Do you climb?

山とキノコとたまにネコ。

2018.4.8 いの町土佐町境界尾根 * 三角点巡り

2018年04月13日 | 陣ヶ森




今回の予定コース クリックで拡大

陣ヶ森の川窪登山口より戸矢ヶ森の手前から
土佐町といの町の境界を北上し程野までの未踏区間を歩く予定。

   

最初は距離もそんなにないからピストンで行けるかも?と
思ったけれどグリコ隊長が絶対デポ!と言い張るので
まずはグリーンパークほどのより先へ進んで黒丸線へ
町境界の辺りにクルマをデポして、今日歩く尾根を眺める。





グリーンパークほどの 桜がキレイだった。





ほぼ直角で滑り降りる滑り台やロッジやキャンプ場がある。






昔はバギーに乗れたりアメゴの釣り堀があったりしたけれど
今はどうなのかなぁ?



   




                    




   

陣ヶ森の川窪登山口まで移動しまして






案内板を眺める 現在地から赤い実線を辿って
アセビ群生地を抜けて戸矢ヶ森まで行かずに町境界へ折り返す




   

季節外れの雪で咲き始めたばかりなのにミツバツツジもびっくりして
雪の上にポロポロと落ちていた。






これから行く方向を眺める
中央あたりでまるっとしているのが天賓阿礼かな?
その右に見えているのが本日最後のピークだと思う。




   


   

鉄塔保線路なので道はとても快適で
工石山~陣ヶ森は県立自然公園なのでよく整備されている
そして要所に案内板もある。
4月なのにまさか新雪を踏むとは思わなかった。

シロモジやスミレも咲いていた。


   


   

ミツマタの元気いっぱいな明るい黄色も青空に映えていいねー!




   


   

植林帯の中を進んで行くとツルリンドウも出ていた。
しばらくして自然林に変わると、ひと登りで陣ヶ森~島ヶ峰の尾根に出る。
右(西)に進むと島ヶ峰へ こちらはあまり整備されていない。
左(東)へと進んで戸矢ヶ森方向へ進む






有名な馬酔木の群生林は今ではすっかり背が高くなってしまって
かなり上の方で小さい白い花が鈴なりに咲いているけれど
残念なことに良く見えない。



   

戸矢ヶ森の手前でいの町と土佐町の境界へ




   


   


   


   

薮を漕いで抜けて林道を横切って再び笹藪を漕いでまた林道へ・・・


   


   



   

タラの芽やナガバノモミジイチゴ



   

進行方向と林道が合っているとそのまま林道を進む
封鎖してある向こう側はダートコースで有名な芥川林道
振り返って見るとやっぱりナカエ産業の所有地だった。



      


   


   



   

しばらく芥川林道を辿って再び尾根の薮へ
灌木とスズタケと倒木が入り混じる最悪な斜面をよじ登ると
四等三角点:西棒堂 897.03m


   

三角点から先へかすかな踏み跡があって歩きやすくなった。
しばらく歩くと手水鉢があって、なんでこんなところに?!





少し先にコンクリートでできた台座に石柱が建っていた!



   




彫られている文字を見てみるとの人口減少の為
昭和63年に川久保神社へ移設した記録碑みたい。



地図を見ると丁度、奥ノ谷から破線の道が上がってきているので
昔はここまでお参りに訪れていたのかなぁ。




   

先へと進んで少し展望がある場所でランチタイム
赤いヒサカキの花はまだツボミだったのであまり匂わなかった。

出がけにコンビニでお手軽に食べられるパンを買おうと思ったら
「おにぎりべんとうにしなさい」とお告げがあった。
薮に掠め取られる事も無くおいしく食べたー!ゴチソウサマ!

   

これから進む方向(左の写真)と尾根の直下にある林道(右の写真)
最初、林道が町境界の傍に延びているから帰路は林道を歩けば
ピストンで余裕だと思っていたけれど
実際、ほぼ自然に還りつつある林道で、とても歩ける様な状態ではなく
グリコ隊長の判断が正しかったと思い知る。



   

食後の斜面はキツイな。
西側は植林を伐採後、苗木を植えられなかったみたいで
自然林へと変わりつつあり、灌木と萱が入り混じってもっさりと茂っている。




やってきた方向を振り返る
ちょうど真ん中あたりの鉄塔が小さく見えている所が出発地点
眼下には淡い桜色も見えてイイ感じ。



   

だけど行く手は灌木とスズタケと倒木にサルトリイバラの地獄のような薮
この日は新たな技を入手した。
スズタケに絡みついて通せんぼをするトゲトゲのサルトリイバラの茎は
一度折ってから反対側にもう一度折ると手で割と簡単にちぎれることが判明した!


