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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

逃げ足の速さは日本一

2009年09月01日 | 法律家
写真 左が検察バッジで、その名も高き秋霜烈日。右が検察事務官バッジです。
 検察官のバッジの形は,紅色の旭日に菊の白い花弁と金色の葉があしらってあり,昭和25年に定められました。
 その形が霜と日差しの組合せに似ていることから,厳正な検事の職務とその理想像とが相まって「秋霜烈日(しゅうそうれつじつ)のバッジ」と呼ばれているようです。
 「秋霜烈日」とは,秋におりる霜と夏の厳しい日差しのことで,刑罰や志操の厳しさにたとえられています。


住田裕子弁護士、消費者委員会委員を辞退 日経新聞9月1日

 消費者委員会の初代委員長への就任が有力視されていた住田裕子弁護士は31日、委員そのものへの就任を辞退したことを明らかにした。消費者委員会は消費者行政全般について首相や担当相、消費者庁長官の諮問に応じたり、建議・勧告したりする第三者機関。住田氏はマスコミ向けに送った文書の中で、辞退の理由を「同じチームとして一緒に仕事をしていく意欲を阻害するような言動が続いた」ためなどとしている。住田氏に対しては一部の消費者団体などから「消費者問題に精通していない」との理由で反対する声が出ていた。

 同委員会は10人以内で構成すると定められており、当面は9人で運営する。住田氏は同委の準備会合の代表に指名され、1日の委員会発足後には委員長に就任するとの見方が強かった。


 もともと検察官時代の不祥事を考えれば、政府の審議委員を多数やったり、テレビに出たりできるはずのない人。

 「消費者問題に精通していない」という批判が当たっている事は、もともと自分が誰よりも知っているはずで、委員を受けていたこと事態がおかしい。

 でも、辞任したのは、それが理由ではない。
 もちろん民主党が大勝して、消費者庁そのものを問題にする構えだから。火の粉を被るのはかないません、というわかりやすい回避行動だ。

 こういう人には公職からもテレビからも早々に退場してもらいたい。

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