おどりこ⇒ぱかぽこにっき♪

自己満足的ぱかぽこにっきと
あみものおでかけのきろく。
たぶん、ちまちましたことが好きです。

海水見(サンルーカル・デ・バラメダ)

2007-08-28 | たびのきろく
海!海!!らららら~ん♪
とやってきたカディスの小さな町サンルーカル・デ・バラメダ。

今回は闘牛見物を兼ねているので泊りがけ

オスタルに荷物を置いて

 砂浜~
 チリンギート~
 マンサニージャー~!!
 波も凪いでるしいい感じ


どんどん近寄ってみる

ん?

くさっ

ゴミ!!

汚っ!!!!


泳いではいけない海でした…
おまけに赤い立ち入り禁止の区切りまで
なんでじゃ~
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夜ご飯
魚三昧でした
写真はほんの一部
たくさん食べてマンサニージャのハーフボトルまで頼んだのに
ひとり13~14 € 少し物価が安いのかな

実は焼き魚とかあんまり好きじゃない
それはお箸だろうがナイフとフォークだろうがうまくさばけないから。
で、手が臭くなるし…喉に骨詰まるし…なんて思いつつ

ふとともだちを見ると

手で食べてやんの…
「あれ?手で食べればいいのに」
テーブルマナーの厳しい料理の国の人のはずなのに結構野生的やなぁ
そういうもんなのかなぁ???

闘牛観てみた(サンルーカル・デ・バラメダ)

2007-08-28 | たびのきろく
わたし自身はアンチ闘牛なのだけれど
海につられて闘牛大好きなともだちとともに流されてみることにした。
おめかしして馬車に乗って闘牛を観に行くことが粋らしくそういう馬車に乗った人たちに遭遇。
始まる前に近くのBARで知らないおっさんの奢りでマンサニージャを飲む。
闘牛場の入り口の近くの出店でお菓子や水を買い込む。

帰りに闘牛からのバスの内側から窓をゴンゴン!と合図する人がいるので見上げたら
行きに馬車から話しかけてきた兄さんでした。
帰りまで馬車に乗るお金は無いようだ…

年長者から順に闘牛を行う形式で2巡するらしい
①④Enruque Ponce Martínez(バレンシア)①褒美なし④耳2枚


②⑤ともだちのおすすめSabastían Castella Turzack(フランス)②耳1枚⑤耳2枚


③⑥Alejandro Talavante Rodríguez(バダホス)③耳2枚⑥耳2枚


ともだちとまわりのおっさんたちの説明によると
いかにかっこよくMuletaを決めるかということと
その最後に牛を痛めつけることなく一気に殺せるかということが注目点らしいです。
それによって
 拍手だけ⇒耳1つ⇒耳2つ⇒尻尾
の順にその闘牛に対しての褒美が出ます。
牛の耳や尻尾はその場で切り取られて闘牛士に与えられます。

耳の褒美が出すぎなような気がしたのですが、
やはり出すぎらしく、翌日の新聞でもやりすぎと批評されてました。

Sabastían CastellaはMuletaのときにまるで舞踏のようで確かにともだちのお勧めなだけあった。
この人の闘牛②⑤はたしかによかったと思う。
彼はフランス人なので時に「セバスチャーン!ジュテーム!!」という声がかかることもあるらしい。

いろんなところからこれはどうだこうだといううんちくや批評が大きな声で聞こえてくる。
どこからかヤギの皮で出来た水筒に入ったレブヒートも回ってきた。

スペイン人は(といってくくるのはどうかと思うけど)生と死の狭間を見るのが好きなのかも。
命をかけている牛にもきちんと礼を尽くさないと評価されないというところはいいかな。
といっても、もう見ることはないだろうけど…
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2007/08/26 20:30~
Sanlúcar de Barrameda(Cadiz)

Santiago 最終日のつぶやき(8月16日)

