ゴスペラーズ坂ツアー2009 15周年漂流記「春夏」。
同シリーズライブ岐阜編で感じたのと同様、何度見ても、
渚のほのぼのジャムセッションやクロポンの一言には、
やっぱりグッとくるもので、
ただ、でも、ほとんど同様のセットリストでも、
会場や座席の位置、その日の観客の反応なんかで
ライブの印象はやっぱり微妙に変わってくるなーなんてことを
改めて再認識しつつ、新たに気づいたことをいくつか書きます。
1つ目。
ヴィジュアル面で一つ。それはライティングです。
シンプルだけどセンスの光るライティング。2個の球形のオーナメント、
ステージ上少し高い位置に設置された10本程のポールの光をポイントに、
とても効果的に考えられた照明だと思いました。
まさに、「極上のスウィートルーム」をソウルフルに演出するような、
そしてそこで火照った体を癒すような、そんな暖か味のあるライティング!
アダルトでステキでした。
Set list (Nagoya Day 1)
2つ目。
数あるゴスペラーズの見せ場テクの中でも、リーダーとクロポンの”かけあい”は鉄板!
と再認識。
特に「逃避行」での2人のジャム風なかけあいは、
去年の「残照」を髣髴させるカッコよさで
まるでそれは、ヴォーカリストのボクシングって感じで、
マジ胸打たれました。くぅ~いいねぇ。
この感じは、ゴスペラーズの特許ですね。
ポッと出の若手ヴォーカルグループでは、あの感じは絶対出せないと思う。
ホントに。
3つ目。
「Sky High」はライブ向きだとしみじみ感じたこと。
運よく7列目で見ることができた日、近くでよく見たら、
5人で歌い継ぐ様子は、まるで陸上のリレーを見てるようで、
目が回りそうでした。
バトンの渡し方もパートによってそれぞれ。
クロポンのバトンパスは大胆でした(笑)。
Set List (Nagoya Day 2)
最後に。
失礼ながら、今まで影の役者と思っていた、
安岡君や北山君が思わぬ成長?を遂げていて、
露出度増加により、演出のバリエーションがさらに増えたこと。
名古屋Day1のMVPは安岡君、Day2のMVPは北山君でした。
安岡君の「傘をあげる」、「Blue Planet」、「それ恋」やギターパフォーマンスは、
ライブの仕切りとしてなかなか効果的!
それから、北山君。
ストイックな自己管理のおかげか、のどのコンディションは常に安定しています。
「青い鳥」転調後の2ndコーラス、あのピュアな感じは彼でこそ生きるモノだと思うし、
「シマダチ」や「Armonia」での、彼の大らかで自己主張の薄い切ない歌声は、
ライブ中、ホッと緊張がほぐれる時間を与えてくれるオアシスポイント。
北山君、私たちも北山君の横顔好きだよ!
なんちゃって、ちがうか(笑)。
これで、全都道府県を回る”15周年漂流記”も前半戦”春夏”が終わり、
11月からは、後半戦”秋冬”が始まるそうです。
映画とタイアップした新曲や、15周年記念アルバムをリリースしたりと、
今後もイベントたっぷりのようですが、これからも、生ウタを大切に、
幅広い年齢層に対しどんなアピールをしていくかは、
ジャニーズのライブなんかを参考にしてもらって(笑)、
末永くずっと、私たちを楽しませて欲しいです。
とりあえずは、長丁場おつかれさまでした!
覚え書き#1:渚のジャムセッション。Day 1は、S WonderのIsn't she lovely、Day 2は、真夜中のコーラスバージョンでした。なかなかどっちも形が出来てきちゃいました。日々是精進ですね。
覚え書き#2:CM効果なのか何なのか、サントリー角が、この不景気の折、前年比114%の売り上げらしいです。ハイボールってもしかして流行ってる?
今日の1曲:愛は探し出すのさ/Gospellers
Hurray!(初回限定CD+DVD)
PS.E-chan、いつもいつもチケットありがとー!おかげで元気にお出かけできました~Thank you!
次まで待てない!!!