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地域で子どもを育てる“おしろらんど”

2023-09-21 10:18:33 | 紹介

おしろらんどの魅力


こんにちは。東京女子大学長田です。このブログでは、インターン実習生として訪れたおしろらんどの魅力をお伝えします。

 

最近は暑い日々が続き、熱中症予防が広く呼びかけられていますが、子どもたちの遊び場に困っていませんか?遊ぶところを探している皆さんにご紹介したい場所が、今回取材させていただいたおしろらんどです。気候にかかわらず一年を通して安全に楽しく遊ぶことができます。

 

おしろらんどは令和3424日に設立された0歳から12歳の子どもを対象にした屋内運動遊び場で、もうすぐ来場者10万人を迎えます(令和5年9月6日に達成!)。遊具は全てBorneLund(ボーネルンド)という安全性に優れた外国製のものを使用しており、子どもたちも目新しい遊具に喜ぶこと間違いなしです。

 

エリアは3つに分かれています。

1 ベビーエリア

0-3歳が対象となっており、転んでも大丈夫な仕様になっています。0-3歳の子どもたちが楽しめる遊びがいっぱいの空間です。

壁には甲府市遊亀公園附属動物園の動物たちも描かれており、とてもカラフルで視覚的にも楽しい空間となっています。このカラフルな空間は、子どもたちの様々な感覚を刺激し、バランスの良い成長を育みます。

 

2 ロールプレイエリア 

ごっこ遊びを体験できるエリアです。場内には様々な遊び道具があり、家具も冷蔵庫や洗濯機などの造りと似た構造になっています。子どもたちもこれらの道具を使って家事の真似を楽しんでいるそうです。レジでは、カードでお願いします!と現代風な声が聞こえることも・・・

 

3 アクティブエリア

運動性の向上を目的としたエリアです。子どもたちがはしる、とぶ、のぼる、まわるなどの全身を思いっきり動かして遊ぶことができるエリアになっています。

12歳までがゴールデンエイジとされ、ジャンプ、ころがるなど沢山の動く経験をすると、洗練された動きができるようになると言われています。このアクティブエリアは、子どもたちの成長に必要な36のからだの動きを取り入れており、子どもたちが知らないうちに沢山動き、必要な動きを取り入れられるように作られています。

また、山、木、鳥などのグラフィックの工夫もされており、野生の中を走っているという感覚で遊ぶこともできます。

 

<おしろらんどの魅力>

おしろらんどの魅力についてプレイリーダーの しんぷく くみこさんから教えていただきました♬

 

子どもの遊びの仕掛人:プレイリーダー

おしろらんどでは、プレイリーダーと呼ばれる職員の方々が遊びの仕掛人として子どもたちの遊びをより楽しいものにしてくれています。子どもたちに遊び方を指導するのではなく、遊び方は子どもたちのイマジネーションに任せて、それぞれの子の世界を楽しんでもらいます。子どもたちの安全を見守りながらも、子どもたちの主体性を崩さないというスタンスです。

 

おしろらんどで養うことができる力

運動面だけでなく、心の面でも子どもの成長を支えているのがおしろらんどです。おしろらんどでは、遊具を他の子とも譲り合いながら使わなければならない場面もあります。譲り合いの考え方を身に着けたり、また時には喧嘩もさせてあげることで人との関わりのいろんな部分を経験し、成長をする上で大切な社会性を学ぶことができます。

 

おしろらんどでの出会い

おしろらんどに訪れる子は様々です。幼稚園のあとに来る子、幼稚園に慣れずに行けていない子、小学生の子…など、いろいろな子どもたちが訪れて楽しい時間を過ごしています。その中で、新たな子どもたちの出会いの場になっているようです。おしろらんどでお友達になり、また来週の土曜日にここで会おうね…と約束している子どもたちも。

また、子どもたちだけでなく、親子、祖父母の関係においても大切な場所となっています。仕事終わりのお父さんと子どもが一緒に楽しめる空間であり、久しぶりに会った祖父母と子どもたちが貴重な時間を過ごせる場所でもあります。

このようにおしろらんどは、子どもたちが様々な面で成長できる場所であり、お母さんお父さんでなく、“地域で子どもたちを育てる”場所でもあります。子どもたちが思いっきり楽しみ、成長できる場所、おしろらんどを是非訪れてみてください♪

 

 


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山梨県立美術館

2023-09-19 11:23:59 | 山梨学院大学のレポート

残暑でも涼しく楽しめる 山梨県立美術館


こんにちは

学生レポーター山梨学院大学の小野と中村です。

 

残暑厳しく、まだ暑い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか。

そんな暑い中でも楽しめるのが、

「山梨県立美術館」です!

