懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

心ない言葉

2019-10-29 09:06:25 | Weblog
・萩生田文科相、「身の丈に合った」発言。
⇒ビンボー人と、田舎の人は、条件悪くても身の丈を考えろって事ね。本音よね。

・河野防衛相

こんなに千葉の被災のあれこれや、各地の被害が連日報じられているのに。

「私は雨男で、私が防衛相になってから、もう3度も台風が来てる」とか、言ったとか。
(どっかの会合で、らしい)

被災地で甚大な被害にあった市民が多くいて、死者も出ている状況で、

・・・・何でこんな、心ない言葉が口から出てくるのか?

その驚きを、何と表現していいか、分らない。
しょせんは対岸の火事、という事か。大臣。これには、びっくりした。
---

一方の、萩生田氏って、以前落選して失職した時、かけ学園に雇ってもらって、かけ学園からお金貰ってた人よね。
だから、かけ問題、追及できないわけよね。こんな人が、何で文科省の大臣???

身の丈をわきまえて、教育関係の文科大臣、身の丈に合わぬ役職は、お辞めになるのが宜しい。
この件で怒ってる受験生は、次の選挙で意思表示するといい。

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ダブル

2019-10-29 02:06:11 | Weblog
世間はトゥルソワ・ショック。私はトゥルソワ病。(確かに、彼女の様な女子選手は、今後出ないかもね。今、見とかないと損。)

そんな中のエキシビション。

・解説が佐野稔氏で、ちょっと興味深い所が。

トゥルソワの、白黒コントラスト衣装の演技で。なんか、スプリット・フリップだか、佐野氏の現役時代にやってた技術を、彼女が披露して。
(開脚して跳んで、一回転してその後、3回転トーループ、だったかな。違ってたらゴメン)
偶然だけど、解説が佐野氏で良かったっぽい。この人でないと、最近活躍した解説者だと、この技の名前、知らなかったりしたんじゃ?と思ったので。若いトゥルソワが、そういう昔のジャンプを行ったのも、興味深いことだった。

佐野稔解説も、また見たい気がした。


・羽生結弦とトゥルソワが、練習の時に一緒に4回転ジャンプを跳んでる映像が、ネットに出ていて(トゥルソワのインスタが出どころみたい)面白かった。

こういうの、エキシでやればいいのに、と思わなくもなかったが。(4回転じゃなくっても、3回転でも。二人一緒にとかあると、見る分には面白いけど、男女シングルの選手には、負担になるかな?)

ついでに言えば、以前、ザギトワと、ロシアの男子選手が、それぞれのプログラムで『カルメン』やってたことがあって、あの二人、あの衣装でエキシで出れば、割と簡単に、『カルメン』の男女のシーンが出来るのにな、って思ったり。

もっと前に、浅田真央、羽生結弦で、それぞれ『白鳥の湖』系の衣装でやってた演目があって、無茶ぶりだけど、あれで、二人で出れば、白鳥の湖の王子と姫になるんだけど、って思ったこともあったな。(これは、ちょっとハードル高くて無理そうだけど。真央さんは、年上の高橋大輔選手の方が、好きかもって思ったけど。プロポーションバランス的には、羽生選手の方があってるんだけどね。)

本当は、エキシも、アイスショーも、フィギュアとは違う系統の、プロの演出家が付いた方が面白くなる、と思ったことは何度もあって、少し前に、フェルナンデスが、スペインの舞踊団と組んで、そこの芸術監督に構成、演出考えてもらって、エキシか何かでやってたと思ったけど、あの演出家は、フィギュアスケートに対応で来てて、良かった。

・「パリの散歩道」。思わず、ジェフリー・バトルのこの振付、尊敬しそうになった。めちゃくちゃよく出来た振付。私的には、羽生選手の演目で、一番好きなものではないけれど。(もちろん、好きは好きだし、とても合ってるけど、もっと好きなのが色々あるので)

・その、羽生選手のFSの衣装! 去年の色違いかと思ったら、アップ画像の時見たら、違ってて、めっちゃくちゃ素敵で、あの紫の衣装、又アップになってる所でじっくり観察したい。縫製する人のセンスも、抜群で。

