Mizuno on Marketing

あるマーケティング研究者の思考と行動

甦らせるパワー

2007-12-10 20:38:10 | Weblog
金曜から土曜にかけての深夜,急にエラーが生じて動かなくなったカラープリンター。今日テクニカルセンターに電話をかけて,修理を依頼。「診るだけでも1万2千円しますが,いいいですか?」といわれて,念のために電源を入れ,印刷してみるとちゃんと動く。はー? ケチのパワーが機械を甦らせたのか・・・。

クラスタリングを,共同研究者の助言にしたがい類似度指標を変えてやり直すと,けっこういい具合に結果が変わった(ように思える)。何でそんなことに気づかなかったか・・・思い詰めると大事なことが見えなくなる。だから,コラボレーションが重要だということだ。一気に進めたいところだが,木曜のセミナーの準備もある・・・。

今日届いた本:

イアン・エアーズ,その数学が戦略を決める,文藝春秋 ・・・データ解析の現実への応用に関する面白そうなエッセイ。訳者が山形浩生氏であるから,タダモノではないと期待している。

新納浩幸,Rで学ぶクラスタ解析,オーム社 ・・・Rのテキストはできる限り買うようにしている。混合モデル(潜在クラス)や特異値分解など,狭義のクラスタリングを超えた内容も含む。

セオドア・レビット,T・レビット マーケティング論,ダイヤモンド社 ・・・マーケティングの古典といえばこれかなと。古典とは,いつか読まねばと思いつつ,いつまでも読まない本のことをいう。

三中信宏,系統樹思考の世界,講談社 ・・・先週土曜の行動計量シンポジウム@統数研での講演を聞いて,著者の博覧強記の世界に関心を持った。進化生物学における統計学は,ありきたりの統計学ではないようだ。

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