クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

今日はお留守番

2010-03-31 06:12:37 | ネコ
冬至から早3ヶ月余、日の出が早くなり5時半頃には外は明るい。居間のカーテンを開けると、早速クーがパソコンテーブルの上に登り、庭の様子を見だした。庭には小鳥も姿を見せ、木の枝に止まって遊んでいる。
今日は晴れ。寒さも和らぎ、気温も少し上がり、春らしい1日になるとの天気予報。そこで、春を見に出掛けようと思う。遠くへは行かぬ。一昨日時刻表の鉄道地図を見ていると、多摩地区の鉄道でも、まだ乗った事がない路線や区間が幾つかあった。その路線を乗りながら、春の風景をカメラに収めようと。多摩センターへ京王線で行き、多摩モノレールで立川に、中央線の高架になった区間を通って武蔵境に。我家から数㎞しか離れていないのに乗るチャンスがなかった、西武多摩川線で終点の是政(府中市)迄乗り、折り返して多磨駅で下車して、味の素スタジアムや調布飛行場のある旧関東村の横を走る京王バスで調布駅へ戻るコースだ。モノレールの多摩川鉄橋付近からは、桜も見られるだろう。
クーたんとココ君は、お母さんの帰って来る迄の一寸の間お留守番となる。きっと良い子でお留守番をしていてくれるだろう。

ワン・ニャン憲法

2010-03-30 06:30:23 | ネコ
東京新聞(中日新聞)の月曜日夕刊には、ペットの頁が設けられている。昨日その頁を読んでいると、環境省が「住宅密集地における犬猫の適正飼養ガイドライン」を発表したと書かれてあった。早速パソコンで検索。環境省のホームページから「動物愛護と適切な管理 人と動物の共生をめざして」と進み、その中の「住宅密集地における犬猫の適正飼養ガイドライン」を呼んでみた。このガイドラインは本年2月に発表されたものだ。お役所の仕事としては大変に良く出来ている。ここで言う「住宅密集地」とは、北海道のラベンダー畑等のように住宅が数百㍍間隔で点在するような場所以外の、山村であってもとして何個かの住宅が固まっている場所も差すのである。
我々がワン・ニャンと共に暮らす場合の留意点を事細かく書かれてある。また、地域ねこの問題についての記述もある。動物アレルギーや年老いたワン・ニャンへの対処方法も。最初の頁には、犬猫を飼う時の一番心に留めておかねばならぬ「命を持ったものであり、終生共に暮らすと言う決心が必要」と言う事も述べている。印刷すればA4版24ページになる。これは正しくわん・ニャン憲法である。是非1度ご覧戴きたい。このブログのサイドバーの、ブックマークからも入れるようにしておいた。ご家族全員で読まれる事を願う次第である。(愛犬・愛猫家にとっては当たり前の事かも知れぬが)

おもちゃ

2010-03-29 06:03:26 | ネコ
今朝も寒い朝である。先程室内の温度計は、14度を切っていた。早速温風器のスイッチを入れる。クーは夜食を食べた後自分の寝室に戻らず、本箱の上で寝ていたようだ。もっとも、極上の毛皮を着ており、野良さんのように外で過ごす訳でもなく、この程度の寒さなら平気なのであろう。人間の方が寒く感じる。しかし、この寒さ何時まで続くのだろうか。咲き掛けた桜も桃も残りの蕾は開かずにいる。「春よ来い、早く来い」と言いたいのは僕だけではないだろう。
今日の写真は、先日テーブルに登ったココが、たまたま置いてあった、針金入りのビニール紐を見付けて、チョチョイと手遊びを始める寸前のスナップである。ココはこの紐で遊ぶのが大好き。フランスパンの袋から、ビニールの保存袋がテーブルに落ちたり、俎板の横にこれを置いてフランスパンを切っていると、調理台に上がって僕の手元を見詰め、素早く紐を咥え去ってしまうのだ。
紐は手遊びをしたり、蹴飛ばして遠くに投げて、全力で取りに行ったりと、実に楽しそうに遊ぶ。幼い子供と同じで、買い与えたおもちゃよりも、こんな物の方が良く遊ぶのである。