FSの曲は、やっぱりいいなと思った。選曲と、編曲は凄く大事だと改めて思う。

・羽生結弦は、トルソワと跳んだのも、彼女のジャンプから何かを学ぶため、らしい。
研究家。ついでに、体操系の教養ある、ネイサンによる、トルソワのジャンプ分析も、聞いてみたい。


・エキシじゃないけど、メドべージェワのSPの衣装チラ見して、バレエ「愛の伝説」の女王メフメネ・バヌーをやるのかと勘違いした。彼女は、そういう方が雰囲気あってると思うけど。

メドベの身体が重そうなのを見て、アメリカ大会のトゥクタミシェワって、凄いんだって思った。現役を続け、出来る体形を維持するのって、大人になってくると、あちらの人は難しいのかも?女性としては、まろやかな体系の方が、女らしくて大人の女性体形なのかもしれないが、跳んだり廻ったりするのには。トゥクタミシェワは、さりげなくやってるようだけど、見えない所で凄く精進したということなのかも、と。

・ついでに、イオンカップで、ロシアのアベリナ姉妹がワンツーだった。新聞で、ディナ・アベリナが、なぜか、ジーナと表記されていた。

散漫失敬。

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トゥルソワの祈り

2019-10-28 02:09:36 | Weblog
フィギュアスケートGPカナダ大会、女子シングルFS。

アレクサンドラ・トゥルソワの「ゲーム・オブ・スローンズ」。

前々から言われてたし、もう既に何割かの人は気づいてるようだけど、この人は、世界最強ジャンパー、というだけの選手ではない。

元々、芸術性や、表現力の類は、その片鱗を見せてはいた。もっと前から、エテリ組のお姉さんたち(メドベージェワとかザギトワとか)よりは、彼女とシェルバコワの方が、芸術大国ロシアの伝統たる、馥郁たる芸術の香りを感じさせる要素はあったと思っていたが。

今日は、それをより強く感じた。

なんていうのか、突き抜けたものを感じる。今までも、何度も手に汗握って見てきた選手だけど、今日は、より深い感銘を受けた。

4回転を複数種類織り込み、4本跳んで、最初のサルコーで高くきれいに回転しながらサクッと転倒したにもかかわらず、全く動じず、その後の超難度技をきれいにビシビシ決めていく様は、神の領域を思わせたが。

最初の祈りの表情、そして、立ち上がって、両腕を天に向けるかのように大きく広げた様。手、腕にも、表情がある。

ベストマッチングの透明感ある歌声に乗って、トゥルソワの駆使する超絶技巧の全てから、或いはその合間の動きや表情も含め、何か世俗離れした、天上的な祈りの世界を感じ続けていた。

写真で見た時は、ネペラメモリアルやジャパンオープンの時の濃いピンクのスカート系の衣装の方が良いように思ったが、試合になると、ブルーの衣装にグレーのタイツ系を合わせた衣装も、合っているように思った。

演技の前に、ヘアスタイルが、いつものお団子だけじゃなく、頭頂部の周りに、編み込みを入れているのが、とてもきれいで、そのせい、というわけでもないけれど、いつも、「可愛い」と思っていた彼女の顔を、今日は、試合中アップで映されると、初めて「美しい」と思った。

演技全体が、神への祈りの様な、異世界。
中段で、涙が出た。

あたかも、神に仕える巫女の奉納の舞のような、何かピュアな別世界。
無垢で、混じりけの無い、不思な時空だった。

驚異の身体能力から繰り出す、次から次への超難度技については、いつもクールな荒川静香解説よりも、目の前の4回転ジャンプらに思わず声を上げた、テレ朝の実況(三上氏だっけ?)の男性の表現の方が、今日は解説的な補い方もあり、よく試合の内容を伝えていたと思った。

日中に、天皇賞でアーモンドアイが勝って、皆、この馬、ほんとに強い!って思ったと思う。
アーモンドアイの圧巻のレースを見て、お腹いっぱいになったかと思ったのに、こんなにトゥルソワの描く世界観に感動できて、良かった。

