1945年の大空襲を奇跡的に免れた壁画、
「君主の行列」。
歴代ザクセン君主(1123〜1904)が、
約100メートルに渡る壁に描かれている。

壁画が描かれているのは、欧州で初めて生み出された、
隣町の磁器「マイセン」。

この通りは、アウグストゥス王にちなんで、
アウグストゥス通りと名づけられた。
あちらこちらから、こんな風にどっさどっさ文化遺産が現れると、
この街の底力を見せつけられた気がする。
この街が、もし大戦火に会わず今も戦前のままの状態だったら、
果たしてどんな街になっていただろう?
想像を絶する歴史テーマパークに違いない。
アジアのごちゃごちゃした国に生まれ育ったものとしては、
ここまで生活観がないとちょっとさびしいけどね。
繰り返すけど、ドレスデンはいい街だ。
ズタズタな戦後を迎えつつも、復興の仕方が日本とはかなり異なります。
ていうか戦後の歴史もぜんぜん違いもんね。

目的なく街をぶらぶらしてるだけでも、
かなり楽しい。
銅像好きなヨーロッパ人。
ドレスデンでも例外なく、
偶像崇拝ならぬ、銅像崇拝ですね。
フレデリック何世だったか、王様です。

市民の足は市電。
どこ見ても、絵になるなぁ。
ツヴィンガー宮殿(Zwinger)。
ゼンパーオーパー横。
ドレスデンのバロック様式の宮殿で、
現在は、アルテ・マイスター絵画館としても利用されています。

この時計はマイスター製とのことですが、
いい感じだよねぇ。
アルテ・マイスター絵画館(Gemäldegalerie Alte Meister)。
17世紀のルネサンス期、バロック期のイタリア絵画、オランダ絵画、フランドル絵画が主要なコレクション。

外見もステキだけど、きっと所蔵品も好みなはず。
時間なくてみれなかったので、これも次回までお預けリストに追記。
ギャラリーの南側はツヴィンガー宮殿の中庭に面していて、
北側は同じくゼンパーが設計した歌劇場ゼンパー・オーパーに隣接している。

残念ながら、
一部工事中でした。
門から奥をのぞくと、ゼンパーオーパー前の
馬に乗った王の銅像が見えます。
なんかいいよねぇ。
この質実剛健な感じ。
街も街の名前も建物もトータル的に好みです。
ドレスデン。
今回の旅のメインイベント!
となるはずだった、ゼンパーオーパーでのオペラ鑑賞。
世界最古といわれる管弦楽団とともに歌われるオペラを楽しむべく、
出発前の契約時に、旅行社と、
ドレスデンでの自由行動について交渉を試みたのですが、
ダメでした。
ま、しょうがないね。
オペラは次回のお楽しみ!
、というわけで。
ゼンパー・オーパー(Semper Oper)。
東ドイツ時代は国立歌劇場。
現在はザクセン州立歌劇場。
設計は、
新古典主義の建築家ゴットフリート・ゼンパー(1803年 - 1879年)。
設計者が劇場の名前の由来だったたのですね。
1843年から1849年までは、ワーグナーが音楽監督を務め、
『タンホイザー』や『さまよえるオランダ人』などをここで初演したんだって。
すごい歴史だ。
戦火に合い、1945年には瓦礫の山となってしまったらしいけど、
1985年、完全復興。
あえて古い感じをかもし出しての復活。
現在の指揮者は、ファビオ・ルイージ。
↓は12月のスケジュール。
毎日オペラを上演しているわけではないみたいですね。
ボエームか。

見たい。
この空気感の中で。
いつか。
できれば、ワーグナー。
旅ってものは、
次回の楽しみを残しておかないとね。
でも、できれば見たかったけどね(未練たっぷり)。
ドレスデン(Dresden)。
ドイツ連邦共和国ザクセン州の州都。
名前の響きもいいね。
人口約51万人のドイツ中都市。
旧東ドイツの、エルベ(Elbe)川沿いの街で、
チェコ共和国との国境から30キロ。
陶磁器の町として有名なマイセンまでも約25キロ。