温かいわね

2010-03-28 05:58:47 | ネコ
昨日、先程投稿した桃の花を写していると、孫が庭に出て来た。桃木の前で孫の写真を撮っていると、居間のカーテンをくぐりクーが。そして盛んに僕と孫を呼ぶ。それは「コー君温かいわね」と言っているようであり、孫はクーのところに行き「クーちゃ~ん」とガラス戸越に手を出した。クーも孫の手を舐める仕草を見せた。優しい気持ちを持つクーは、孫が追い掛けたり、尻尾に触ったりしなければ、近寄っても怒る事はしない。
孫もこの1年で、心身共に大きく成長し、ねことの接し方も優しくなって来た。4月になると幼稚園に入園する。幼稚園に行けば、新しい知識をどんどん吸収し、また成長し、弟のマーへの接し方も変わるに違いない。
息子夫婦が結婚後同じ屋敷内の、スープの冷めない所に住んでくれたのはありがたい事であり、それが出来る家を建ててくれた、今は亡き両親にも感謝をしている。
我家の周りには小さな子供が沢山居る。明るい内は絶えず子供の声が聞こえ、時には母親に叱られての泣き声も。その声を僕は煩いとは思わない。子供の声がする街、それは活気がある証拠だろう。今日も地響きのような、孫が階段を駆け下りる足音が響き始めるが、クーもココも慣れてしまい、最近は全く驚かなくなったのである。

桃の花が咲いた

2010-03-28 05:16:56 | Weblog
桃の花が咲いた。この木は我家の記念樹の1つ。初孫の誕生を記念して植えたのである。今年も真っ赤な花を咲かせた。孫が成人式を迎える頃には、幹はもう1回り太くなるだろう。

お山の大将-2

2010-03-27 06:08:40 | ネコ
花冷えの寒さで、体の左半身の腰の鈍痛と腕の痺れが続いており、花粉の影響で、鼻がグジュグジュ、目も痒い状態が。今日は簡単ブログ。
昨夜揃って夜食を食べたクーとココ。クーは何時ものように洗い桶から水を飲み、順番を待つココは、冷蔵庫の天辺に上がっていた。その表情が如何にも誇らしげで「お山の大将我一人」と見えたので、パチリをした次第。
我家の花桃も蕾を大きく膨らませており、今日には咲き始めるだろう。明日はブログで写真をお見せしよう。

アルトの声で

2010-03-26 05:57:56 | ネコ
ねこに全く関心がなかった頃、発情期の夜中、我家の庭や近所で、ねこ同士の喧嘩をする声が聞こえると「こんな時間に騒ぎやがって煩せー」と舌打ちをしたものである。
クーを家に入れ、その甘えた声を聞くと、ホイホイと言う事を聞いてしまうようになった。クーの声の音域はアルトで美しく澄んだ声。ねこは声で感情表現をする事も、クーによって教えられた。クーと一緒の生活を始めた頃は、ねこ音痴そのもの。何も知らなかった。人に文句を言う時も一寸高い声で言う。
一方ココは、だみ声のベース。声の質が1ニャン、1ニャン全く違う事を知ったのは、ココの声を聞いてからである。ココはご飯をねだる時以外、あまり喋って感情表現をしない。声に出すよりも行動である。家内が夕食の支度をしている時、エプロンに爪を立てたり、肩に飛び乗るのは「ぼくと遊んで」の要求。カリカリのお代わりも、カリカリを入れた容器を床に落とす。
この2にゃんは性格も、仕草も全く違う。同じなのは家族を愛している事だ。