さらに、もう、今日はトゥルソワ一色かと思ったのに、

その後の男子シングルの羽生結弦の演技を見て、感動して泣けたので、自分にほっとしてたりした。
あの、トゥルソワを観てしまうと、もう、何も見えないかと思った。

羽生は羽生で、トゥルソワはひとりで闘ってる感じだけど、羽生は、周りのファンと一体化した、独特の氷上ワールドで、ニューフェイスのトゥルソワとは全く異質な、栄光とキャリアを持つロングランの選手の、愛されるスターの感動だった。愛され続けることの、難しさ。それを実現している者だけが放つオーラ。

スポーツ紙か何かに、羽生のトゥルソワについてのコメントが出ていて、これこれ、これを見たかったのよね、と思った。
専門的な目のある人の意見。
「彼女らはジャンプにパワーを使っていない。」とかって言っていた。

今日のトゥルソワに、技術的な事で言うと、最初の4回転サルコーの転倒は、前回のジャパンオープンでもちょっとこの種類が今、安定して無くて意地で力技で踏みとどまって成功させていたので、これが今、成功率がむらがあるっぽい。
でも、予定を変えないし、転倒しても、織り込み済みのような表情で、さっさと次を成功させていた。

一番気になるのは、3Aを練習してるような事も言ってなかったかな?3Aなんか、なくてもいいのに。4回転ルッツまでできてるのに。ただでさえ、誰もやってないような、複数種類の4回転を次々に跳ぶプログラムとか、身体に負担のかかりそうな驚異的な技術を駆使してくるので、4回転より難度を落とした3Aなんか、今更練習して、負担がかかりすぎたりしないのかしら?とか、大きなお世話な事を考えてしまった。

本日もまた、観る僥倖。







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【祝・優勝】スケートカナダ大会、羽生&トゥルソワ!

2019-10-27 15:22:52 | Weblog
土曜日:羽生&トゥルソワが、ダブルで見られて超、嬉しい。

日曜日、優勝の速報。
勝つって、何度勝ってもいいもんですね。羽生結弦さん、優勝おめでとう!これからも、観覧席のファンを引き連れて、わーきゃー言われながら勝ってください。

小さくて凄いトゥルソワさん、試合映像、一回、一回を大切に観てます。衝撃のGPシニアデビュー優勝、おめでとう!

(勝って当然の実力とは言っても、小心者の私には、二人が無事に実力を発揮して勝てたのが、素直にうれしい。)
(自分は、現地で見てるわけじゃないし、夜のTV放送で、演技はこれから見ますが。)

SPの時、いつも現地まで行って観覧席で応援してる激熱ファンの方々にも、感謝の念がある事を改めて自覚した。
こういう応援があるから、海外に居ても、いつも羽生結弦選手がマスコミで良く扱われたりとか、たぶん、あると思うので。
試合は自分との戦いでも、何となくやりやすくしてくれる環境の整い方、というのはあるはずなので、せいぜいTVでリアルタイムで見る位しかしてない自分としては、羽生結弦選手を愛し、熱く応援してくれてるファンの方々に、ある意味助けられて、こういう喜びを享受してるって思う。

そんなで、今日もプーさんの雨。

一方のトゥルソワ。SPでノーミスだったり、シニアデビューの新人どころか、試合で見せた集中力、精神力は、堂々女王の貫録だった。なのに、TV朝日の放送って・・・。あまりにも紀平中心で、何か、勘違いしてませんか?!って言いたくなる。
こんなに女子シングル6分間練習で、一人の選手ばっかり映すのは、自分は初めて見たし、呆れて、チャンネル変えてTBSとかの寿司の話とか見てた。そうすると、他の選手も見なくなるから。

6分間練習は、それぞれの選手をちゃんと映して、紀平ばかり、ってのは、絶対やめてほしい。

五輪金2回の羽生と、世界選手権以上の格上大会では全く勝ててない紀平を、並列で宣伝するやり方にも、閉口した。

【異ジャンルでは・・・】突然ですが、今日は競馬の天皇賞なんですね。
私らは、女の子の馬、アーモンドアイに勝ってほしいんですが。そうはいっても、勝負のあや。レースは、何が起こるか分らない。
でも、サートゥルナーリアら牡馬に混じって参加して、堂々の1番人気のアーモンドアイは、魅力的。