2007-08-25 | Caminitaのきろく
 引き続き祝日。
 少しだけ晴れたのでその間に大急ぎで
 それぞれ帰途につき、Carmen と Anna とわたしが残った。
 2晩お世話になったseminarioを後にして街へ出る。
 朝ごはんを食べたり、おみやげ物を買いに行ったり。

 結局、Finistreには行けなかったけど
 今回の巡礼の旅でなんだかいろいろなことを考えたりした。
 そうそうCarmenには伊人彼氏ができるというおまけまでついてた。
 心から宗教心で巡礼をやってきた人にとって
 こういうおまけはそんなにいいことじゃないのかもしれないけれど
 (たしかにそう言って注意した人もいた)
 宗教心がほとんどなく怠け者なわたしにとって
 それはそれでいいんじゃないの?って思った。
 (怠け者なのは関係ないか)


今回の旅(巡礼)は背中をドンッてされたような感じで始まったけれど
どうして巡礼をやることにしたのか?とかいつ決めたのか?とか聞かれたときは
  スペインやカトリックの文化に触れるため
  巡礼ってなに?
  スペインに涼しいとこなんてあるの?
  北ってどんななの?
  albergueでやってけるの?
  自分の体力ってどれくらい?
っていう知りたがり欲を満たすためと
ひさびさに一人旅したいっ!もー暑いのから逃げ出したい!!っていう衝動からって答えてました。

一人旅のときってほんとに1人でいたい!っていう気分なんだけど
たくさんの人と知り合ってともだちになれたっていうのが
今回いちばんよかったことかも。
やっぱり外国人だから普段の生活ではそんなに親しくはなれないのかなぁって
思ってたけど同じことを一緒にやってると(それも結構しんどい)
連帯感みたいのが沸くのかなんだか言葉がわかってもわからなくても
気持ちが通じるような気がしたし
1人で歩いてるときはそれはそれで
自分自身のことをなんだか黙々と考えたりしちゃって
内なる声みたいなのとか、うーんこういうのは
なんだか哲学的というか最近流行のスピリチュアルというか
よくわかんないのだけれど…

とりあえず、距離に関わらずゴールした!!っていうのを
一緒に味わった人たちとはなんだか特別って気がした。

でもってまた黒くなったのはほんとにまぁなんというか
トホホなのだけれども。ほんとよく焼けるわ…

実は足首はまだ本調子ではないのだけれど
それでも、もしまた機会があったら
全行程とは言わずとも、もう少し前から歩いてみたいなぁって
思っている今日この頃。
あぁなんて懲りないわたし

そして強く勧めてくださったカミノフリークのYさん夫妻に大感謝
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Santiago Compostela~Sevilla(DAINCO)
 € 51.39
 15時間弱の旅。正直これがいちばんキツかった…

おのぼりさん(マドリッド)

2007-08-24 | たびのきろく
美術館のあとはマドリッドに住んでるともだちと待ち合わせて
おのぼりさんしてみました。



ぼんやりした記憶をたどりながら「なんか知ってるかも…」と思いつつ
ぶらぶら散歩して写真撮って…
同じ服屋さんでもセビージャとはまた違う品揃えというか色揃えでした。
都会だしね~


Cちゃんはタルタデサンティアゴを食べたことが無いということなので
マドリッドだけど頼んでみました。
わたしは最近覚えたカフェインレスコーヒー。
これなら夜も眠れるのです…

夕食を食べたらまた6時間のバスの旅が待っている。
お金を優先した結果なので仕方ないけど
うぇ~

ソフィア王妃芸術センター(マドリッド)

2007-08-24 | たびのきろく
あいかわらず広い…

限られた時間の中、全部は見られないので
気になるものをちょこちょこと観ました。
ゲルニカをはじめとするピカソの作品群や
ミロ、ダリ等の有名な現代アートたち
特別展示もいくつか観てきました

