我が家の長男ゆぅが、9歳のお誕生日を迎えました。
『ひとつ、ふたつ・・・』と、数えて『つ』がつく、最後の歳です。
「子どもは、ひとつ、ふたつ・・・と「つ」のつくうちは、まだ子どもなのです。
子どものうちは、たくさんたくさん抱きしめてあげて下さい。
しっかり手を握っていてあげてください。
そして、子どもが親の手を振りほどいて自分の足で歩いていこうとした時、
「ちょっと待って!」と、子どもにしがみつく事のないように・・・
「行ってらっしゃい」と、笑顔で新しい世界へ送り出してあげられるように・・・
小さいうちは、どうか思う存分、たくさん抱きしめてあげて下さい」
これは、私の尊敬する幼稚園の園長先生のお言葉。
最近のゆぅを見ていると、
段々親の手を振りほどいて、自分の世界に羽ばたいていこうとしているんだな、
と感じられることが多々あります。
寂しいけれど、それが成長。喜ばなくてはいけませんね。
ちっちゃい頃は、いつも私と繋いでいたゆぅの小さい手。
弟の小さい手をとって優しく繋いであげる、お兄ちゃんの手。
そして何年後かは、可愛い彼女と繋ぐ(であろう)、頼もしい手。
そんなゆぅの手を、ぎゅーーーっと握って、
そして時期がきたら、ぱっと離してあげたいな。
最近のゆぅは、本当に頼もしくなりました。
自分で考えて、自分で行動できるようになりました。
春休みは、1人でバスに乗ってお友達の家へ遊びに行けました。
初めて幼稚園に行く弟を心配して、
「たーたんをいじめるヤツがいたら、お兄ちゃんがやっつけてやるからな!」と、
言っていました。(幼稚園児をやっつけてどうする?という疑問もありますが)
のんびりやさんだけど、しっかり者のゆぅ。
時々、どっちが大人だか分からなくなるほど落ち着いていて、びっくりします。
この1年、楽しいことがたくさんあって笑顔で満ちた1年であるよう、
心から願っています。
たくさんたくさん成長する1年なんだろうな
・・・・・
2年生の終わりに、両親に宛てたゆぅからのメッセージ
『ママへ
ぼくを生んでくれて、ここまで大きくそだててくれてありがとうございます。
これからも、元気にそだっていきたいです。』
『パパへ
パパはたばこをたくさんすっているので、たばこをすうのはもうやめてください。
たばこをすうと、びょうきになるので、やめてほしいです。
今まで、いろいろなところへつれて行ってくれてありがとうございます。』
・・・・・
『いのちの授業』というものの総仕上げで、
自分が赤ちゃんだったころから今までを、
写真と言葉と親からのメッセージで、アルバムを仕上げました。
それに添えられていた手紙です。
そのアルバムと手紙を手にした時、感動で涙が溢れました。
ほんとうに・・・産まれてきてくれて、元気でここまで大きくなってくれて、
ありがとう。
あなたは、私の宝物です