シン・スンフンの東京コンサートへ行ってきました
初
生シン・スンフン
(←といっても遠い
)
場所は国際フォーラムAホール。
ここは画面が両脇に用意されてて、音響も悪くないし、イスも座り心地が良いし、なかなか好きな会場です。
一応当日券も売られたけど、たぶんコンサートが始まる頃には満席になっていたのではないでしょうか。
もちろんほぼ女性。
年齢層もやや高めとなっております。
何度かコンサートに行かれている方が多いようで、ファンのまとまりはとても良い模様。
皆様ペンライトは必須のご様子。
今回のコンサートお値段は9,000円。
海外アーティストと考えれば妥当な値段でしょうが、やはり日本の歌手と比べれば高いお値段設定
でも、それに見合ったコンサートだったように思います。
時間は約3時間。
たぶん韓国から連れてきたと見られるダンサーやコーラス隊もいたので、それ相応の費用がかかっているのではないかと。
コンサートの構成は、非常に日本人を意識したものでした。
そもそも韓国アーティストが日本で失敗しがちなのは、韓国と同じ構成を日本でやって、そんなに盛り上がらなかったと言って帰っていくこと。
たぶん、日本人は盛り上がってるんだろうけど、韓国人のそれとは違うからね~
韓国の歌手にも日本人の態度では伝わりにくいところなのかも。
バラードであろうが、盛り上がる曲であろうが、とにかく終始ノリノリなのが韓国人。
バラードは完全に聴く態勢、盛り上がる曲では、ちょっとのってみるメリハリ型の日本人。
だから、韓国と同じ構成でやってもやっぱり韓国と同じような結果は期待できないはず。
もう、これは仕方ない。
シン・スンフンのコンサートはこのメリハリが上手い
映像とかも上手に使って、盛り上げる。
前回コンサートでウケが良かったらしい通訳とのやりとりを前面に出す。
苦手なダンスも笑いに変える。
よっ、構成上手
そして、何よりも声が良い
最後まで全然歌唱力が落ちない。
むしろ最後の方が良いくらい。
ちなみに全然予習をしなかったため知ってる曲は半分くらいしかなかった。
MCで喋る韓国語は9割は理解したつもり。
でもやっぱり歌になると、分からない。知らない曲だと逆に9割が意味不明(日本語訳の字幕があるけど極力見なかった)
それでも心に響く。言葉の意味なんて分からなくても伝わってくるものがある。
ありきたりだけど、あらためて歌ってすごい。言葉の壁を越えるんだと実感した。
すごく良いコンサートだったけど、残念だったのは、sgコンサートに続き、またまた見に来ていたおばちゃんの鑑賞態度
斜め前に座っていたおばちゃん3人組が、とにかくうるさい
盛り上がってるとかじゃなくて、とにかくずっと喋ってる。
「あ、これは○○っていう曲じゃない?」
「あれは、I LOVE YOUって意味よ」
「この曲は前のコンサートでも歌ったわよね」
と、ずっとこんな調子で喋ったり、入れかわり立ちかわりトイレに行ったり、ペンライト使って手元の曲名書いてある紙を見たり。
歌が終わるたびに拍手はするんだけど、絶対にちゃんと聴いてないと思う。
あれでは、
テレビの前で見ているのと変わらない
いや、テレビの前で見ているつもりなのかもしれない
せっかく生歌聴きに来てるんだから、もうちょっとなんとかなんないかなーって思った。