後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

生きる意欲の出どころ

2012年04月27日 | Weblog

メタセコイアの新緑だ
この樹は「生きている化石」と言われている
1939年に我が出身大学理学部教授の三木博士が
発見されたのだと1年生の生物の時間に学んだ

不思議おじさんの田舎の高島市マキノ町に
メタセコイア通りがある
韓国ドラマの冬のソナタの場面そっくりとの評判だ

メタセコイアを下から見上げた


勤め場の大学は竹山の頂上にある
昔はミカンや葡萄が栽培されていたらしい
1970年当時の写真には竹は殆ど無いので
この50年間に竹が小山を覆ったものらしい
繁殖力の強い竹はそのうち東北から北海道まで
生息地を延ばすかもしれない


大学内の敷地に菜の花を少し蒔いた
見事に花を付け鞘には身を孕んでいる
この地域の自治体の住民組織の皆さんに
2月の夜に集まっていただき菜の花プロジェクトのお話をした
4月22日(日)の総会で、2万人の市民が取り組むことになった
さてどのように展開しますことやら…


大学を取り囲む竹やぶから筍が出ている
「竹の子」と書くのはやはり間違いと言ってよいだろう
「筍」と書いてほしいものだ
そのような語彙に関してどうしても煩くなってしまう
うっとうしいおじさんではある

2年前まで岸和田高校の校長を務められたF先生と今日のお茶飲み話
「これほど勉強することが楽しいと思ったことは無い」とのとこ
先生は不思議おじさんの年齢に近いが
大阪教育大学の大学院で土曜日に学ばれている
大学教員やインターンシップでの現場では
さぞかし扱いに困っておられるだろう
なにせ大阪府教育委員会の元重鎮である

こういう人生に揉まれた方々は腰が低い
大学の教員の皆さまとは凡そ様相が異なる

今日初めてお会いした朝日新聞社西日本(福岡)前代表のK氏
どれほどの苦労をかいくぐってこられたかは知らないが
神経が細やかで優しい
つい先日には前朝日放送代表取締役のK氏にも知己を得た
いずれのみなさんも包容力が桁違いだ
不思議おじさんが企画する「単位の無い授業」の講師の面々だ

不思議おじさんも、少し思うところがあって
前回も書いたようにあることに挑戦することとした
その中身は内緒である 
理由は失敗があり得るから
可愛いもんでしょう! 
失敗を知られたくないんだから。
まだまだだよね。不思議おじさんも。

挑む気持ちが
生きる気力に繋がる
F先生に通じるものを感じた

陽明学

2012年04月25日 | Weblog
(このブログの写真はクリックすると書く出して見ることができます)

海棠桜もあっという間に散った
日本で最古木といわれている弘川寺の海棠桜は
少なくとも4月7日には咲いていなかった様子だ

目的を持つということは
ホモサピエンスには元気をもたらすものであるらしい
仕事はともかくとして、個人的な目標設定など
およそ無縁に生活を過ごしてきた

この2カ月ほどは目標を持って生きることにした
目標のその成果は公的に発表される
明らかになるのは8月後半だろうか
ハードルはかなり高い
それでも 毎日を生きていくための
ちょっとした刺激にはなるだろう

ところで、わが出生地の近江聖人
陽明学の中江藤樹をもう一度学びなおしたいと思っている
身に染みついている考え方を自覚することもあるが
子どものころから教わった卑屈とも思える身の沈め方に
世の中を生き抜く力が備わっているのかもしれないと思うようになった

5月19日は、お仕事で高槻市の今城塚古墳見学の手伝いに行く
現天皇の血筋につながる天皇とされているが
その出自も不思議おじさんの故郷である

そんなことはどうでもよい
やはり中江藤樹に学ぶ必要がありそうだ






軌跡

2012年04月24日 | Weblog

ナニワノイバラが咲き始めた
野生種に近い
するどい棘にどれほど傷を負ったか
繁殖力はきわめて旺盛である

ヨーロッパで花開いた薔薇文化は
実は 日本のノイバラが支えている
ノイバラは日本の原野に咲いているが
病気に強く繁殖力も強い
大半は白色の花を付けるが
稀にピンク色もある

