ざっきばやしはなあるき  

雑記林花或木 Since 2005-01-01 
美術とか映画とかなんとなくぶろぐ 

マイベストアート2010

2010-12-28 20:36:27 | 美術全般
 2010年に見た美術展のベストテンを今年もやってみよ~(^o^;)
全94本。ハシゴしたりちょいと覗いた画廊・ギャラリーなどは列記困難なので含めてない。ちょっと抑えたかと思ったら昨年より多かった。来年は確実に減るぞ。

 1 :「瀬戸内国際芸術祭2010」
   → 風光明媚な山と海で心洗われ、直島銭湯で脳溶ける。

 2 :「あいちトリエンナーレ2010」
   → まだまだ猛暑、9月の名古屋市街をうろうろと散歩。

 3 :「東武ワールドスクエア」
   → 建築ツアーで小さいおじさんの棲みかを見学。

 4 :「北原照久の超驚愕現代アート展」@森アーツセンターギャラリー
   → マニアックでノスタルジックな作品がいっぱい。

 5 :「伊藤若冲 - アナザーワールド -」@千葉市美術館
   → カラフルな《樹花鳥獣図屏風》おちゃめな《果蔬涅槃図》。

 6 :「田中一村 新たなる全貌」@千葉市美術館
   → 丁寧な画風はけっこう好み。

 7 :「奈良の古寺と仏像 ~會津八一のうたにのせて~」@三井記念美術館
   → 《東大寺のアフロ阿弥陀》が強烈インパクト。

 8 :「東大寺大仏-天平の至宝-」@東京国立博物館
   → 《五劫院のアフロ阿弥陀》でかい《誕生釈迦仏》でかい《八角燈籠》でかい。

 9 :「ブリューゲル版画の世界」@Bunkamura ザ・ミュージアム
   → 足の生えたゆで卵がスプーンを差してやってくる。脳にヤバい。

10 :「日常 場違い」@神奈川県民ホールギャラリー
   → 久保田 弘成《Berlin Hitoritabi》でトラバントが大回転。

 以下順不同。

「モネとジヴェルニーの画家たち」@Bunkamuraザ・ミュージアム
   → モネが少ないモネ展。

「美しき挑発 レンピッカ展」@Bunkamura ザ・ミュージアム
   → 本能に生きた伝説の美人画家。

「没後400年 特別展 長谷川等伯」@東京国立博物館
   → 高さ10m、幅6mの絹の巨大な《仏涅槃図》@本法寺。

「細川家の至宝 永青文庫コレクション」@東京国立博物館
   → 細川護煕元総理の御先祖様代々の宝物を展示。

「国宝 土偶展」@東京国立博物館
   → 上野でちょっとどぐって新春土偶ショー。

「東京アートミーティング トランスフォーメーション」@東京都現代美術館  
   → スプツニ子《寿司ボーグ☆ユカリ》。

「借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展」@東京都現代美術館
   → いっつぁスモールワールド。

