シーサイド発

海外ドラマのあらすじをネタバレでレビュー!ゲーム・オブ・スローンズ、ウォーキングデッド、アメコミなど

吉村和敏講演会inフォトイメージングEXPO2009

2009年03月27日 19時44分34秒 | ブログ
東京ビッグサイトで行われた「フォトイメージングEXPO2009」に行って来た。
会場にはカメラメーカーや映像機器メーカーなど写真に関わるブースでいっぱい。
カメラに興味がある人にとっては、ブースを訪れるだけも楽しいと思う。


モーターショー並みにキャンペーンガールも沢山いて、撮影会などもやっているのでかなり盛り上がっていた。







今日のお目当ては、写真家・吉村和敏さんの講演会。

4月10日発売の写真集「PASTORAL」に先駆けて、時間帯別撮影テクニックを紹介してくれた。


まずはよくある質問から・・
デジタルとフィルムの割合は、5:5で、撮影シーンに合わせて使い分けているとか。
風景は主にフィルム。 動きのあるもの(電車や人など)はデジタルを使うそうです。

撮影方法はというと、絞り優先(A)、プログラムオート(P)だそうです。
それはかなり意外でした。

風景の場合、三脚を使用し、絞り優先でAF16~22。
とっさに人物を被写体にする時などプログラムオート(P)を使うそう。
PLフィルターはというと・・・ フィルムの時にたまに使うくらいで7,8割程度の強さにしているとか。

デジタルはプロテクターさえ付けないそうです。
「え、それってレンズが傷ついちゃうんじゃないの~?」 と思いましたが、やはり傷だらけになるそうです。
吉村さんの考えでは、なるべく余計なものは付けない方が被写体の良さが引き立つんだそうです。
デジタルは後で補正出来るので、必要ないのだそうです。



吉村和敏といったらやっぱり、ブルーモーメントでしょう。
ブルーモーメントとは、夜が明ける前や、日が暮れて暗くなる前のほんの数十秒ほど、空が青くなる瞬間。
この撮影方法は、三脚とリレーズを使用し、絞り優先でF値をF16くらいにします。そしてシャッタースピードを10秒、20秒、30秒、1分、2分、3分と開放します。
30秒以降はバルブ(B)にします。 (マニュアルモードに変更。F値は16)
するとだいたい1枚くらいは「これだ!」ってのが撮れるそうです(笑)

出版した写真集などを手に取りながら、色々と説明してくれました。
あっという間の1時間で、笑いもあって楽しかったし、撮影テクニックを教えてもらえたので、また撮影するのが楽しみになった。
吉村さん、トークが上手でビックリしました。 その上、イケメンですからねぇ。 会場には女性も多かった(笑

紀伊国屋さんのブースで先行発売の「PASTORAL」を買うことが出来ました。
30部のみだったのでラッキー
講演会場に戻り、吉村さんにサインをお願いしたら、快くサインしてくれました。

直筆サイン入り写真集。私の宝物です。


↓参考になったと思ったらクリックお願いします。


【吉村さんのブログはこちら】
写真家・吉村和敏のブログ

【吉村さんが出演したTV番組】
エプソンスペシャル 地球の歩き方~ネーロイフィヨルド編~
エプソンスペシャル 地球の歩き方~ポルトガル編~

PASTORAL
吉村 和敏
日本カメラ社

BLUE MOMENT
吉村 和敏
小学館

吉村和敏 PHOTO BOX プリンス・エドワード島 七つの物語 (講談社 ART BOX)
吉村 和敏
講談社




コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。