兄姉

お婿ちゃんのお父さんの実家は鹿児島県。

そこに私達夫婦のとってもお気に入りの美味しい焼酎があります。
それまでも色々送って頂き、どれもあっと言う間に飲み干していたのですが、これは別格。

何時も気にかけて頂くばかりでは申し訳ないので、こっそり取り寄せようとしたのですが、何とお取り寄せ出来るのは地元の人だけ。
つまり鹿児島に行かない限りに手に入らないのです。



先日お盆で地元に帰るお父さんから電話があった時、私達が残念がっていたのを知っていたお婿ちゃんが、どうもそれを伝えたらしく・・・

何と２升も我が家に送られて来ました　


早速お礼の電話をしましたら、ちょっと胸が熱くなってしまいました

「何時も息子の家族がお世話になっているんですから」という言葉と共に
「私達、実は兄と姉が出来たような気持ちでいるので、喜んでくれる顔を想像するだけで嬉しいんです」と。


お婿ちゃんのお母さんは一人っ子。
お父さんはとうに亡くなり、親戚付き合いも殆んどなく、お母さんは認知症になり、つい最近施設に入ったばかり。

こういう時、私達を兄姉のように思ってくれている。
電話の向こうの小さい体をぎゅっと抱きしめたくなりました。



思えば彼女と娘夫婦と４人で旅行した事もあります。
あちらの御夫婦と私達夫婦だけで旅行した事もあります。
気が会う方達で本当に良かったと思っていたのですが、この一言で又ぐっと間柄が近くなったような気がしました。


年末にはちびに会いに来る予定のお二人。
少しでもお二人がちびを独占する時間を長く・・と思っていますが、私も今から再会を楽しみにしています。



・・・・・で、夫と決めました。
大事に大事に飲んで、この２升を今年一杯持たせよう。　　　（←　きっとお正月に鹿児島に帰ったお父さんが年明けに又送ってくれるに違いないという思惑。　　酒飲みって本当にいやだわ～～）