豆腐２

キムチ鍋の中の豆腐。

市販の「キムチ鍋の出汁」に、
残り野菜と、豆腐だけの鍋。

赤いスープに浮かぶ豆腐、
輪郭がはっきりしていても、
豆腐は難しいなー、
リベンジならず。

熱々辛々、汗かいて、ハフハフ。

　
クリック.hot.

帰り道

　一日の仕事が終わった、
　気になること、
　悔やむこと、
　居心地の悪かったこと、
　反省すること、
　笑ったこと、
　楽しかったこと。

　足の疲れと、
　気持ちの重さを、
　南の空の半月が、
　「ここで、おまえを見ているよ」　
　と、言ってくれた、
　そう、思った。

　くっきりとした姿、
　その、りりしさに、
　「うん、ありがとね」と、
　つぶやき、キーを回す。

　
クリック.half moon.

カボチャ

「坊ちゃんカボチャ」とい名前、
包丁入れたら、サックっと西瓜のようにひびが入った、
完熟のしるしだ。

「オレンジ色」がきれい。

「遠別少年」（坂川栄治著）という本を読んだ、
作者は今は東京で「ブックデザイナー」をしていて、
育った「北海道天塩郡遠別町」の少年時代を書いてある。

『色の持つイメージはそれぞれだろうが、
極寒の地では、「オレンジ色」は、
限りない暖かさと安ぎの色だ。』

北海道の過酷な冬と、広大な畑と、
開拓の人々。

知り合い人々の「子供時代」と重ねて読みました。

甘くて、ほっこりで、美味しい！
ごちそうさまでした。



クリック.harvest.

巨峰

巨峰を初めて食べたのは、
結婚したころ、３０年以上前か
驚きの大きさと美味しさだった。

少女の頃の、お伽噺に出てくる「葡萄」だと思った。

「葡萄」には、エギゾチェックと、
ロマンチックとファンタジーの香りがする。

私だけの幻想だと分かっているが、
「葡萄模様」が好き。

理想の「葡萄のピアス」を、
ずーと探している、
近いのは見るが、「理想」のは難しい。



クリック.grape.

ワンルーム

　昨日、転勤が決まった、
　息子の部屋に初めて行った、
　ワンルームマンション、
　それでも一階のドアは、
　セキュリティーシステムだった。

　絵に描いたような一人暮らし、
　それでも、一通りの物があって、
　きちんと暮らしているようだ。

　引っ越しの荷造りをして、
　掃除と洗濯して、
　家に持って来る物を積んで、
　息子の車で一緒に帰って来た。

　今日、サヨナラと帰る息子、
　吹く秋風のせいか、
　ちょっと胸がつまってしまった。

　子ども達が独立することは、当たり前で、
　それほど、寂しさは感じてなかったが、
　今頃、襲ってきた、秋風のせいだな・・・、きっと。


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