エサ金魚とはいえ宇宙に存在した生命をやりとりしている事に
責任といおうか何かわからぬものを感じ思わず無意識に次の言葉が出てしまったのです。
『もしかして三浦春馬さんもエサ金魚やエサメダカを買って泳ぐさまを見たとしたら今も生きていたかも知れませんね』
若いペットショップの男性店員は一瞬驚き、透明なビニール袋に輪ゴムで縛る速度を早めて、
『いやぁ~本当にびっくりしました。三浦春馬サンの時には…』
若者は深い溜息をついた気がしたのでした。
『エサ金やメダカで間違ってダメだったとしても少し救われますね…』
『…???』
若者動揺は収まらず、その眼は遠く泳ぎ少しの間放心状態だったのでした。
『ウ~~~ン』