今日はじめじめ、暑い暑い。おまけにトラブルあり。PMAですがコンニチワ
さて、今回は「恐怖の隣人」(伝聞)の話を。
恐怖:妙なタイミング
壁の薄い集合住宅は、隣の部屋の音がほぼ筒抜けになる。
ある日、明らかに隣の部屋の住人は風呂に入っていた。
ちょうどこちら側も風呂に入る時間だったので入ろうと、風呂場の
ドアを「がちゃり」。
すると、そのタイミングで隣の住人は風呂からあがったようだ。
その日は「たまたまタイミングかぶっただけだよなぁ」と
気にもとめなかった。
・・・
・・・・
・・・・・・が。
次の日もまた、風呂に入るときに、隣の住人が風呂から上がる。
しかも音からして慌てているようだ・・・
「妙な偶然もあるな」位にしか思わなかった。
3日目、4日目、5日目・・・・・
なぜかこちらが風呂に入るのと隣人が慌てたように出て行く
タイミングが重なる。
「おかしい」。
なにかがおかしいと感じ、自分が風呂をあがった後に
聞き耳をたててみることにした。
いつものように風呂に入ると慌てたように出て行く隣人。
そして、こちらが風呂を出ると・・・・
なぜかそのドアを開けるタイミングで隣人が風呂に入ってきたようだ。
おかしい・・・
こちらの様子をうかがっているのか?
謎の行動をとる隣人になにやら気持ちの悪いものを感じた。
そんな日々が続いたある日。
電話をしに自分の部屋に行くと、壁をはさんだ向こう側
の部屋に、隣の住人が入ってくる気配、仕事から帰ってくると
なぜか玄関のドアをあける、逐一行動を監視されているような
そんな気持ちになる。
そして。
その日は朝から出かけるためにいろいろ支度をし、
時間になったので玄関へ向かった。
すると、明らかに自分とは違う足音が玄関に向かっている!
ドアを開ける。
外に出る。
・・・・・・・・ガチャリ
ほぼ同時に隣の部屋の玄関が開いた・・・・。
そこから首だけを覗かせ頭のてっぺんから
足の先まで眺め回すその目・・・
太陽の光の恩恵を受けていないのか肌は青白く
薄暗い部屋の中で浮き上がり、その青白い顔の
中で、目だけがらんらんと光っているかのような錯覚を覚える。
あまりの気持ち悪さに立ちすくんでいると
またドアを閉め、部屋の中に戻っていった。
――隣の部屋には魔物が住んでいる――
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えー、聞いた話をまとめた上で、ちょいと脚色もいれて
書いてみましたが、どんなもんですかな。
「つまんねーぞゴルァ!」とか「とりあえずやめとけ」
とかそんな感じでいいんで
コメントよろしく(爆)