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高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

24.5.17 フランスはいつまでニューカレドニアを植民地にしておくのか もう21世紀4分の1過ぎたぞ

2024年05月17日 | 太平洋島嶼国
24.5.17 地球の裏側のフランス帝国は,一体いつまでニューカレドニアを植民地にしておくのか もう21世紀は4分の1過ぎているんだぞ!
https://jp.reuters.com/economy/LR5X5YNJVJLBPFP5SRSP4FKYBA-2024-05-17/

(ロイター紙から写真と文面の一部をお借りしています.)

南太平洋島嶼国の中でニューカレドニアの独立・自立の遅れが際立っている.
ニューカレドニアはフィジーやバヌアツと同様のメラネシアン島嶼の大国である.フィジーは一部トンガ系のポリネシアンも多い.メラネシアンとポリネシアンは肌の色のメラニンの多さで容易に判別できる.
同様に仏領(半分は英領)であったバヌアツは前世紀1980年に独立している.
レストランの食事が英国風にありがちな,いまいちなフィジーなど旧英領の島嶼国と違って,バヌアツの首都ポートビラのレストランの食事は美味しかった記憶がある.
ニューカレドニアは仏領だったこともあり南太平洋大学に参加していなかったので,当方は出張する機会は無かったが,訪問した方からのお話ではレストランのメニューは良く,特に海鮮系の料理は日本人でも十分に満足できるようです.

こういった記事がTVニュースで流れるとメラネシアンは野蛮な印象を与えやすい.乱暴に法律をいじって独立を認めて来なかったフランスは,あの栄光のフランス革命以降の名誉を投げ捨てているように思われる.
21世紀の半ばになっても,歴史の流れに逆らって,いつまでも地球の裏側の海洋などの利権の独占にこだわっていると,グローバル・サウスからの大きな反撃を食らうであろう.
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