Amy Cutler:繭玉というかお蚕さんを女性に見立てたオブジェやスケッチたち
なんだかかわいかった
お蚕お姉さんたちのひとつを持って帰ろうかしらと思ったくらい

ICEBERG TROPICAL/Luis Gordillo:Sevilla出身の彼の作品群は突っ込みどころ満載で
ともすれば「これは…近所のこどもが描く絵ににている…」みたいなのもあって
面白かった。もし行く人がいたらぜひ観てください。
ほんとおもしろいから。

LE CORBUSIER: MUSEO Y COLECCIÓN HEIDI WEBER:おしゃれです
こういう絵やオブジェのあるカフェとかありそうだしあったら行きたいなぁ
絵そのものはピカソのキュービズムなんかにとってもよく似てるなっ
ていう印象を受けました
そういう系のよくある感じという印象…もちろん独自性もあると思うけど
あくまで素人の意見ですから~
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Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía
€6(一般)€3(学生および各種割引対象者)

Pamplonaに到着 (8月21日)

2007-08-21 | たびのきろく

Madridからバスで5時間、Pamplona に到着。
うぉ~寒い~~~
海!夏!コンチャ海岸!!
なんて言いながらサンダルで南からやってきたわたしたちをよそに
街の人たちはコートに長袖。

バス停に迎えに来てくれたともだちも冬のチリから帰ってきたばかり。
「夏を楽しみに帰ってきたのに異常気象なの~」
とのこと。

ほんとに8月…だよね?

プラド美術館(マドリッド)

2007-08-21 | たびのきろく
Sevilla ~ Pamplona 直行便はないので Madrid で乗り換え。
時間があるので、プラド美術館へ。
うー何年ぶりだろ??
ともだちはつい1週間くらいまえに行って来たばかりなので
ちょっと申し訳ないけど、わたしが見てみたいところと
彼女が見てなかったところを中心にまわってみました。
特別展示の Patinir がよかったです。
旧約聖書がらみの絵ばかりですが緑と青の色使いがとても綺麗。

いやしかし。Metroですよ~なんだかわからんが大好き!
Sevillaに無いし、Metro。
最初は戸惑ったけど少しずつ思い出してきて
大して滞在していたわけでもないのに
「わたしはMadrileñaだったのだ!
とか言い出す始末。

でも、到着したバス停とパンプローナ行きのバス停が別なことを
出発30分前に知り!!間に合うはずもなく
結局2時間後のバスに変えてもらいました。
やっぱりちっともMadridに詳しくなかった…
ひとつ言わせていただけると、以前マドリッドに旅行したときは
ほとんど長距離バスを利用していなかったのよ~
こんなわたしに対して怒らないCちゃんはいつもながらなんていい子なんでしょう(合掌)
頼りにならなくてごめん…ついでに若干八つ当たりまでしてごめん…

 お昼はケバブ。アラブです。
 食べてるときに、このケバブ屋さんのブレイカーが落ちました。
 呑気に「いいやん、とりあえずアイス食べようよ~♪」
 という調理担当のお兄さんをよそに
 せっせと復旧作業を行うウェイトレスのお姉さんの対比が面白かった。
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Museo Nacional del Prado
€6(一般)€3(学生および各種割引対象者)

Estacion de autobuses
■Sur de Autobuses de Madrid(Metro⑥:MÉNDEZ ÁLVARO)
 Sevillaからのバスはここに
■Avenida de America(Metro④⑥⑦⑨:Avenida de America)
 Pamplonaへのバスはここに
Metro Madrid

あと数時間で

2007-08-20 | セビージャにっき
まだ、巡礼日記を書き終わっていないのだけれど
今日の深夜のバスで友達とパンプローナの友達の家へ行ってきます。
久しぶりにマドリッドを経由。
予定ではパンプローナからパイスバスコへも行くつもり。
どちらも初めて行くところなので楽しみ~
週間天気予報によると雨らしいけど
気にせず水着を持っていくのだ。
なんとなく帰国計画を立てたので旅行もします。