それに比べて、フィギュアスケート界の現状って・・・・。

どっからどう見ても、今回GPカナダ大会優勝のトゥルソワ、そして、前回のアメリカ大会の4回転ルッツ2本成功の女子シングル優勝者、シェルバコワ二人だけは、比較対象って、女子じゃなくて、男子のトップ3位だと思う。

(まして、トゥルソワと紀平を比較するなんて、愚の骨頂にしか、見えん。バカかと思った。
どうでもいいけど、紀平と比較できやすかったのは、今回3位の韓国の選手とかだと思う。)

この二人の、FSはいいんだけど、SPのルール。何で彼女たちが4回転跳んじゃ、いけないの?!

このルール、なんか、ズルくない?

トルソワ、シェルバコワは、SPでも4回転跳べてれば、彼女たちの点数を、男子のネイサン、羽生と比較できるけど。
(つまり、SPでも女子が4回転跳べるルールなら、雑に言えば、男子最高点の選手(ネイサンとか羽生とか)と、現在の女子最高点(トゥルソワ)と比べたりすれば、今の男子・女子で、どの位開きがあるものなのか、分るわけだけど、肝心のSPに、こんな論外にして不当なハンデがあるんじゃ、そういう比較すらできない。

SPで、羽生が堂々4回転を2本入れる構成で(今回、サルコーとトゥループ)、それなら、トゥルソワだってSPで4回転ルッツとか複数種類4回転、入れられるわけだから。

女子のルールで、トゥルソワは、それができずに、3ルッツ-3ループをビックリするほど上手く決めて、表現の工夫も含めて、破綻もなく勘所を良く抑えた上出来なプログラムをやったわりには、SPは3位。こういうの現状見ていると、ちょっとこのルール、酷い、現状にあってないねって、アメリカ大会の時と同様に、自分は思った。

そこが、ちょっと、あれあれ?な試合だったけど。
そんなこんなで、スケカナ、実力者の順当な優勝を喜ぶ次第です。本田真凛さんのSPの衣装が、相変わらずプロっぽい洗練されたセンスの衣装でじっくり見てしまった。

(スケートの試合の内容の感想みたいなのは、もしもかけたら後日。読んでくれた方、こんな、試合内容への感想のない文で、すみません。)

さて、強くて可愛いトゥルソワは勝った。強くて可愛い、アーモンドアイの運命(天皇賞)や、いかに?

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雨のち、晴れ

2019-10-23 00:56:01 | Weblog
天皇の催事に詳しくない自分なれど。
22日、即位の儀式、大雨予想で、これならパレード延期して良かった、って思った。

ところが。
それが、予定の13時に、さぁ~っと雲間から陽が差して。
おおお、すっご~い、と思った。こういうことも、あるんですねぇ~。

今上天皇の徳性を汲んで、天がその行く道を明るく照らし出した様で。
(多分、あれって偶然じゃなくて、天皇家は神事にも関係あるし、何か、現代科学でまだ解明されてないメカニズムがあるのだろうと、自分的には思った。)

(自分は、天皇の政治利用とか、或いは現世利益にまみれた今の既存宗教団体には、全く関心ない人間なので、そういった者にはすべて与しない。一方、自分は、身体に「気」を感じる事はあるので、何か、今の科学で解明されてないものがあるのだろうとは思ってる。神社行くと,気を感じるし。)

現天皇は、かつての結婚のプロポーズの言葉、「僕が守ります」の件以来、自分は、好感があるので。

今日の宣言の、なまなかならぬ言葉の選び方から垣間見える知性、バランス感覚や(世界の平和を祈念したこととか)、また、その前も、被災に配慮してパレードを延期のご意向とか報じられた、その徳性には、改めて感じ入った。

この方が天皇で良かった、と、他の人も言っていた。

(こういう徳の高い方が天皇位にある、という事も、もしかしたら、今回が最後かもしれないけれど。それはそれで、時代の趨勢。きっと、明日は明日の風が吹く。
なるようになるのだろう。)