甲府駅からバスで15分ほどの場所にある山梨県立美術館は1978(昭和53)年の開館以来、《種をまく人》などのミレーの代表作を収集することができたため「ミレーの美術館」として親しまれています。

 

そんな中、2023年8月29日(火)〜11月26日(日)まで

 

コレクション展「ジャン=フランソワ・ミレー 生涯と作品」

 

ということで《種をまく人》をはじめとし、《落ち穂拾い、夏》《夕暮れに羊を連れ帰る羊飼い》など、12作品が展示されています。

画面を通してではなく自分の目で直接見るミレーの作品はとても素敵でした。

さらに

『「自然」を描く画家たち バルビゾン派を中心に』

というテーマではバルビゾン派以前の風景画が3点

バルビゾン派の画家の作品が9点

写実主義の作品が5点

と彫刻が1点展示されていました。

山梨県立美術館で注目したいのは展示品だけではありません。

廊下を歩いていくと窓から富士山が一望できるところがあります。

窓枠は額縁と捉え、景色をキャンパスとして見ることでひとつの作品として楽しむことが出来ます。

是非1度、足を止めて見て頂けたらなと思います

また、萩原英雄氏のコレクション室にも行ってきました。

(令和5)年8月29日(火)〜11月26日(日)の間で開催されている『人間とは-2023「コロナ後」-萩原英雄の描いた人間像』をテーマとして自画像やピエロ、サーカスなどが書かれた版画や絵が展示されています。

美術館の中にはミュージアムショップやレストランなどがあり、ミレーに関する商品や「種をまく人」が描かれたドリアなど心惹かれるものが沢山あります。

 

まだまだ暑い日が続きますが、そんな時は山梨県立美術館で涼みながら数多くの素敵な作品を楽しんでみるのはいかがでしょうか。


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武田氏の歴史を知ってみよう!

2023-09-15 15:21:13 | 紹介

信玄ミュージアムの魅力とは?


こんにちは!

明治大学戸田です。

今回、甲府がどうやって誕生したのかを知るために「信玄ミュージアム」を訪れました!

ここでは甲府というまちの名前を付けた武田信虎、戦国時代の山梨県を守り発展させた武田信玄をはじめとした武田氏の歴史を知ることができます。

 

信玄ミュージアムの入り口すぐには無料で見学することができる常設展示室があります。

ここでは武田氏の人々の歴史や武田信玄の人生、戦国時代の甲府の様子を紹介しています。

また出土品もいくつか展示されています。

そして常設展示室の奥には特別展示室があります!

この場所では発掘調査によって発見された出土品が多く紹介されており、出土品とともに戦国時代の甲府の構造や当時の様子を知ることができます。

私がぜひ皆さんに見ていただきたいのは戦国時代に戦の場に出ていたとされる馬の骨のはく製です!全身の骨が綺麗な状態で残っており圧巻でした。

また展示室奥にある映像展示室では武田信玄がどんな人生を送ったのか絵や図とともに簡単に知ることができるのでぜひ見てみてください!

 

また時期によって変わる企画展も開催されています。私が訪れた際に行われていたのは信玄公没後450年企画展『戦国大名武田信玄の遺産 「竜虎相搏つ 武田信玄と上杉謙信」』でした。当時の資料を実際に見ることができ、武田信玄が書いたとされる貴重な資料もありました。

 

そして順路の通りに進んでいくと

木造家屋が見えてきました!

ここは旧堀田家住宅です。旧堀田家住宅は昭和8年(1933)に割烹料亭として開業されたもので「堀田古城園」と名付けられました。

この建物の中をのぞいてみると、、、

家具が残されており当時の様子を味わうことができます!

 

信玄ミュージアムの出口を出ると目の前に見えるのはなんと武田神社です。

武田神社は武田信玄が祀られており「勝運」のパワースポットとされています。

信玄ミュージアムで武田氏の歴史を知ったあとにぜひ武田神社にも訪れてみてください!

もし武田氏に興味をもっていただけたら信玄ミュージアムの看板を見てみてください。

看板に甲府市内にある武田氏に関する人々の屋敷跡が書かれている地図があります。

看板に書かれている数々の屋敷跡を巡って武田氏の歴史を知るのも楽しいかもしれません!

 

今回信玄ミュージアムに訪れてみて自分が生まれ育ったまち甲府市がどうやって出来上がり発展したのか知ることができました!甲府市に住んでいる方もそうでない方も山梨県が誇る武田氏に興味を持ってぜひ訪れてみてください!