「こどものにわ」@東京都現代美術館
   → 大人にはちょっと物足りない。

「サイバーアーツジャパン - アルスエレクトロニカの30年」 @東京都現代美術館
   → 明和電機からポストペットまで。

「MOTアニュアル2010:装飾」@東京都現代美術館
   → 山本基《迷宮》は、10m×17mの広い空間に盛り塩で模様を描く。

「MOT × Bloomberg [大西麻貴+百田有希]」@東京都現代美術館
   → 室外のメディアコートに鍾乳洞のようなあずまやが。

「レベッカ・ホルン展」@東京都現代美術館
   → あやしい動きをするへんちくりんな立体がおもろい。

「ゴッホ展 没後120年」@国立新美術館
   → 実写版《アルルの寝室》。

「オルセー美術館展2010 ポスト印象派」@国立新美術館
   → ボナール 《白い猫》 は散歩するジャミラネコ。

「アーティスト・ファイル2010」@国立新美術館
   → 石田尚志の映像、桑久保徹の油彩、福田尚代の文庫本。

「第13回文化庁メディア芸術祭」@国立新美術館
   → アニメ、マンガ、アート、エンタメコーナーでいろんな作品を展示。

「ルノワール - 伝統と革新」@国立新美術館
   → 《団扇を持つ若い女》は大きな団扇を持ってカメラ目線の派手な女。

「トリック・アートの世界展」@損保ジャパン東郷青児美術館
   → 見間違い、思い込みによる錯覚で、二度見しそうな作品を展示。

「モーリス・ユトリロ展」@損保ジャパン東郷青児美術館
   → 約90点の作品がすべて日本初公開作品。

「カポディモンテ美術館展」@国立西洋美術館
   → ナポリの丘の上に建つへんてこな名前の美術館の収蔵品80点。

「フランク・ブラングィン展」@国立西洋美術館
   → 松方コレクション誕生に深く関わった作家。

「イタリアの印象派 マッキアイオーリ展」@東京都庭園美術館
   → けっこう普通で印象が薄れている。

「ロトチェンコ+ステパーノワ ロシア構成主義のまなざし」@東京都庭園美術館
   → 夫婦であぶぁんぎゃるどするど。

「国宝燕子花図屏風 琳派コレクション」@根津美術館
   → 4年ぶりにかきつばた。

「絵のなかに生きる 中・近世の風俗表現」@根津美術館
   → 洛中洛外図あるある → 絵の中に現代人や電車を探してしまいがち。

「幕末・明治の超絶技巧 清水三年坂美術館コレクションを中心に」@泉屋博古館分館
   → 正阿弥勝義《群鶏図香炉》。

「近代日本画に見る東西画壇」@泉屋博古館分館
   → 東西絵描き合戦。

「特別展 日本画と洋画のはざまで」@山種美術館
   → 広尾に移転して約1年。

「大観と栖鳳 - 東西の日本画 -」@山種美術館
   → 上目遣いに毛づくろいをする栖鳳《班猫》が2年ぶりに登場。

「印象派はお好きですか」@ブリジストン美術館
   → う~ん、そうですね、絵によりますけど。

「歌麿・写楽の仕掛け人 その名は蔦屋重三郎」@サントリー美術館
   → 歌麿の肉筆画《女達磨図》。

「ザ・コレクション・ヴィンタートゥール」@世田谷美術館
   → 美術館の改修工事に伴う巡回のため、日本初公開90点を出品。。

「浮世絵動物園」@浮世絵太田記念美術館
   → 《家内安全ヲ守十二支之図》の12種類のmixアニマルに大笑い。

「いざ討ち入り!浮世絵忠臣蔵」@浮世絵太田記念美術館
   → がまでほんひゃうきんぐら←カエルかよ。

「浮世絵☆忠臣蔵」@神奈川県立歴史博物館
   → 高名美人見たて忠臣蔵、とうせい女忠臣蔵←女かよ。

「特別展 天狗推参!」@神奈川県立歴史博物館
   → 天狗がらみのあれこれを展示。

「没後25年 鴨居玲 終わらない旅」@そごう美術館
   → 病的な画風に寝込みそうだった。

「ルートヴィヒ美術館所蔵 ピカソと20世紀美術の巨匠たち」@そごう美術館
   → 月にむかってバッタが歌う。

「ドガ展」@横浜美術館
   → 21年ぶりのドガ回顧展に「エトワール」。

「ポーラ美術館コレクション展」@横浜美術館
   → 印象派からエコール・ド・パリの作家25人、74点を展示。

