ふくみみ＠分倍河原

18日から4日間の日程で、中国の胡錦濤総書記がアメリカを公式訪問した。バイデン副大統領が空港（実際にはアンドルーズ空軍基地）に出迎えるという最高のおもてなしで、中国もメンツを保つことが出来た模様。しかし、胡錦濤の表情は、滞在期間中、常に固く、喜んでいるような顔はほどんど見られなかった。というのも、アメリカはしたたかで、今回の厚遇とは裏腹に、北朝鮮問題では、中国が北朝鮮に圧力を掛けないと、北東アジアの軍事配備を見直すとか、人権問題では、ノーベル平和賞受賞の民主活動家、劉暁波氏の釈放など、中国が嫌がる内政干渉問題を突きつけたから。しかし、外交なんてそんなもの。自国の利益に成るのであれば、ある程度矛盾したことや、俗にいう汚い方法も、どんどん使うべきだが、義理人情で生きてきた日本人には、これが難しい。
それにしても、アメリカが厚遇するほど、中国の存在が大きくなっている。2010年のGDPでは日本は中国に抜かれ第3位に落ちることが確実となっている。この原因は中国の経済成長が素晴らしいということもあるが、日本のGDPは1995年ころから全く伸びていないというのが、本当の原因。野党やマスコミは、菅政権は経済対策とか全くやらないと叩いているが、自民党も十数年間やってこなかったということを忘れてはいけない。立場が変われば言うことも異なるのが政治家の筋。やはり、日本の政党はガラガラポンをするべき。

さて、本日は墓参りで府中方面へ。毎年寒いイメージが強い冬の墓参りだが、今年は何故か温かい（日本海側は大雪というのに）。これも異常気象の所為なのだろう。

墓参りをさっさと終えて、昼食のために向かったのが、この辺りでは懐かしい味と評判の中華そばふくみみ。

店の並びにあるコインパーキングに車を停めて店に向かった。


店には1145頃到着。



11時半開店だが、既に満席で、店内に7名、外に7名並んでいた。

今日は寒くないので、外で待っていても特に問題は無いが、風などを遮るものが何も無いので寒い日は厳しそう。

10分ほどで店内に入ることが出来た。

店の造りは、逆L字カウンタ11席のみ。店主と赤ん坊を背負った奥さんと思われる方と、中年の女性で切り盛りしていた。

入口右側に券売機が置いてある。


この店は中華そば一本で勝負しており、私好み。ということで中華そば(￥550)を購入した(今時550円でラーメンが食えるというのは有り難い)。

それから更に15分ほどで、やっとカウンタに座ることが出来た。

卓上には、ふりかけ、拉麺胡椒、それに辛味ご飯用と書かれたものが置いてあった。


5分ほどでラーメンが運ばれてきた。

スープ：動物系に魚介を加えたスープで、脂が浮いているがギトギト感は無く、あっさりと纏まっている。もう少しパンチがあれば、若い輩には良いのかも知れないが、ある程度の年齢にはこれ位が調度良い。

麺：自家製の細麺ストレート。柔らかそうにみえるが、これが中々コシがあって喉越しも良い。

具：叉焼、メンマ、岩海苔、刻み葱。叉焼は肩ロースで持ち上げるとボロボロとなるタイプ。味は薄味なれど、肉の旨味が十分伝わってきて旨い。メンマはどことなくごま油の味が香るもので、コリコリ感もあって、これまた旨い。岩海苔は、ONE-POINTって感じで、無くても良いがあっても邪魔にならない存在。


ということで、私の評価は


飽きのこないスープで、定期的に食べたくなるラーメンだと思う。

住所：東京都府中市美好町1-19-6
営業時間：11:30～14:30
定休日：日曜日/月曜日
駐車場：なし（店の並びにコインパーキングあり）


2011年の実績
10杯目/10軒目