6月22日(土)
今週もなかなか忙しかったのですが、少しだけ時間を見つけて、子どもたちの作品を見てまわりました。
4年生の消防署見学の作文は、なかなか面白いものでした。
I.Hさんは、見学をして見たり聞いたりしたことを、うまくまとめていますね。
「見えました」「あだ名をつけたそうです」「気になります」など、文末を変えることで、見たこと、聞いたこと、思ったことがはっきり分かります。
それに、見出しのつけ方がすばらしい! 読んでみたいと思わせる工夫があります。
M.Aさんは、聞き取りの時、具体的な数字をしっかりと聞いてメモしておいたのでしょう。
「36m」「10何回」「1年間に1万回くらい」「3t」などの数字で、大きさや頻度などがはっきりと伝わりますね。
N.Rさんは、視点がはっきりしているところがいいですね。
見学してすごいなあと思ったことを3つに絞り込み、「○○がすごい!」で見出しをそろえました。
それで新聞の名前も「すごい新聞」です。
4年生は、人権ポスターも掲示してありました。
ポスターは、絵とキャッチコピーで表現するものです。
M.Mさんは、「ごめんね」「いいよ」の言葉がいいですね。
仲直り前は青や紫、仲直り後は赤や黄色を使った色の工夫も効果的でした。
T.Tさんは、思いやりの心を中心に、思いやりオーラが広がってみんなを笑顔に変えていったよ、という構図がすばらしいですね。
「思いやり」というキーワードと絵がぴったり一致しているところも、うまいなあと思います。
ひとつの壁新聞、ひとつのポスターの中に、子どもたちの表現力がきらりと光っています。