「ポンペイ展 世界遺産 古代ローマ文明の奇跡」@横浜美術館
   → 《高温浴室》を立体で再現。

「特別展 仏像のみかた」@神奈川県立金沢文庫
   → 称名寺金堂の弥勒菩薩立像のレプリカがド~ン。

「古賀春江の全貌」@神奈川県立近代美術館 葉山
   → 海辺の静かな美術館に初めて行ってみた。

「挿絵本の世界 きれい、カワイイ、怖い」@町田市立国際版画美術館
   → デューラー、ミュシャ、マネ、ルドンなどの版画を入れた書物。

「こんな人、あんな人 欧米版画にみる人物表現」展@町田市立版画美術館
   → レンブラント、ルオー、シーレ、ヘンリー・ムアなどの版画作品。

「救いのほとけ -観音と地蔵の美術-」@町田市立国際版画美術館
   → 《よみうりランド観音》と《法華経普門品》。

「束芋 『ててて』」@ギャラリー小柳
   → 『惡人』の文庫版絵本を手に入れた。

「アントワープ王立美術館展」@東京オペラシティアートギャラリー
   → 39作家、70作品のうち63作品が日本初公開。

「"これも自分と認めざるをえない"展」@21_21 DESIGN SIGHT
   → 『ピタゴラスイッチ』の佐藤雅彦ディレクション。

「前衛下着道 鴨居羊子とその時代」@川崎市岡本太郎美術館
   → 「下谷万年町物語 舞台の長屋部分のセット」がのすたるじっく。

「横山裕一 ネオ漫画の全記録」@川崎市市民ミュージアム
   → ストーリーは摩訶不思議、出てくる人物は奇妙奇天烈。

「アルフォンス・ミュシャ展」@三鷹市美術ギャラリー
   → 《黄道12宮》と《ヒヤシンス姫》。

「北村西望の彫刻園」@井の頭自然文化園
   → 高さ9m69cmの平和祈念像の原寸大石膏原型がド~~~ン。

「GINZA 画廊の夜会 2010」
   → 彩鳳堂画廊の『池田舞子 -猫だらけ-』にハマった。

「佐伯祐三展 - 下落合の風景 -」@新宿区立新宿歴史博物館
   → 新宿区立佐伯祐三アトリエ記念館もハシゴ。

「エミール・ガレの生きた時代」@目黒区美術館
   → あるぬぼは毒キノコ。

「ビュフェ + 藤田嗣治 東京・ニューヨーク・パリ」@目黒区美術館
   → ギャルリーためながの《赤い鳥》は巨大で迫力満点。

「VOCA展2010 -新しい平面の作家たち-」@上野の森美術館
   → 照屋勇賢「ひいおばあさんはUSA」も同時開催。

「六本木クロッシング2010」@森美術館
   → 照屋勇賢、紙袋のなかに樹木が出現する《告知-森》がすばらしい。

「ネイチャー・センス展」@森美術館
   → 吉岡徳仁、篠田太郎、栗林 隆のでかい3人展。

「ボストン美術館展」@森アーツセンターギャラリー
   → 所蔵品80点。モネが10点ほど「モネ部屋」状態。

「美ナビ展」@森アーツセンターギャラリー
   → 芸術系学生と企業を結ぶ就活アート展。

「G-Tokyo 2010」@森アーツセンターギャラリー
   → 15のギャラリーが売出し中の現代アート作家の作品を展覧。

「マネとモダン・パリ」@三菱一号館美術館
   → 「死体の絵」&「自殺の絵」。

「カンディンスキーと青騎士展」@三菱一号館美術館
   → レンバッハハウス美術館の「青騎士」コレクション。

「アートフェア東京2010」@東京国際フォーラム
   → いろんなギャラリー大集合。

「六本木アートナイト2010」
   → 椿昇の《ビフォア・フラワー》13メートルがヒルズアリーナに。

「旅する流れ仏展」@ギャラリー旬
   → 四方を仏像に囲まれちゃってるホッとする空間。

「山本冬彦コレクション展」@佐藤美術館
   → 「週末はギャラリーめぐり」を出版したサラリーマンコレクター。

「新春浮世絵名品展」@礫川浮世絵美術館
   → ビルの5階の小さな美術館に浮世絵コレクション2000点収蔵。

「前原冬樹 "いろはにほへどちりぬるを"」@YOKOI FINE ART
   → 空き缶やら柿やら何やらを本物そっくりに木彫り。

「ドラえもんの科学みらい展」@日本科学未来館
   → ちょっとかなり子供向け。

「ACT ART COM アート&デザインフェア」@The Artcomplex Center of Tokyo
