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立教大学ビジネスデザイン研究科(MBA)、知財経営やBM、イノベーションなどの関係者/関心者の方々との情報シェアの場

・雑感④ 「解読力」 客観的な現状把握や効果的な提案構想に不可欠な前提の一つ

2007-03-16 | 筆者の講義構成及び特徴
一言「解読」というと、まずは「暗号解読」や「衛星画像解読」、また「ゲノム情報の解読」などが浮かんでくるであろう。ある事象から見えない何かを分かるようにするのが「解読」といってよかろう。

実は、ビジネスプロデューサーにとっても「解読力」が重要である。今日は情報氾濫の時代の中で、分かったような分かっていないことが多く、「本質な部分」をどのように見出すかという「情報の解読」が不可欠である。

経営コンサルティング案件で言えば、大抵の場合、クライアントさんが実感しておられる問題や環境に対し、ビジネスプロデューサーから見た場合、それは必ずしも本質的な問題・課題でない、とのことはよくある。

また、文献・資料ベースでいう場合も、ある事実から雑誌や本のコンテンツになった時点で、編集方針等さまざまな理由で落いろいろとされる部分がある。そこから、ある事実の本質は何だ、という「解読」はまた必要である。

解読の方法は多様であるが、一部、いわゆる「問題整理」、「整理分析」、「考察研究」に共通するものもあると筆者は思うが、ケースによっては、自らの目で見て聞いて考えることを「足で情報を解読する」と筆者は言う。



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