唐茄子はカボチャ

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3月のライオン 6 / 羽海野チカ

2011年07月22日 | 
3月のライオン 6 (ジェッツコミックス)
羽海野チカ
白泉社


単行本になったら必ず買うマンガははじめの一歩と、ガンダムオリジンとこの3月のライオンぐらいか・・・あ、一応アオイホノオも買ってました。吼えよペンを読んでいなかったら羽海野チカさんって知らなかったしなあ・・・
一歩はもう宮田戦が無しになってから惰性マンネリから抜け出せなくて落としどころに苦労してるみたいだし、ガンダムも面白いけどある意味惰性な気きもするし。次を早く読みたくて発売を心待ちにしているのは3月のライオンだけです。
他にどんなマンガがあるのかもぜんぜん知らないけれど・・・
そういえば、ガンダムは連載は終わったみたいですね。お疲れ様でした。

3月のライオンはこれからどう進んでどう終わっていくのかすごく楽しみなんだけど、同時に終わってほしくない作品です。ぜんぜん終わりそうな気配はないですけどね。だけド、ヒカルの碁みたいにさくっと無理やり終わっちゃうこともあるし・・・どこで落とすのかは腕の見せ所ですね。

登場人物たちの心模様が描かれていてとても良いです。特にこの巻は、学校でいじめられているひなちゃん(かわいい!)をどう救うのか、答えが見つけられないままあがくれいくんがとてもいいです。ももちゃんがちょっと出番が少なかったけど、それでもポイントでポッをでてあふれんばかりのかわいさオーラを出しています。

一人ぼっちの修学旅行、れいくんの登場はどらまですねえ・・・あんなことされたら女の子は・・・お日さまにあたったちょっと汗ばんだひなちゃんの髪の毛のにおいまで伝わってきそうな・・・。

あとは心友君の病気エピソードですね。心友君の将棋にかける並々ならない意気込みのウラが見えてきて、その2つのことがれい君を人間的にも棋士としても一つ乗り越えさせたような気がします。

ヒナちゃんに寄せる助けたい気持ちとか、あかりさんに自分の心をさらけ出すところとか、そして、大きな対戦を前にした心友君・・・は失礼ですかね二階堂君に「お前なら大丈夫だ!」と、不安な気持ちを落ち着かせるところとかれい君の成長が伺える6巻です。一歩みたいに100巻近くなってもまだ日本チャンピオンみたいな引っ張り方はする必要ないけれど、長く続いてほしいなあ・・・

みんなが身近にいる人みたいに感じるってすばらしい。だからこそ、この先、どういう人生を歩んでいくのか、とても気になります。


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