏)
2011-07-13 15:13:16
>>胴の直径が1メートルあまり、長さが4メートルあまりあって

体長7メートルにもなるホオジロザメやイリエワニのほうが大きいじゃないか、こんな小さな怪獣に何百人も飲みこまれる土星人って小さいのかよ!…と子供のころ思いました。
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