さんは大腿部を骨折してから、車椅子で生活されています
先日、ヘルパーがお掃除で訪問している時のことです
さんは車椅子に座って、のぞきこむように外の景色を眺めていました。
ヘルパーは「どうかされましたか~?」とお聞きすると
「あのね~・・・毎日外をながめては小学校3年生の時のことを思い出すんです
外で絵を描いていて、雲ひとつない綺麗な空の色がわからなくて先生に『何色』
と聞くと『コバルト色だよ』と先生は答えてくれたんですそれはそれは
きれいな空でした。毎日、その日の空を思い出しては眺めてみるんです
でも・・・あのときのようなコバルト色の空はここに来てたった1度だけしかないん
ですまだ私が車椅子生活になる前にね・・・」と話してくれました
さぞかしきれいなコバルト色の空だったんですね~
最近は温暖化のせいもあってかお天気も長続きしませんね~
さんがみた思い出のコバルト色の空を私も見てみたいと思いました