その夜も、私は朝まで語り続けた。
休むことなく。息つく暇も惜しんで。取りつく島もない話を。
それなのに、自分で話しながら、何一つとして覚えていない。
ちなみに、酒で記憶がなくなるようなことはない。にも関わらずだ。
誰かいれば一方的な話を。誰もいなければ独り言を。
とりとめもなく。
んごー、が夜の私の口癖。
まあ、いびきの話である。
ひっぱるつもりもなく、ひっぱれもしていないのだが、いびきって何か不思議だ。
聞き手がいるときなんかはさらに不思議。
なにかの間違いで、いいこと言っていたりしたら面白いのに。
夜な夜な語り続ける、言葉にできない物語。
いびきのことを、「ミッドナイト・ボイスパーカッション」と呼ぶ人がいた。
ごめんなさい。そんな人いません。
休むことなく。息つく暇も惜しんで。取りつく島もない話を。
それなのに、自分で話しながら、何一つとして覚えていない。
ちなみに、酒で記憶がなくなるようなことはない。にも関わらずだ。
誰かいれば一方的な話を。誰もいなければ独り言を。
とりとめもなく。
んごー、が夜の私の口癖。
まあ、いびきの話である。
ひっぱるつもりもなく、ひっぱれもしていないのだが、いびきって何か不思議だ。
聞き手がいるときなんかはさらに不思議。
なにかの間違いで、いいこと言っていたりしたら面白いのに。
夜な夜な語り続ける、言葉にできない物語。
いびきのことを、「ミッドナイト・ボイスパーカッション」と呼ぶ人がいた。
ごめんなさい。そんな人いません。