一方、即位時の恩赦には批判があるとか、制度に与しない日本共産党首脳が出席しないとか、多様性の時代を反映して、異なる意見も示された。

私的には、その件に別に異論があるでもなくて。

ただ、現天皇のような方が、つつがなくその大任を果たされるよう、ごく私的な感情で願いつつ、雲間から差す陽光を、感慨深く見た。

ミーハー的には、雅子皇后のお召し物、昼の白の十二単と、夜のドレスが綺麗だなと思った。
夜のドレスはちょっとしか映らなくて、襟元の薔薇とか、凝ったデザインで、もっと見たかった。報道で、もっと映してくれればよかった。

元、超キャリアウーマンの方なので、公務でその力量を発揮されたらいいなと思った。

ありがちな意見ですが。今日はこの辺で。

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ルール改正があれば・・・・

2019-10-21 01:14:30 | Weblog
フィギュアスケートGP、アメリカ大会で、見事優勝した、可憐なアンナ・シェルバコワ選手。

SPの時から、その非凡で魅惑的なスケートには、陶然とさせられた、


けれど。

シェルバコワと、トゥルソワについては、ジャンプだけの選手ではないけど。

ただ、実施したジャンプ技術なら、今季、男子を凌ぐ技術を披露してるんじゃ??
と、素人目に思うので。

今回、シェルバコワ選手のSPについて、「女子は4回転は跳べる規定にない」と言うような解説があって。

それって何?男女差別??

なんて、思ってしまいました。

素人目には、素晴らしいシェルバコワ&トゥルソワの演技を見ると、彼女ら二人のライバルって、ネイサン・チェンとか???って思ってしまうので。

先の、フィギュアスケート女子シングル暗黒時代、キム・ヨナから、メドベの時代に、「女子のジャンプは男子より技術低くて当たり前!」のような、先入観が出来てしまったように思えてなりませんが。

(もし、ヨナ選手より浅田真央選手が上位に扱われていれば、こんなヘタレなフィギュア女子の世界には、なってなかったと、残念に思えます。)

かなり昔、日本の男子最高、本田武史選手より、女子トップの浅田真央選手の方が、上のレベルのジャンプを跳べてた時代を経ている私には、奇異に感じる規定。

”女子は男子よりジャンプ技術低くて当たり前!”
と言わんばかりの、理不尽な現フィギュアスケート界の得点ルールは、素晴らしくて目が潰れそうな、二人の女子選手、4回転ルッツ迄をも跳び、華麗に優雅に舞う、シェルバコワ&トゥルソワの登場によって、急ぎ変えられるべき、と素人としては思うばかりです。

目の眩むような才能二人、シェルバコワ&トゥルソワに限って言えば、ジャンプ技術のライバルは、女子より男子にしか見えなくて。というより、今回の二人の演技は、今季、男子世界最高の人より上。(ジャンプなら)

それなのに、なんで、彼女たちが、SPで4回転をやっちゃいけないのか、理解に苦しみます。

女子も、SPで4回転OK、とルールを早急に改変できるように、切に望みます・



その、シェルバコワSP。

フィギュアスケートで、そこまで要求してない、と思うような、手脚の動かし方の美の追求の仕方が他とは一線を画していて。

うっとり。
動きがすべて美しく、詩情あふれる繊細な表現。無垢な個性。

4回転が封印されて、ジャンプ技術以上に、彼女の長い四肢の動かし方、大技と大技の繋ぎの部分も、全て表現と心得た、全てが美の表現であり、そして、彼女が込めた思いが、手脚から伝わってくるような演技。

バレエファンで、彼女を評価しない人は居ないんじゃないかって思った位。

自分的には、4回転が無かった分、氷上で美しくない瞬間がないかのような、洗練された緩やかな動きの高雅な趣に魅了されましたけれど。

FSで4回転ルッツを、これほどの高難度と思わせぬほど、高雅に美しく決めて、自信に満ちたプログラムを披露した時、

やっぱり、この人は、SPから4回転跳べるルールでより伸びやかに花咲いて欲しいと、贅沢な望みを持ちました。

天は2物を与えた、アンナ・シェルバコワ、15歳。

嗚呼、美は正義。

ネイサン・チェンは、身体が軽やかで、あんなやって、学業大丈夫なんだろうかと、余計なお世話な思いも。
ステップではじけていた。

次週は、嵐を呼ぶ男、羽生結弦。





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シェルバコワ登場!