   → 学園祭みたいな雰囲気。

「ボルゲーゼ美術館展」@東京都美術館
   → 2年間の改修工事前最後の展覧会。所蔵作品が約50点。

「ピュアランドを求めて~ 欣求浄土」@大倉集古館
   → 仏の居る処、そこがゴングジョード島。

「友永詔三 木彫の乙女たち」@ニューオータニ美術館
   → 跳ねるような流麗な木彫りがいっぱい。

「濱田庄司とその系列 その一」@石洞美術館
   → らせん状スロープで上れる。ガンダーラ仏像、青銅器なども収蔵。

「タブロオ・マシン [図画機械] 中村宏の絵画と模型」@練馬区立美術館
   → 一つ目女学生でお馴染みの変な。

「与勇輝展(AtaeYuki)」@松屋銀座
   → 布人形の緻密なオールディーズが目を奪う。

「小畠鼎子展 青龍社とともに歩んだ女性画家」@武蔵野市立吉祥寺美術館
   → 吉祥寺に住んだ(こばたけていこ)の日本画作品。

「トレンツ・リャド原画展@ミュゼオ御殿場
   → 好きな画家の展覧会がたまたま通りすがりにやっていた。

「本堀雄二 - 紙の断層 透過する仏 -」展@INAX ギャラリー 2
   → ダンボール仏像の神々しさに脱帽。

「正倉院展」@奈良国立博物館
   → 《螺鈿紫檀五絃琵琶》に大行列。仏像館も見ごたえ満点。

「Sept Mers Art Exhibition」@元麻布ギャラリー
   → 70坪に50人集まって大忘年会で盛り上がる。
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マイベストシネマ2010

2010-12-28 19:53:31 | 映画全般
 2010年、わざわざ劇場へ足を運んで見た映画のベストテンを今年もやってみよ~(^o^)
全24本のうち邦画9本だった。今年は昨年よりさらに4本少ない。

 1 :ラブリーボーン / 不幸にも14才で殺されてしまった少女のなんとなく切ない物語。
 2 :インセプション / 夢に入って潜在意識からアイデアを盗み出す夢見心地SF。
 3 :ソルト / アンジェリーナ・ジョリーのワンマンショー的な大活劇。ロシアの陰謀だ!
 4 :ナイト&デイ / 小ボケ満載のオーソドックスなアクション&ラブコメディ。
 5 :アウトレイジ / 「全員悪人」な北野作品。みんなワルすぎて笑ってしまう。
 6 :ゴールデンスランバー / ハメられて首相暗殺犯にされて逃げまわる男の悲劇。
 7 :フラワーズ / 6人の有名美人女優が夢の共演。
 8 :十三人の刺客 / 極悪非道な吾朗ちゃんを暗殺する50分に及ぶ壮絶な死闘。
 9 :月に囚われた男 / 月の裏側勤務、このミッションは何かおかしい。正統派SF。
10 :SPACE BATTLESHIP ヤマト / まあ普通によかった。青少年波動法適用済。

 以下順不同。

時をかける少女 / 仲 里依紗の時をかける姿がなかなかいい筒井原作作品。
七瀬ふたたび / テレパス火田七瀬の悲しみを描いた筒井原作作品。
トロン:レガシー / 3Dはいまいちだけど、なんか懐かしい雰囲気。。
ノルウェイの森 / 村上春樹の名作ラブストーリーは突然に。
エクスペンダブルズ / スタローン監督、大物スターが派手に大暴れ大会。
バイオハザード IV アフターライフ / じょぶぉびっちな感染ゾンビ映画。
悪人 / 深津絵里がモントリオール映画祭の最優秀女優賞を受賞。
借りぐらしのアリエッティ / 小さいお子さんとどろぼう家族のジブリメルヘン。
踊る大捜査線 THE MOVIE3 / 事件はやっぱりお台場で起きてるんだなぁ。
運命のボタン / 押せば100万ドルが手に入り誰かが死ぬキワモノムービー。
アリス・イン・ワンダーランド / こどもじゃないのに見ちゃったよぉってゆう3D。
第9地区 / 人間の薄汚なさを描いた、インパクトのあるSF映画。
Dr.パルナサスの鏡 / 変なクスリやってそうな摩訶不思議なイマジネーションの世界。
サロゲート / 髪の毛フサフサのブルース・ウィリスが登場する近未来SF。
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豊門会館