何とか成るは

2010-03-25 06:41:37 | Weblog
32年前の今日は土曜日であった。教会の暦では復活日前土曜日。翌日の復活祭の準備で一番忙しい日。そんな日の午後、僕達夫婦は周りの方の迷惑をも顧みず、結婚式を東京・成城の教会で挙げた。教会の暦では、復活祭前の40日は修養の期間と定められ、結婚式のようなお祝い事はしない習慣があるが、前日の午後からは、復活日に入ったと見なしOKとなる。
この32年間僕は家事・育児に全く手を出さず、世の亭主族の中では最低だろう。結婚と同時に母と同居。それ故家内と母に全てを任せ、息子のオムツ替えすらしなかった。家内は姑である母に気を使っただろうが、そんな事は表に出さず、僕は嫁姑の関係で悩む事はなかった。母が天に召されたのは16年前の4月。母の看病=介護も肩肘張らず自然体で行っていた。今の若い女性なら悲鳴を挙げるかも知れぬ。彼女を見ていると『何とか成るは』と言う、前向きの気持ちが強く出ている。その源は健康である。兎に角病気で寝込んだ事がない。
クーを拾った日、お向かいの車庫から抱いて家に入れ、その可愛い寝顔を見ている内に魅了され、元気に育つようにとクー名付けたのも家内である。日常の世話は自分の負担と成るのに「何とか成るは」で乗り切り、ココの写真を見て、僕が応募に手を挙げ・決まった時も、一緒に喜んでくれ、年末の忙しい最中一緒に神戸へ出かけたのである。
息子が世帯を持った今、夫婦の慰めはクーとココである。年金生活になり収入はかなり減ったが、何とか成るはと家計の事は僕の耳には入らない。面と向かって言うのは気恥ずかしいが、「K子ありがとう。これからもよろしく」と。
今日の写真はすくい飲みをしているココを見守るクーである。

お邪魔虫

2010-03-24 05:29:00 | ネコ
ココはチビニャンの頃から今に至る迄全く変わらず、好奇心の塊り。と言うよりも、好奇心がねこの毛皮を着ているのである。今もブログを書くのでキーボードを打つ音が聞こえると、台所の電子レンジの上から大きな足音を立てて、パソコンディスクにやって来て「ネーお父さん何やってんの」と僕の顔を覗き込み、モニターの前に立ち塞がった。
家内が台所で夫婦の夕食の支度を始めると、家内の足元に擦り寄り、調理台に上がり、食材を一つ一つ確認する。火を使っているので危なくて仕方がないが、ココ本人はそんな事は全く気にしていない。昨夜も家内に何回も叱られても、家内の側から離れる気配がなかった。居間で見ている僕もハラハラである。そこで秘密兵器を持ち出し、誘き寄せる事にした。おもちゃのネズミの頭にマタタビの粉を擦り付けたのである。ネズミを見付けたココは、居間に戻り、振られているネズミを取ろうとする。ココの鼻先に落とせば、効果てきめん。マタタビの匂いに酔い、一人遊びに夢中となったのである。本箱の上に伏せて見ていたクーは「ココ君如何なっちたの?」と怪訝そうな顔をしていたのだ。

猫の耳に念仏

2010-03-23 06:08:34 | ネコ
居間の書棚の電話機の前には、幅20㎝長さ50cm程の空間があり、クーとココが止まり木として使っている。クーは床から1m位飛び上がって乗るが、ココはオチビの頃からの習慣で、ソファーの肘付き一旦乗ってから、エイヤーと勢いをつけてから飛び移る。勢いが付いているので、体が前傾になり、前足でダイヤルボタンを押してしまう。時には両足でボタンを踏むので、電話機はねこの悪戯とは感知せず、登録された宛先を選択し、信号を発信してしまい、ピロピロピヤと発信音が鳴り出す。こうなると、人の手で一々中止ボタンを押さなくてはならない。ココはまた、電話機の奥に置かれた書類で遊ぼうとしたり、ファックス用紙にじゃれようと、わざと電話機に乗る事も。
近くで見ていて、肘付きに乗るとココの次の行動が読めるので「電話機に登るな」と注意するのであるが、『猫の耳に念仏』で無視し、飛び上がる。ファックスを受信し、印刷を始めると、遠くに居てもすっ飛んで来て、電話機に登って興味津々と言う顔で、出て来る用紙を手で押さえようとする事も。
3歳を過ぎた今も何にでも好奇心一杯なココなのである。