珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

高齢者は75歳から

2017年01月11日 | 日々のこと

私たちの水彩画サークルの先生は80代、立派な高齢者だ。

その先生が昨年秋、ご自宅の階段から足を滑らせて肋骨にひびが入った。

それなのに、傷みに耐えながらサークルに出て来られた。

先生、家に帰って安静にしていてくださいと、みんな勧めたが、

「静かにしていれば大丈夫」と言って、いつものように私たちの描いている絵を見て回る。

ところが、私たちのところに回って来られた時、うっかり咳をしてしまった。

その後が大変、先生は机にうつぶせたままピクリともしない。

大丈夫ですか?と声をかけても、

傷みに返事もできない、ひたすら耐えている様子だ。

ややしばらくして傷みが去ったのか顔を上げたが、脂汗がにじんでいる。

そんなに痛いのに・・・その後も出て来られた。

それが返って良かったのか、1週ごとに回復して、忘年会のころは傷みは殆どなくなったそうだ。

仕事というほどではないけれど、多少とも責任のある立場が回復を助けたのではないかと思う。

もし、ただ家にいるだけだったら、寝てばかりで足も弱り、老け込んでいたかもしれない。

 

老年医学会が(そんな学会あったんだ)高齢者の定義を

75歳以上に引き上げるべきだと提言したとか。

高齢者になる年齢は人それぞれだと思う。

でも、どこかで線引きして高齢者としなければならないのなら、

そうね、75歳は妥当かな。

 

 

 

 


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