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明日の展望を語る会「中国、スプラトリー諸島飛行場に試験飛行・着陸 ベトナムは非難声明」

2016-01-03 05:35:18 | 現代ニュースのあれこれ
★着々として既成事実を積み重ね、拡大しつつある中国に、周辺諸国は抗議するだけ、アメリカ頼みの抑止も歯止めが利かない。ドイツヒットラーの独裁誕生に周辺諸国が何も言えなかった。何も手を打たなかった。野放しが軍事拡大路線を進ませ、第二次世界大戦を引き起こした。彦記★***************************************

2015年9月3日に撮影されたスプラトリー諸島のファイアリークロス礁。3千メートル級の滑走路が確認できる(戦略国際問題研究所提供、ロイター)
 【シンガポール=吉村英輝】ベトナム外務省のレ・ハイ・ビン報道官は2日、中国が南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島にあるファイアリークロス(同・永暑)礁に造成した飛行場への試験飛行を行い、航空機を着陸させたとする非難声明を出した。ロイター通信が伝えた。
 中国はベトナムと領有権を争う同礁に3千メートル級滑走路の飛行場を造成。同報道官は飛行場について、「中国が不法に建設した」と指摘した上で、試験飛行は、中国の習近平国家主席が昨年11月のベトナム訪問で、最高指導者のグエン・フー・チョン共産党書記長と南シナ海問題を「適切に処理する」と合意したことに「逆行する」と批判した。
 ベトナムは近年、中国がスプラトリー諸島の岩礁を埋め立てて軍事拠点化しているのに対抗するため、米国や日本などと安全保障分野での連携を強めている。

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