稲田防衛相は、就任後初めての記者会見で、日中戦争から第2次世界大戦にかけての日本の戦争が侵略戦争だったか、自衛戦争だったか、アジア解放戦争だったかと問われ、
「この場で私の個人的な見解を述べる立場にない。私は、昨年総理が出した戦後70年談話が政府の見解だと思っている」
「それは事実ではなく、評価の問題。それぞれの人が、それぞれの認識を持つだろう」
「歴史認識で最も重要なのは客観的事実であって、この場で私の個人的な見解を述べる立場にない」
と語り、日本の戦争が侵略戦争だと答えられませんでした。
というか個人的見解では日本の戦争は自衛戦争だ、アジア解放の戦争だと言わんばかりです。
また、当選以来ずっと続けている8月15日の靖国参拝もするともしないとも答えず、行革担当相のときのように強行するとみられ、稲田防衛相の存在自体が日本とアジア諸国の緊張を生むことになりそうで、安倍首相に任命責任が問われそうです。
稲田氏をよりによって防衛大臣にしてしまうというのが、3分の2の驕りですね。
議会では圧倒的多数でも、国民世論はまた一味違うというところを見せないといけませんね。
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[東京 4日 ロイター] - 稲田朋美防衛相は4日、就任後初めて防衛省で会見した。過去の日本の戦争に対する認識を問われた稲田防衛相は、「侵略か侵略でないかは『評価』の問題であって、一概には言えない」などと述べ、明確な答えを避けた。
稲田防衛相は、日中戦争から第2次世界大戦にかけての日本の戦争が侵略戦争だったか、自衛戦争だったか、アジア解放戦争だったかと問われ、「この場で私の個人的な見解を述べる立場にない。私は、昨年総理が出した戦後70年談話が政府の見解だと思っている」と語った。
その後も、侵略戦争との認識かと繰り返し問われたが、「それは事実ではなく、評価の問題。それぞれの人が、それぞれの認識を持つだろう」と述べた。その上で「歴史認識で最も重要なのは客観的事実であって、この場で私の個人的な見解を述べる立場にない」と語った。
これまで歴史問題で強硬な発言を繰り返してきた同氏の防衛相就任に対し、中国や韓国からは警戒する見方が出ている。
稲田防衛相は「東アジアと太平洋地域の安定ためには、中国、韓国との関係を築いていくことが重要。いつでも交流、話し合いの場を自分から設けていきたい。議論することで、私に対する誤解も払しょくされていくと思う」と語った。
靖国神社に参拝するかどうかについては「心の問題であり、行くとか行かないとか、行くべきとか行かないべきとか、言うべきではないと思っている」と、従来の見解を繰り返した。稲田氏は、行政改革担当相時代を含めて毎年参拝している。
(久保信博)
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どんな戦争にも大義名分は必要であり、そのために当時の政府と軍部は太平洋戦争開始に当たって自衛戦争とアジア解放戦争という両立させるのに苦労するような理屈を持ち出したのだと思います。
日本会議の方がそれと名乗って投稿してくださるのは、ブログで有名な八千代支部さん以来初めてのことです。
これからもよろしくお願いいたします。
私が日本会議を危険視しているのは、まさにその憲法や教科書を変えていこうとする方向が危なさそうだからです。
それにしても日本会議さんは憲法のどこをどう変えるのか改憲署名でも明らかにされていませんね。
それはズルくないですか?
とにかくご愛読ありがとうございます。
また来てくださいませ。
キャー、怖い (゚д゚lll)!!!
講演依頼されたら・・・ワンウェイかもね。「 行ったら帰ってこられない講演」、その日以降レイさんの行方は杳として知れませんでした、なんて ww
それはともかく、すでにネット工作員で同じHNの方がいます(向こうは大文字)。
ややこしいので、
「日本会議 k」
とか、区別つきやすくしていただきたいです。
よろしく。
宗主国様、「自制を求める」、と。
早速アメリカにクギを刺されました。
行くのか?
心の中で祈る〔=行かない)のか ?
どっちだ?!
(バード、「行かない」ほうに賭ける)
東南アジアの国々を「帝国領土」にすること、
これから行くところの土民を可愛がれ。土民の風俗習慣を尊重したほうがよろしい。しかし、過大な期待はかけてはならない。
という意味のことが書かれているそうです。これは、半藤一利、『昭和史 1926-1945』 (2009)、pp. 400-401の受け売りですが、「大東和戦争」の本質、つまり侵略戦争だということを如実に、「客観的に」語っています。
このブログに書き込みされた日本会議の(良心的な)メンバーの方、他のメンバーを誘って、「大東和戦略指導大綱」や『昭和史』の輪読会をされてはいかがでしょう。
youtubeにアップされているここ2~3年以内の稲田の極右翼発言を、何処かのテレビ局あるいはラジオ局の生放送で稲田に直接追及すれば、どう取り繕ったところで、先の参議院選挙直前の、国民の自由人権を尊重するなどという嘘発言と辻褄など合うはずも無いのだから簡単にボロが出るはず。稲田が出演するという前提が必要とは言え、何処の局もそれをしないのは、やはり政権からの仕返しを恐れて及び腰なのだろう。
正義感を持ったテレビあるいはラジオ局員は居ないのだろうか。
稲田さんのなかではそうじゃ無いから答えられないんでしょう。
日本会議さんが来てるからここに
https://www.change.org/p/%E5%B7%9D%E5%86%85%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%82%92%E6%AD%A2%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%81%A0%E3%81%95%E3%81%84/u/17475326?tk=bfmxEf30Pgo09ozMerWdOV-jIUrgOP-rsIb9fzRFVRU&utm_source=petition_update&utm_medium=email
昔、上司だった人が「あの戦争はアジア解放のためで日本は良いこともたくさんやったんだ。」と言っていたのを思い出してしまいました。吃驚しました。
因みにこの人も安倍さんや麻生さんと同じお坊ちゃまでした。
お父上が学習院の理事をされていたそうですが、どーゆー教育してたんだかコワイ…。
私は、稲田朋美は今年も8/15に靖国神社へ参拝すると思います。既報のようにアメリカ側から釘を刺されているし、海外からは強烈な反発が有ります。でも、先の参議院選挙で衆参両院で与党は過半数を維持しており、国内の政権基盤には何の問題も無いからです。海外からの批判などどこ吹く風、といったところ。
防衛大臣とは言え、総理大臣では無いし、高いプライドと日頃の極右翼発言からしても、入閣したから取り止めにするとはとても思えませんね。