   

やっと薮を抜けてかつては林道だった場所に出ると
整備された鉄塔保線路が現れたー!こっちに進みたい!
けれど尾根の西側を下って行っているのでどこに続いているのかは不明



   

なのでとても残念極まりないのだけれど再び薮尾根急斜面へ



   

四等三角点:ノゝシリ 919.98mに到着!




   

三角点の先にある鉄塔へでて保線路を下る

   


   

しばらく林道を辿りつつ次の三角点への取り付きを探して
登り易そうなココから入るけれど少し進むと猛烈なスズタケ薮になった 


   

三等三角点:大音谷 1094.67m
  


   


   

三角点から鉄塔へと抜けて保線路を下って再び林道へ






林道へ出ると目の前には天賓阿礼から山ノ神ノ森の稜線







そして石鎚山系





   


   

林道は荒れ放題で崩落している所があった
ヒカゲノカズラがイイ感じに垂れ下がるように伸びていておもしろかった。


   


   


   

予定していた三角点を無事に全て回れたので
薮を避けて林道を辿っていたけれど、最後はちゃんと町境界へ行こう!と
鉄塔保線路から町境界へ上がり


   

滑りそうな町境界を下って無事に下山。ああ疲れた。

おつかれさまでした。

距離 10.7km 沿面距離 11.1km 時間 6:31
累積標高差 + 929.6m / - 858.5m



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4 コメント

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うーん! (むらくも)
2018-04-14 17:15:42
この日は日曜日なのでどこかへ出かけてるとは思ったんだけど、まったく頭のすまっちょにもない場所だわ。
江崎隊の行動には、毎回、驚かされてしまう。
稲叢山の南、陳ケ森の西から北への尾根歩き。
天賓阿礼から山ノ神ノ森もスズタケブッシュで相当に手強そうですが、1384から戸中山も強そうだし。
これで熊谷山から陳ケ森まで繋いだのですね。
いや、ひょっとして、八丁山もしくは工石山から?
ありゃー、南に下って工石山ー笹ヶ峰ー国見山と廻れば、大きく周回することになる。

瀬戸川と瀬戸川渓谷の間にある南北に延びた尾根も面白そうやし、芥川の西にある山も面白そうだし、この辺りにはたくさんあるわ。
いいところやね。
・・・出そう? 出ちゃうの?! (bisco)
2018-04-14 21:30:18
やっぱり土地勘がある場所って有利なのだと思います。

以前、むらくもさんのコメント欄で見かけたのですが
線から面への探索というような感じの言葉を書かれていて
いつかそんな広がりを持って江崎隊も山へ行く事が出来るようになるのかな?と思っていました。
山域を面で捉えられるようになるともっと楽しめるのになぁと思うのですが、まだまだ線でしか歩けていません。

実は、繋がるのは剣山~能谷山で あと1回行けば繋がるかなぁ?
gさんは下中切から能谷山へと歩いてますので、吉野川を泳ぎ切れば野地峰までも繋がります!
ログを全て地図上に落としておくと、未踏の空白区間があって
どこに行こうか?と行きたい山が無い時に、じゃあぁ あそこを繋げに行くかー!となって薮漕ぎになります。

ホントは稲叢山界隈はあまり徘徊したい場所ではありません。
あの山域を面白そう!と言えるのは大イノシシのMさんとEさんだけかもしれませんよ?d(゚д゚*)

それから誤字を突っ込むべきかどうかちょっと悩んだのですが
コメント欄を見た方に説明しておきます。
陳→陣 熊→能
むらくもさんは白内障を患っておられますので土地勘のない地名を空目したのだと。

( ・´ω`・p[お疲れ様ァ]q
Unknown (Unknown)
2018-05-10 19:02:02
お疲れさまです。
陣ヶ森周辺は、分県登山ガイドとかでは小申田コースやら古江コースやら安吉コースやらを紹介されているものの、結局は土佐町側の上の登山口から登られる方が多いですが、
江崎隊の皆様は色んなルートを試されてるようで、読んでて新鮮な感じがします。
あまり人が挑戦しないコースだからこそ、敢えて挑戦したくなる冒険心があったりするのでしょうか?
名無しさん こんばんは。 (bisco)
2018-05-10 20:35:51
とっても難しい質問を頂きました。どうお答えすればいいのでしょう?
簡単に言ってしまえば「それが楽しいから」です。

「そこにそれがあるから」と答えた人の気持ちがほんの少しだけ分かったような気がしました。

それから、子供の頃は川口浩探険隊が大好きでした。

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