世界遺産級の絶景。
というか世界遺産として認定されていたらしい。
この近代的な橋ができるまでは。

とはいえ、
川沿いにはこんなステキな散歩スペースもあって、
高い文化の香りを感じます。
旅も3日目に突入。
7時半とは思えない朝の暗さ。
外は4℃。
日本よりちょっと寒い。
ここを右に曲がってちょっと行けばチェコなんだよなぁ。
島国に生まれた自分としては、
地続きのすぐそこに、
違う文化と言語を持つ外国が広がる感覚に
なかなかなじめない。
今日は、ドレスデンの市内観光です。
かなりエコノミカルなホテルでした。

帰って寝るだけだから、それでいいのです。
が、
朝食のレベルは高かった!

ハムの種類も豊富で、クリスマスデザートも準備されてたし、
何よりかにより、
このチーズの種類を見て!

種類だけじゃなくて、
思わずチーズ好きだった昔の血が騒いじゃって、
少しずつ実は全部!コーヒーを友にいただいたのですが、
どれも、ナチュラルでマジホントにおいしかった!
このドレスデンの小さなホテルでここまでとは!
ヨーロッパというか、ドイツのチーズのスタンダードはかなり高いのだ!
きっと!
マジ感動した!
夕食はドレスデンで。
クリスマスムード。

いいね。
サラダの後はソーセージ!
ビールは、黒、ハーフ、ピルスナーを飲み合いっこ。
うーん、3種3様、どれもおいしい!
(ちなみに値段は、大:3.3ユーロ、中:2.3ユーロ、安過ぎ!)
ザ・オーセンティックドイツ料理ですよね。
ソーセージに、ザワークラウトとポテトの付け合せ。
期待通りに、おいしかったです!
ビールによく合うしね!
今日ばかりは、デザート横目に
ビールを飲みつくしました(笑)。

やっぱ、ドイツはビールの国だ!
と、きっぱり断定。
ポツダムのツェツィーリエンホーフ宮殿(Schloss Cecilienhof)。
深い森と、

ユングフェルン湖(Jungfernsee)という湖に囲まれた、
公園の中にある。
1917年、ホーエンツォレルン家最後の王子、ヴィルヘルムが家族と住んでいた宮殿。

イギリスの別荘スタイルの建築様式が特徴的。
煙突も印象的。

現在、その半分以上の部屋がホテルとして利用されている。


いくらだったか忘れたけど、
お金を払えば宮殿内の写真も撮影可となる。
これがその許可証のようなもので、腕に巻きつけておきます。

さてと、
せっかくなので、撮った限りの写真を公開します。

宮殿ですから、各種用途によって部屋が用意されています。
これは、音楽の間。
壁にはバイオリンのレリーフ。

書斎。

ダイニング等々。


この宮殿は、ポツダム会談が開かれた場所でもる。
1945年7月17日〜8月2日、
米国(トルーマン)、イギリス(チャーチル)、ソ連(スターリン)の3カ国の首脳が集まり、
第二次世界大戦の戦後処理と日本の終戦について話し合われた。
つまり、
大日本帝国(日本)に対し、第二次世界大戦における「無条件降伏」等を求めたポツダム宣言が発せられた。

そして、この部屋が上の写真に写っている、
実際に会談が行われた部屋。
この美しい森や湖を背景に、ここに終結した権力者の命で、
原子爆弾のスイッチが押されたのだと思うと、
日本人として複雑な感情になる。
ガイドさんも、普段以上に淡々と、
あくまでも事実をクールに説明する。
ナチスドイツを生んだ国家の末裔の1人として。
1990年、この宮殿の建物および庭園も、
「ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群」の1つとして世界遺産に登録されている。
ベルリン近郊のドイツ料理レストラン。
お店の内装はこんな感じ。
ル・シックです。

クロスもクリスマス仕様。
そして、ちょっとしょっぱいコンソメスープ。
やっぱりジャガイモ。
そしてミートボール。
ソーセージじゃないのかって?
ソーセージは、焦らず夜まで待ちましょう。

えーっと、
もはや、黒ビールの印象しか残っていません。
冷やし過ぎてない素材の味が強調された黒ビール。
コクがあって、おいしかったぁ〜




























