赤ガエルのボンヤリ日記

クルマもカレラ、自転車もカレラ、
すべて前世紀生まれの乗り物を愛する、クルマバカオヤジの中身うすーい日記です。

2012 マウンテンサイクリングin乗鞍 (余談:体調と下見について)

2012-08-27 14:49:28 | けった(=自転車)
いまだから言えるのですが・・・実を言えば今回の乗鞍ではいい成績は出ないだろうなぁと半ばあきらめて現地に向かったのでした。

だから今回、自己ベストの更新ができたり目標だった90分が切れたというのは、まさに望外の大成功だと思っています。

ではなぜそんなに自信がなかったかというと、事前の走り込みがあまりできなかったことと脚力の伸びが実感できなかったため。
今年も去年と同様に、5月の乗鞍当選メールがきたあたりから基礎体力付けるために走るように心がけていた。

でも去年に比べると走る回数は減っているし、近くの田んぼや用水地でのLSDランばかりで実際に山に行って坂道登る練習はほとんどできなかった。
(去年は矢作ダム・下山・伊勢神トンネルとそこそこ近所の登りコースにも行ってた。今年は最後の方に下山へちょっとだけ)

平地でのLSDってのは、大事な基礎トレーニングではあるけど野球で言えばランニングやキャッチボール的なもの?
それだけでは本物の坂道を踏切る体力ってつくんだろうか?素振りばっかりしてて練習試合もなしで大会にってのはなんだか不安・・・

さらに去年と比べると、体力・筋力自体が落ちてるという実感もあった。やはり50の大台ってのは違うのか?

なんて具合に夏になるころから本番失敗したときの言い訳めいたことも触れ回っていたのだけど、
そういう非生産的なことを言っているうちにも本番はどんどん近づいてくる。
さすがに一度くらいは下見もかねて、実地で試走をしておいた方がいい。
というわけで本番1週間まえの8/19、連休最後の日曜日に乗鞍に行ってきたのでした。

いつものようにポルシェのリアシートにバイクを詰め込み助手席には荷物を置く。



日帰りだと荷物も少ない。



高速も順調、松本ICから乗鞍高原まで登って、現地の駐車場でバイクを組む。
駐車場は登山客、温泉客、そして直前試走に来たバイカーがぞろぞろ。

さあ、登ります。ことし初乗鞍、本番と同じ観光センター前からひとりでスタート。去年のペースを思い出して序盤は抑え気味に入ります。

キ、キツイ・・・

スキー場のヘアピン回って最初の登りにかかったところからすぐに心拍がアップ。
48番の展望が開けるヘアピンですでに心折れそうです。来なきゃよかったかも・・・?

しばらく登って心臓の暖気ができたのか、休暇村の上あたりですこし楽になったかな?それでもスピードは上がらず、もういつでもやめて逃げ帰りたい気分。

三本滝の第1チェックポイントは25分くらいかかって到着。だいたいここのタイムの4倍くらいが目安みたいなので、このペースだと自己ベストも怪しそう。
第2区間に入って登りがきつくなると、もう帰りたい気分にターボがかかってひたすら登るのが苦しい。
位ヶ原山荘の第2チェックポイントについたのは1時間すこし。

ここからの第3区間、普段だとちょっときつい区間はあっても最後だっていう意識が励みになって少し気が楽になる場所なのに、この日はただひたすらに脚が進まない。
掛け値なしにヘトヘトになってフラフラとゴールすると、タイムは一時間33分台。





走ってる時の感触の悪さの割には健闘したと思うけど、それでも去年のベストより1分ちょっと遅い。

でももう残り1週間、泣いても笑ってもいまさらできることもない(あとは本番まで体を休める段階)。
仕方ないので?山頂の神社に参拝して神だのみモード。





山頂には雲がかかってきた。こちらの心にも暗雲が・・・

考えたって仕方ないが、もうあとは本番迎えるだけ。試走で不調とはいえ93分まで出せたんだから、他の人に引っ張ってもらってがんばるしかない。
けっこう悲痛な気持で下見・試走を終えたのでした。

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