 


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誰もが輝ける社会を目指して

2023-09-13 17:47:37 | 山梨県立大学のレポート

交流がつなぐ未来への架け橋


こんにちは!

山梨県立大学3年氏原陽菜です。今回私は2023年度甲府市役所のインターンシップに参加させていただきました。多くの公務に携わらせていただいたのですがここでは一番印象的だった、「モルック体験」について皆さんにご紹介します。

そもそも皆さんはモルックについて知っていますか?

モルックはフィンランドのカレリア地方の伝統的なゲームをもとに開発された「スポーツ」なんです!!ということはそのうちオリンピック競技にも選ばれるかも!?

いまのうちから始めれば、未来のオリンピック候補になれるかもしれないですよ!(笑)

ルールは簡単で番号のついた木の棒(スキットル)を同じく木の棒(モルック)を倒していくのですが、1本の場合は記載された点数が、複数本の場合は倒した本数が加算されていきます。50点先に取った人が勝ちです。

 

説明だけでは面白さが伝わらないので、ここでは写真の力を借りてお伝えしたいと思います。

 

見てください。この笑顔。

途中経過

インターン生も職員の方もみんなこんなに生き生きと熱中しています。

そう、スポーツは性別も役職も年齢も垣根を超え「みんなが」楽しめるんです。そしてモルックは技術も必要ないのでお年寄りと精悍な若者が対戦したりしても力の差がないんです!

 

このモルックを企画されているのは、甲府市が募集しているトライアルサウンディングプログラムに参加してくださっている猪狩裕太さん、理沙さんご夫婦です。トライアルサウンディングとは「自由な発想で公共施設等を使うことができる」プログラムのことで地域の皆様の柔軟な発想によって甲府市の公共施設をもっと身近に、もっと魅力的に感じてもらうことを目標にしています。この活動を通じて猪狩さんは趣味づくりのきっかけになったり、健康づくりにも興味を持ってもらえたらうれしいと話してくれました。

また猪狩さんご夫婦はこの遊亀公園のトライアルサウンディングプログラムのほかにも蓬沢いきいきサロンを運営されており、週に4回蓬沢公民館にて和菓子作りや習字、工作、健康体操といった多くのイベントを開催されています。学生の参加は無料で一般参加は200円です。詳しい活動は蓬沢いきいきサロンの公式インスタグラムにて情報を公開中です。

 

私たちがモルックを楽しんでいるときに、裕太さんに小さなかわいいお客さんがいらっしゃいました。甲府市在住の2歳の女の子です。Sちゃん、裕太さんが差し出した折り紙の傘に興味津々。コマも一緒にもらってすっかりご満悦です^

ポーズまで決めてくれました!

このSちゃんの宝物になった折り紙たちは蓬沢いきいきサロンに参加されている90歳のおばあちゃんが作ってくれたそうです。猪狩さんご夫婦の活動は直接でなくとも、こうして人と人とを繋げています。

「繋がる」ということは自分以外の誰かに思いを馳せること。

そして心あたたかくなっていくこと。

 

猪狩さんの活動の本質はこうした人と人とを結び、幸せを届けることであると私は感じました。

 

「繋げ人」猪狩さんはこうした社会貢献活動を続けるうえで大切にしている考えがあります。それは、「人は誰でも輝ける要素をもっている。でもその光に目を向ける前に自分自身が持っている影に目を向けてしまう人も多い。自分はダメだ、ではなく自分ならできる、へ。世代を超えた繋がりこそが、そうした一人一人が輝く世界を創造する第一歩になる。」

猪狩さんはかつて社会福祉士として働いていました。仕事をするなかでもどかしく感じていたこと。それは、介護が必要な方や、障がいのある方々はどうしても「自分はダメな存在だ」と思ってしまいがちだということです。ですが猪狩さんはそうした人々に出会う度にそんなことはない、あなたにも優れているところは沢山ある、そう励ましてきました。言葉で伝えるだけでなく、実感として彼らに自分への自信を持ってもらうには何ができるか、そう考えた先にあるものが今回私たちが体験させていただいたモルックや、蓬沢いきいきサロンで開催されているあらゆる活動なのです。

 

モルックを一例とするとこのスポーツは先にもお伝えした通り、特別な技術や運動神経の良し悪しは関係ないのです。だからこそお年寄りが子どもと対戦した時、勝敗は五分五分。

力の差がないからこそ何度対戦しても結果が変わり、勝つたびに自分の自信に繋がったりします。

 

