私的感想:本/映画

映画や本の感想の個人的備忘録。ネタばれあり。

「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」

2008-06-28 18:49:14 | 映画(あ行)

2008年度作品。アメリカ映画。
伝説のアマゾンの都市から盗まれたという、ヒーリングのパワーや宇宙の神秘を紐解く力を持つというクリスタル・スカル。スカルを神殿に戻したものは神秘のパワーを手にすることができるという。その伝説を信じるソ連軍のエージェント、スパルコはインディを捕らえ、スカルの捜索を強要する。インディは敵から逃れ、クリスタル・スカルを手に入れることが出来るのか?
監督は「宇宙戦争」のスティーヴン・スピルバーグ
出演は「逃亡者」のハリソン・フォード。「エリザベス」のケイト・ブランシェット ら。


インディ・ジョーンズ19年ぶりの新作も楽しい冒険活劇に仕上がっている。
ハリソン・フォード演じる老いたインディも、歳を感じさせないほど元気よく動き回り、アクションに参加している。アクションシーンは各所に盛り込まれていてテンポもよく、スピルバーグだけあって、見せ方も上手い上にアイデアもすばらしい。
またアクションのみならず、エピソードも盛り上がるように組み立てられているのがよくわかり、エンタメに徹しているのがよく伝わる。

しかし「最後の聖戦」を除くインディ・ジョーンズシリーズがそうであるように、この映画にはさほど心惹かれるものがなかった。いい部分はあるけれど、僕の心が踊るほどでもない。
その理由は結局物語に深みがないからだろう、と思う。ふうん、すごいね、の一言で終わってしまうため、心に引っかかるものがなく、ほとんど後には何も残らない。

前々から思っていたことだが、このシリーズは、というかジョージ・ルーカスが関わる作品は僕の波長と合わないようである。
それをわかっているにもかかわらず、見に行ってしまうミーハーな自分が少しだけ悲しい。

評価:★★(満点は★★★★★)


そのほかのインディ・ジョーンズシリーズ感想
 「レイダース 失われたアーク《聖櫃》」
 「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」
 「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」


出演者の関連作品感想:
・ケイト・ブランシェット出演作
 「アイム・ノット・ゼア」
 「あるスキャンダルの覚え書き」
 「エリザベス」
 「エリザベス:ゴールデン・エイジ」
 「バベル」
・シャイア・ラブーフ出演作
 「トランスフォーマー」
 「ボビー」

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