Santiago 滞在2日め(8月15日)

2007-08-19 | Caminitaのきろく
日本は終戦記念日、こちらは聖母マリア被昇天の日。祝日です。
6時過ぎに
怪物の屁で起きる
…誰かコンクリート詰めにして大西洋に捨ててくれればいいのに

 やっぱり雨。洗濯物も乾かず…
 今日はFinistreはあきらめて
 巡礼者向けミサに出ることに。

 宗教心の無いわたしだけど荘厳な雰囲気の中
 De Ponferrada una caminante de Japon
 と言われてなんだか変な感じ。
 皆「聞いた?聞いた?リエのことだよ!!」って
 なんか自分のことじゃないみたい
 でもでもあんまり長いミサなのでちょっとうとうとしてしまった…

巡礼証明書は
 徒歩:100㌔以上
 自転車:200㌔以上
行わないともらえないのだけれどそれをどうやって証明するのかというと
途中、Albergue Iglesia Ayuntamiento Bar Restrante Hostal 等々にある
スタンプを Credencial に押しておいてそれで判断するというもの。
Albergueは宿泊するときに自動的に押されるものだけれど
Bienvenido版証明書もらったりしてるくらい宗教心のないわたしは
何も知らずにレストランだろうが朝ごはんを食べたバルだろうがなんだろうが
スタンプをくれるならなんでも!って押してもらってた。
でも本当はどうやら教会系のみ押すらしい…
し…しまった……
わたしが持っている教会のスタンプは3つだけ。
そのうちの1つはともだちが代わりに押してきてくれたもの。
おぉう…

中にお清めのお香が入っています  イエスの体の一部を与える儀式

ミサが済んだら腹ごなし!これが今日のメインイベントだったり?

ガイドでも有名Casa Manolo 巡礼といえば行列! 2皿とデザートと飲み物で8ユーロずつ
相変わらず大量だけどおいしかった!

9日め(8月14日):Pedrouzo~Santiago de Compostela

2007-08-18 | Caminitaのきろく
20.1キロ
睡眠不足と昨日歩きすぎたせいで足はまた腫れていた。
相変わらず高いびきで爆音を響かせている怪物を起こさないようそっと起きて
6:30出発。
いつもよりもずっとゆっくり歩けばなんとかなりそうだ。
巡礼中初の雨。初めてカッペリーナ(合羽)を着用してみる。
今日は歩くのも遅いしリュックの上からそんなものを被るとなんだかカタツムリみたいだ。

結局、途中のBARでのんびり足の手当てをしていたらAnnaたちと合流。
巡礼者のしるしの白い貝殻を持っていないわたしたちのために
ガリシア放送局の近くでIgnacioが買ってくれた。

Monte do Gozo の手前には有名な教会とモニュメント。
わたしのカメラの中には入っていないので追々更新できたらいいのだけれど。

Monte do Gozo の Albergue1泊の誘いやタクシーの誘惑を断ち切りつつ
最終的に Juan Juani 兄弟、Sara、Hugoとも合流して
総勢8人のかたつむり部隊は Santiago de Compostela に到着!!

とりあえず坂の多い街。
丘の上の Seminario(神学校)が Albergue になっているので
そこでおきまりの行列に並んで、ベッドを確保。

ひとやすみしたら街へ出て巡礼証明書をもらいに行く
わたしはキリスト教徒じゃないので証明書はスペイン語版の
bien venidoバージョン。ようこそ!ってやつ。

昼は、レストランでがっつり。
夜は、タパス巡り。
サラマンカのマヨール広場でおなじみトゥナがここにも。
ここにきて初めて夜出かけている。

明日、晴れたらFinistre(Fistierra)へバスで行く予定。
どうもお昼から大聖堂で巡礼者のためのミサが開かれるとのこと。
キリスト教徒じゃなくてもいいらしいのでそっちに行こうかなぁ。