また不登校の生徒さんなどが学外でこうした多世代の方との関りをもつなかで、広い世界を知ることができます。子どもだけではありません。子育て世代のお母さんや、おじいちゃん、おばあちゃんも。今を生きる私たちは背負わなくていいものまで多く背負いこんでしまっている気がします。生きていることに疲れたり、いっぱいいっぱいになったりしてしまったとき。自分とは全く世界で全く違う価値観をもつ人との交流はときに自分の悩みをいとも簡単にほぐしてくれます。そんなに頑張らなくていいよ。そんなに悲しまなくていいよ。あなたは素晴らしい。そうした目に見えないメッセージを参加者の方々は活動を通じて感じるはずです。

 

「今の時代の若者は」「男だから、女だから」など私たちはときに個人を見ようとせず枠組みで相手を判断してしまう瞬間があります。ですが、目の前にいる相手はその人だけの人生を歩んできた唯一無二の存在です。そうした個人と向き合い、受け入れていくためにはまずは偏見をなくすところから始まります。偏見をなくすには多くの関わるところから始まります。もしかしたら明日出会う誰かが、あなたの人生を大きく変える人になるかもしれません。

 

繋がることを恐れないで。繋がりはあなたの未来への懸け橋になるから。


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日本小都市旅行

2023-09-08 15:22:02 | 留学生のレポート

甲府の夏祭り


こんにちは!

甲府市学生レポーターのオリと申します!

 

甲府市では「山の日」に「小江戸甲府の夏祭り」が開催されました。甲府市学生レポーターは、甲府市が企画した「魅力発見ツアー」に参加し、賑わっているお祭会場や舞鶴城公園(甲府城跡)、山梨ジュエリーミュージアムに行きました。

【甲府城】

今までは甲府城について全く知らなかったのですが、「甲府城御案内仕隊」のガイドの方のお話によれば、舞鶴城公園にある石垣は400年を超える歴史を持っているそうです。

この石垣に積まれている石は積まれた時期がまちまちで、 石の配置などを見ることでいつ頃積まれたものかわかるそうです。 (私はわかりませんでした。)

また、この甲府城がいつ立てられたか正確にはわからないそうです。 日本史を研究する学者はこの石垣を通じておおよそな時期を予測するそうです。

夏の日でしたが、ガイドの方の熱心な説明のおかげで、甲府城について勉強することができた有意義な時間でした。

 

【山梨ジュエリーミュージアム】

その後は「山梨ジュエリーミュージアム」に行きました。 甲府で1番キラキラ光る場所と言えます。ミュージアムでは、日本と全世界の様々な種類の宝石やその原石を見ることができました。 写真撮影が禁止なのでお見せすることができなくて少し惜しいです。観覧料は無料なので、みなさんもぜひ一度足を運んでほしいです。

ミュージアムでは観覧だけでなく、体験イベントも開催されています。今回の甲府市学生レポーターのツアーではアートクレイのシルバーネックレスを作る体験をしました。 銀粘土でイニシャルのネックレスを作るプログラムで、シリコンフレームに銀粘土をフレームに入れて形態を作って焼くという工程でした。窯で焼かれて銀粘土はぽかぽか!きらきら!本当に面白い体験なので、関心がある方は「山梨ジュエリーミュージアム」を調べてみてください。

参加した学生レポーター6人の作品です。イニシャルがわかりますか?

ネックレスチェーンの長さも40センチ、50センチ、60センチの3種種類を選べて、“私だけ”のネックレスを作ることができました。

【小江戸甲府の夏祭り 散策】

宝石博物館体験が終わり、お祭の自由散策の時間となりました。先ほど見学した甲府城跡に帰って夏祭りの熱気を感じました。 (甲府の太陽は本当に熱かったです。 日焼け止めと冷たい飲み物必須!) 舞台ではマイケル・ジャクソン(!?)など色々な催し物が行われ、舞台周辺には屋台が並び、食べ物も楽しむことができました。

「小江戸甲府の夏祭り」は本当に人気のあるお祭でした。 会場に集まった観客や屋台で自分の順番を待つ長い列が見えますか? この写真からも「小江戸甲府の夏祭り」が甲府市民(+観光客)の高い人気がわかります。

そしてお祭のハイライト! 花火が上がりました。午後 845分、少し遅い時間に開かれたのですが、遅い時間にもかかわらず、皆でこの時間を待っていました。 甲府の空を彩る花火はとてもきれいでした!

甲府はこのお祭の他にも、おいしい果物で有名な都市です。 特に夏には桃とブドウがおいしいので、8月の甲府に一回訪れてみることをおすすめします!


韓国語のレポートはこちらから!

한국어의 리포트는 이쪽으로부터!

 


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