もちろん不思議おじさんの庭には
ピンク色の樹を刺し木して増やしたが
繁殖力旺盛なので困っている

不思議おじさんが西で怒りまくっているかと思えば
東でクマ仙人さんが憤りの頂点にいる
http://samidare.jp/jo7uuc/
憤りの対象の方も知っているだけに複雑な心境である
クマ仙人さんの言い分に異議はない
その通りなんだと思う

阪神大震災の支援活動で思い知ったこと
それは遠くの血縁より近くの他人を大切にすること
遠くの人、遠くの国とけんかや戦争をすることはまず無い
問題は、近くの人、国と如何に折り合いをつけるかだ

そのために対話は欠かせない
だから不思議おじさんはハングル講座を創設した
http://nanunse.com/
「設立の経緯」にあるとおりだ

遠くの人と親しくするのはやさしい
近くの人と折り合いを付けるのは至難の業だ
不思議おじさんの隣家も勝手に飲食店を開店していて
しかも無断であるので大迷惑している
さてどう話を付けるかだ

クマ仙人さま
非がどちらにあるのかは了解!
ここからが本当の勝負

怒り 告発のメッセージは
残念なことに共感を呼ばない
お互いのブログを見れば明白な事実

解決の道は結果的にないかもしれない
それでも少しスタンスを変えないといけないのかもしれませんね

不思議おじさんは
私個人の力量の問題では無く
戦後民主主義が解決できずに抱え込んだ問題だと見ています

そんな世界に棲まずに
ひたすら新しい世界を求め続けさせてくれた
以前の職場に感謝するだけです
だけど今はもっとひどい現実に直面しています
到底、普通の社会人には理解が及ばないでしょう

やっぱり当事者が一つ一つ解決するしかないのです
地味であれ、困難であれ、直面している本人がやるしかありません
告発しても、怒りまくっても
それは醜い姿を白日の下に晒すだけです
多少の同情や共感があったとしても
それは屁のツッパリにもなりません

まぁ また一杯やりましょう

お付き合いもほどほどだ

2012年04月23日 | Weblog
阿保らしくやっていられない
馬鹿の極限だ
馬や鹿だって驚くだろう
こんな連中が世の中にのうのうと生きていて
しかも大学の教授だなんて
何かの間違いではないだろうかと
誰もが思うに違いない

こんな人を罵倒する言葉なんて
自分が発するとは自分でも信じられないが
これは自己擁護と全く関係の無い領域で
あの馬鹿どもを告発せずにはいられないからだ
しかしその方法は限られている
なぜなら、彼・彼女らは
手厚い戦後民主主義の恩恵の奥底に潜んでいるからだ

彼・彼女らを告発することできないのなら
どんな民主主義論者も敗北者だろう
小職が情けないだけでは無い
あなたたち(国民と称する皆)が負け犬なのだ

過激な言葉であろうが
それ以外に表現する術を知らない
藤田まことが生きているならば
耳から手ぇ突っ込んで
脳味噌搔き回したろか!
その言葉のリアリティを思い知るしかない


どうだんつづじ(満天星)が満開だ


ボタンツツジも花を付け始めた


ご報告が遅れたが
海棠さくらも見事な花で心を和ませてくれた


昨年にたくさんの実を付けた李も
今年も花は満開だ


さくらんぼの樹の下には
らっぱ水仙が可憐な花を咲かせている


もう10年以上前に植えたムスカリも
忘れず義理堅く咲いてくれた

阿保らしい人たちとのお付き合いも
ほどほどにしないと
残り少ない時間の無駄遣いになりかねない
本当にこんな人たちが存在できる世の中に
奇異の目を向けざるを得ない