2019-10-20 16:16:07 | Weblog
フィギュアスケートGPアメリカ大会、あのロシア天才美少女の一人、15歳、シェルバコワ嬢が、ついに日曜の地上波・昼放送に、お目見え。

こんな素晴らしい演技が、観られて録画できて嬉しい。
4回転ルッツ2本も女らしく綺麗。リリカルな表現。かなり繊細な雰囲気を持っていて、先々が非常に楽しみなのでした。

※シェルバコワ嬢の演技のインパクトで、競馬の菊花賞が、全然ぽわ~んとしてしか見られなかったけれど、1番人気が沈んで、3番人気、何と武豊騎乗のワールドプレミアが混戦を制して優勝!

ディープインパクト産駒だっけ。
超ベテランのジョッキーが、長く続けることの意義、覇気をみせてくれた。
脱帽。

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影響

2019-10-16 01:30:22 | Weblog
火曜になって、何人かと被災状況に関して話してみたら、どうも、被災したりしなかったりの状況、それぞれなんだな、と知った。

東京都下や、一都3県の住まいで、何の被害もなかった人もいて。

あと、新興住宅地のお金持ちエリアの知合いは、やっぱり被害は、何もなくて。
はあ、そういうもんかと思った。案外差別的?

他、「近くに刑務所があるので、停電しても復旧が早い」とか言ってた人も、いたかもで。

一方、自分は、電車がのろのろ行くので、遅刻した。

被災関係で衝撃だったのは、長野の方で、新幹線の被災の被害が300億!とかいう話。JR東日本だっけ。

ちょっと大きすぎる損失額で。(事前に、他の場所に移せば良かったんか??と思うけど、それも無理目だったのか???)

一方で、長野の方で、ちゃんと河川の堤防の決壊対策を講じていたにも拘らず、今回、想定外があって、決壊し、大きな被害になったっていうエリアがあって。

それもショックだったのと、
やっぱり思った通り、タワマンは、いざ、天災の被災があると、階段使って20階とか、上がらないといけないので、大変そうだった、とか。

あああ、300億が一番ショックだったけど。明日は、電車はちゃんと動いてくれるかしら?

ああ、温暖化。(きっと、これからも、何かありそうで。今回の事を教訓に。)



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ペーター・ハントケ

2019-10-15 01:52:18 | Weblog
ノーベル賞文学賞の2人の内の一人が、ペーター・ハントケだったことを、受賞から大幅に遅れて知った。
(日本人かどうかしか、注目されてない報道だったので。)

この人、日本人には、たぶん、映画『ベルリン・天使の詩』の脚本家として、直近では知られたりしてたかな?
(残念ながら、ここでいい仕事をしたこの映画の監督と、脚本家のペーター・ハントケは、その後の政治問題で袂を分かった、と今回の受賞で知った。

(この『ベルリン天使の詩』は、普通の天使じゃなく、シニカルな意味で、天使になってて、戦争の悪に対して、何もできなかった罪で、天使にされちゃった存在、のような、隠喩のある作品だったと解説してくれた人がいた。)

自分は、ハントケといえば、デビュー頃の作品、戯曲『観客罵倒』で、鮮烈な印象を受けた人。私の超若い頃の話だから、今見たら同じ感想になるとは限らないけど。そのアイデアには度肝抜かれた記憶が。

その後の作品も、タイトルからしてセンスがあって、文学的才能そのものは、申し分ないものがあったのだろうと推察された。

オーストリアとか、セルビアとか、そちら方面の問題に、私は疎く、今回の受賞には、政治的見解の点で、批判があると報じられていて、で、自分的には、無知過ぎて判断できない。なので、政治的な話、判断の事は、度外視した話しか、今は書けないけど。

一方、村上春樹が賞取れないかと、良く取沙汰されるノーベル文学賞だけど、路線が違うんじゃないだろか?