2010-12-23 20:44:29 | Weblog
 「豊門会館」は実家からクルマで15分くらいの所にあるが、月曜日に知り合いに教えてもらうまで、そんなもんの存在自体知らなかった。「博士の愛した数式」、「メトロに乗って」、「パビリオン山椒魚」、「下弦の月~ラスト・クォーター~」、「ホールドアップタウン」などの映画のロケ地にもなったりしているという。「博士の愛した数式」や「メトロに乗って」は見たけれど、もとより知らない場所なので、ぴんともうんともすんとも来なかった。それでネットで調べたら今日が一般公開日で、ガイドツアーやコンサートを無料でやるということなので、ちょうどいいタイミングなのでさっそく行ってきた。

 豊門会館は風前のともしびだった富士紡績を立て直した和田豊治社長の邸宅で明治42年頃に東京向島に建てられ、大正14年に静岡県駿東郡御山町に移築されたもの。2階建てで日当たりのよい縁側からは小山町の街並みが一望できる。昔は眼下一帯がほとんど富士坊の工場だったという。

 


 西洋館は「旧豊門青年学校」として大正14年頃に建てられた洋風建築で、アールデコのデザインが各所にみられる。2階建てだが、正面の塔屋部分だけ3階建てになっている。六畳~十畳くらいの小部屋がいくつもあり、1階中央に広い食堂部屋がある。 学校の後は富士坊の寮として使用された。

 

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『トロン:レガシー』

2010-12-22 22:08:06 | 映画[た]
『トロン:レガシー』

 1982年に公開されたトロンの続編になっているが、リメイクとか言っちゃってもいいくらいの雰囲気。前作トロンを見てないとわからないとかいう話でもない。あんまり気が乗らなければどっちも見なくても問題ない。

 前作は、コンピュータの世界を描いたCGいっぱいの新しい時代の映画ということで話題になった。とはいえ今それを見れば、コマンドラインでポリゴンを動かす程度の、ちょっと時代を感じさせるものである。ブロック崩しゲームやインベーダーゲームの金がかかっているものって感じ。それでもその頃は目新しさもあったので充分楽しめるものだった。

 最新作は進化を遂げた今風の見栄えのするCGになっているが、他のCG作品と比べて特に優れているというふうでもない。チラシには『アバター』を超える未来の3D映画誕生!なんて書いてあるが、『アバター』は超えてないし、未来の3Dとも思えない。逆に最近の3D映像に慣れてしまうと、この映画の3Dはかなり寂しいし、多くのシーンが2Dで作られている。コンピュータの中のプログラムが人間の姿をして対決するという斬新な切り口、ストーリーは面白いし、CGもきれいだが、3Dにするのにうってつけの題材なのに、これでは3Dメガネ代を返せと言いたくなる鴨新米。信じるか信じないかはあなた次第です。
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『ノルウェイの森』

2010-12-15 22:00:04 | 映画[な]
『ノルウェイの森』

 村上春樹原作、トラン・アン・ユン監督、松山ケンイチ、菊地凛子主演。原作を読む前は、ビートルズが流れるノルウェイの話だと思っていたが、実際に読んでから何年経ったのか忘れてしまい、内容も忘れてしまった。そういう人には特に違和感なく見られるラブストーリー。青春の感情ほとばしる起伏に富んだ物語が、松山ケンイチの淡々とした物腰につられて、わりと平坦に進んで行く。まるで全てが思い出みたいで。
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『SPACE BATTLESHIP ヤマト』

2010-12-01 22:09:18 | 映画[さ]
『SPACE BATTLESHIP ヤマト』

 そういうわけで宇宙戦艦ヤマト実写版。監督は『ALWAYS 三丁目の夕日』を撮った山崎貴監督。あのすばらしいCGを思い出して安心して見ていたが、戦艦のシーンがちょっとアニメっぽく見えたくらいで、だいたいいい感じだった。イスカンダルが存在するとはNASAも認めていないが、地球はそんなことを言っている場合ではない。運命背負い今飛び立つのであった。キムタク主演。キムタク映画を見るのもひさしぶり。『2046』『武士の一分』以来。キムタクがあまりにもスマップであり、キムタクがあまりにもキムタクであるのがちょっと気にはなったが、キムタクのほかにもいろいろな役者が出演。黒木メイサとか、黒木メイサとか、黒木メイサとか・・・
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