KAMELOT / Ghost Opera

　
アメリカのメロディックパワーメタルバンド「KAMELOT」の8thアルバム。
KAMELOTは1～3をパスして、4th「The Fourth Legacy」から聴き始めてるが素晴らしい作品ばかり。

前作「The Black Halo」は前々作「EPICA」を完結させるコンセプトアルバムだったが、疾走曲不在でダークなイメージという捻った作品になった。

CD購入の参考にしているレビューには「ヘヴィやダークのインパクトが薄く、その『とっつきにくさ』がギリギリアウトのレベルに達し・・・」と評されている。
迷ったが、今年9/1にニューアルバムが発売されるまでの間に必ず聴いておかねば、という使命感のもと購入した。

一聴してみたが悪くない・・・どころか良い。
本作品の中で多用されるバイオリンで幕を開け、一瞬で聴く者をアルバムの世界に引きずり込む。
各曲の随所に格好良く練られたパートがあり、聴く側を飽きさせない工夫がみられる。

ただ「良さ」の感じ方が、何となく「The Black Halo」に似てなくもない。
ダークさは深まる一方なので、そこが嫌いな人には受け入れられないだろう。

今回はスカっとした気分にならなかったが、まだ私の範疇。
しかし次回作も同じものを求めたものならば、私も今後の身の振り方を考えざるを得ない。
9月1日を期待と不安で待ちたい。

　1.　Solitaire
　2.　Rule The World
　3.　Ghost Opera
　4.　The Human Stain
　5.　Blücher
　6.　Love You To Death
　7.　Up Through The Ashes
　8.　Mourning Star
　9.　Silence Of The Darkness
10.　Anthem
11.　Eden Echo

7/10～11と、子供が通ってるスポーツクラブの合宿があり、父兄として同伴した。
わずか一泊二日の生活だったが、子供が仲間と一緒に食べてる物を食べ、子供が仲間と宿泊する合宿部屋に他の父兄と寝泊りし、キャンプファイヤーや朝夕の（クダらない）集いにも参加した。

家に帰ってから、子供が合宿の出来事を母親と妹に浴びせるように話す。
語尾にいつも「楽しかった・・・ね？パパ」「美味しかった・・・ね？パパ」と言う。
家族全員でなく、上の子だけと共有できる話がある・・・何かとても良い気分になった。