ノーベル文学賞、大江健三郎が受賞した時、評価の対象で挙げられてたのは、「万延元年のフットボール」だった。
(多分、村上春樹より、こういう方が、ノーベル文学賞向きなんじゃないかって、何となく思った。)
(理由は、あえて書かないので、文学に精通してる方々が、その理由、考えて下され。)

「万延元年のフットボール」も、受賞当時、大江作品の中でも、特に日本でそんなに超高評価だった印象はなく、ただ、本当は、大江文学の中核をなす作品とでもいうのか、重要な作品だったんだろうし、作品の価値を正しく判断してくれたのが、海外のノーベル賞の選考委員だったことで、この人たち、伊達じゃない、と思った。

そして、今回はハントケが選ばれて、何となく、文学を見る目、という点では、やはりセンスが光るとだけは、直感的に思った。

ハントケへの批判、政治的な事は、自分みたいな東アジアな人間には、ちゃんと勉強しないと判断できないので、今回はスルー。

ベルリン、といえば、話変わるけど、BS12で金曜19時にやってる「バビロン・ベルリン」というのが、ちょとあざといシーンもあるけど、内容的に、今の所、ちょっと面白いかも。「武則天 The Empress」のような、明るい画像のハデハデ豪華絢爛とは全然違うので、豪華絢爛好きには向くか分らないけれど。

初盤は、戦争前の時代の騒乱のシーンとか、今の時代に見ると、内容的に、ちょっとどっきりした所もあった。

まあ、TVドラマなので、サスペンス調なのかもしれないし、最終回見ないと、ほんとにいいかどうかわかんないけど。とりあえず、他の海外ドラマとは、かなり毛色が違う。

毎度、散漫失敬。




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これから

2019-10-13 18:12:50 | 競馬
台風による被害が、日本の各地に及んで、こんな時に競馬の話も何だけど。

(13日は、意外と、プロ野球CSも、競馬G1秋華賞(京都だから?)も、やっていた。)

【秋華賞】

エスポワールにした人の気持ちはわかる。私も。でもって、撃沈。(なんとなく見かけが、遠めにオルフェーブルに似てる)
距離不安が言われてた1番人気、ダノンファンタジーはやはり来ず。
直線、ぐんぐん伸びて追い込み差したクロノジェネシスが、勝利。終わってみれば、オークスの1着不在の混戦の中、オークスの2,3着馬での決着。でも、自分は全然外れ!(今日は各地災害被害が気になるので、文短めにした。)

【台風被害と、これから】
こないだの千葉の被害が大きかった台風15号だっけ、それと、今回の、全国あっちこっち行った19号の被害、
貴重な教訓も残したのかも、で、

早速、床下浸水、床上浸水した家の掃除の注意点とかが、ネットで出ていた。
災害被害の場合、ネットには誤報もあり得るので、万全ではないけど。

自分も色々知らない話が、今回入ってきて、勉強になったし、何より、夜遅め時間もやってた100均で買った、小さい懐中電灯とか、生活用品がありがたかった。家の常備品だけではない方が、プラスαがあった方が、より良かったりした。

今回、気象庁が大活躍。ついで、自治体、次いで、自衛隊、の順に、報道ニュースの画面にちょいでていたけれど。

逆に、今迄、毎日あれほど出てきていた、安倍晋三とか、菅(官房長官)とか、出なかった。一切、TVのニュースでも、ネットでも、私は見なかった。

災害なので、通常は、このレベルだと政府とか、もう少し出るものなのでは???
ちょっと、官邸の対応が何も出てこないのって、違和感。

(それとも、でても用もないし、邪魔なだけだったとか??)

日本の国力という点でも、温暖化による自然災害がこう多くなると、国庫のお金にもたぶん響くし、別途、国を富ませる政策やらも、必要になるかもしれないし・・。

防衛費とか、もっと抑えられる様に、日本も、もっと外交力を鍛えられないといけないのかも、とか、韓国と無用のケンカしたり、ああいう、中長期的に見て、日本経済にマイナスになりそうな事は、冷静に考えて、やめた方が利口だと思った。


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